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大暑号 -今日は旧暦 6月10日です-

夏の土用は、現在では正式には太陽経度が117度になった日から立
秋の前日までをいうそうです。
今年は新暦20日が夏の土用の入りで8月7日までということになり
ます。

土用の間は土仕事は慎みましょうといいますが、都合のいいことに、
その間も夏の場合、「卯、辰、申」の日は「間日」と言われ、それは免
れるそうです。
とはいえ、梅雨明けの段取りを立て直す時期、そうこだわってもいら
れないのが現状でしょうね。

最近、土と対面することが多くなりました。
かの斑鳩の棟梁、(故)西岡氏はじめ、多くの先人たちが、土を知れ
と言い残しておられます。
いろんなものを追求すると、必ず「土」に行き着きます。すべての基
本なのです。

残念ながら陸上の生物は、海水をそのまま飲むと、かえって生命に危
険が及ぶそうですが、土を通ってろ過された水は、多くのミネラルを含
み、木や草、昆虫、鳥獣、そして人間にはなくてはならない存在です。

一般に人は死ねば土にかえり、そこから新しい命がまた芽生えます。
私よりも人生の先輩が多くこのメールを読んでいただいており、恐縮
ですが、私も必ず死にます。そして土になります。「千の風」になれる
かどうかしれませんが。
先日、永六輔氏の「大往生(岩波書店)」を古本屋で見つけ、生き方
について考える毎日です。
(大工風)


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      ■■ 催し物のお知らせ/掲示板 ■■
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▼昨日、行われた、四日市市の「こっこ保育園」内の「子育て支援棟」
の「三和土(たたき)」工事。
私も参加しておりましたが、日差しも強く、蒸し暑い一日でした。
今回世話役の晴吉さんからのお礼のことばです。
(以下原文のまま)
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7/22 晴天 コッコ保育園

本日、コッコ保育園のたたきに参加していただいた皆さん
暑い中本当にご苦労様でした。
皆さんの気合が、おてんとうさまに届いたようで
予想以上に回復してくれました。 汗‘‘‘!

何とかメインの土間だけでも、できればいいなあと園長さんと
も、話していたんですが、なんと広縁+犬走りまで!
最後に乗りかかった船だからな~!
と一言、蒼築舎さんの言葉に本当に皆さんの力が一つになって 
素晴らしいラストスパートでした。

菰野のほうでも近所の人が集まって、草刈や、掃除などをする
事を出合いと言います。
このところのお手伝いのお願いもそんな普通なご近所どうしの
ような集まりになっていくといいなあ、そしてそこで初めて出
会う方もいるだろうし、久しぶりに出会う方もあるだろう、い
い出合いになればなあと思います。

〈皆さんの想いがぎっしり詰まったあの建物には、
毎日、小さい子供を連れたお母さん達が集ってきます。
多い日にはあの中に60組!
ほとんどの方があんなに素朴な建物には触れた事が無いと思う
のですが、意識の奥底にある、人としての、日本人としての心
が、みなさんに呼びかけているのではないかと思います。この
子と心安らぐ場所に居たいと!〉

で、つぎは、カマドつくりです。
なにとぞ宜しくお願いします!!
本当にご苦労様でした。

担当 晴吉
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以上です。かまどの会として、放っておけない状況ですね(笑)。
みなさんお疲れさまでした。
まだ訪れたことのない方、是非次の機会にでも!

晴吉さん、園長さん、はじめ関係者のみなさん。
ありがとうございました。

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▼7/28・29
「Oさんちの『三和土(たたき)』」
(三重県大紀(たいき)町)

またまた「三和土(たたき)ワークショップ」!

前回は雨のため中断した続きです。
こちらも受講生(笑)というか、ボランティア(本音?)を募集してい
ます。
前記の「こっこ保育園」とも「荒壁、三和土」などをきっかけに行き来
が始まりました。
指導は、左官のKさん(和歌山県龍神村(現=田辺市))。

人数把握のため、参加ご希望のかたは、Oさんまでご連絡ください。
その際「かまどメールを見た」と言っていただけるとわかりやすいです。

<予定(小雨決行)>
日 時  7月28日(土)・29日(日)
場 所  度会郡大紀町崎
集 合  8時半ころ~
連絡、問合せ先=Oさん

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---★次回かまどの会は8月19日(旧暦七夕)です★---
詳細は次号(立秋号)にて!!
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先日、友人からメールが届きました。
「米国暮らしが長かった知人に、年齢は、心の持ち次第。日本人や日
本の文化は、年を取り、(人間としても)早く老成することに重きを置
きすぎる。 一方の米国は、いつまでも若くあること、子供心を忘れな
いことに価値を置く文化で、 少年少女のようなはつらつさを持った高
齢者が結構いると指摘された」というのです。
「このお国柄も、極端すぎるのは考えものだけども、悩むこと、夢を
探し追いかけることに年齢制限はなく、周囲が大人になり、さらに老い
ていくスピードに合わせなくてもいいのだ…」と友人は締めくくってお
りました。
アメリカ文化を一概に日本に当てはめることに抵抗があるのですが、
こればかりは、なにか心解きほぐされたのです。

暦の上ではあと半月で秋。
日はどんどん短くなっていきます。
今年もそうして終わっていきます。
土用の真っ最中ですが、今度はOさんちで土を叩いて、一緒に人生
について考えてみませんか??(苦笑)
(大工風)
# by uneme_tayuu | 2007-07-23 08:26 | 暮らし暦 | Comments(0)

小暑号 -今日は旧暦 5月23日です-

 夏の日は 道ゆく人も松陰に 
  
    いゆきよりつつ 涼みてぞゆく

                  本居 宣長(鈴屋集)

今年は梅雨らしい長雨も少なく、いつに間にか夏がにじり寄って
来たような感じがします。けれど、まだまだ夕暮れ時の風は涼しいし
蝉の合唱もはじまったばかり、私などはむしろふっと漂ってくる
蚊取線香の匂いに「夏」を感じてしまいます。これも一種の文明病
かな?
庭に目をやると、アジサイの花は盛りを過ぎ、常夏とも呼ばれる
撫子の花がゆらゆら風に揺れています。その横では桔梗、女郎花
が咲いて、あれっ、あれあれ?これって秋の七草のうちの三つ
じゃないですか。さすがに萩・葛・薄・藤袴はまだだけれど、
花もうっかり夏をやり過ごしたと思ったんでしょうか。暑いのは
どうも苦手なので、私も暑さをうっかりやり過ごせるといいのだ
けれど、そういうわけにもいかないんだろうなぁ。こんな、ちょっと
暑いこのごろを二十四節気で小暑といいます。少々暑いです、
なんてお寒いオヤジギャグではとても乗り切れないほどの
暑さが控えています。小暑の後にはもれなく全員に大暑が
付いてくるわけでありまして、格差は広がれど季節の巡りは
皆様に平等にふりそそぐのでございます(合掌)。これは昔から
変わらないことです。 
変わったことといえば、最近は松の木も少なくなって、
冒頭の宣長さんの歌のように松の木陰で涼みつつなんて風情も
いつの間にか消え去ってしまいました。昔日の東海道には広重の
版画にもあるように松の木立が続いていたそうな・・・。
 
失はれた風景に心をよせつつ、気の利いた締めくくりの言葉が
浮かばず苦悶する大工夫が今回の暦メールの担当でした。


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      ■■  催し物のお知らせ  ■■
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■Oさんち、三和土(たたき)(7/15、16)/大紀町■

7月15日(日)・16日(祝)  午前9時集合

第二回 三和土ワークショップ 
           於 度会郡大紀町崎
  
  前回雨で休止になった続きをまた懲りずに叩きます。
  指導はまたしても龍神村の左官Kさん。
  はじめに三和土の解説・作業手順の説明をしますので、
  なるべく集合時間厳守でお願いします。
  人数把握のため、参加を希望する方は連絡をお願いします。
         
主催・連絡先  Oさん
    
現場へのゆき方 42号線を「沼ケ野」交差点で左折、
           はじめのY字路を右へ、二つ目のY字路
           を左へ、あとは直進5分です。

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■こっこ保育園、三和土(たたき)(7月22日)/四日市市■

7月22日(日)
先日、えつり、荒壁のワークショップをした、四日市の「こっこ保育園
子育て支援棟」。
この土間の三和土(たたき)工事ワークショップを、行います。
北で南で、たたき、たたき、と、凄い事になってきました(笑)。
私もぜひ参加しようと思ってます。
皆さんもぜひ!ガンガン叩きましょう!

主催者=こっこ保育園
指導=蒼築舎
協力=晴吉、保育園保護者ほか
連絡先=晴吉 
      waounihonkenchiku@yahoo.co.jp

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■映画『Watch with Me ~卒業写真~』 映画監督を囲んでの懇親会■

前回かまどメールでご紹介した映画『Watch with Me ~卒業写真~』が
今月14日から公開されるにあたり、
瀬木監督が皆様の前で舞台挨拶に立ちます。
舞台挨拶があるのは、7月15日(日)13時~中映シネマックス上映の
映画です。
またその日は、夕刻から、瀬木監督を囲んでの懇親会も開催されます。

卒業写真を観て感動されたあなた!
映画に関心のあるあなた!
芸能界に興味のあるあなた!
三重県出身の映画監督と直接会って、お話してみませんか?
               記
【日 時】 7月15日(日) 17:00 ~ 19:00
【場 所】 本町プラザ1階 四日市市本町9-8
                 http://www.city.yokkaichi.mie.jp/gakusyu/access.htm
【会 費】 3,000円(ドリンク・軽食付き)
※ 駐車場は60台分あります。お酒を飲まれる方のお車でのご来場は
  お控えください。
※ お問い合わせ等は、かまど管理人まで

◇ お詫び ◇
前回お知らせした津市 大門シネマでの公開予定日が間違っていました。
正しくは、8月18日(土)からです(訂正前 7月14日(火)から)。
なお、大門シネマ、中映シネマックスとも上映期間は2週間の予定です。
# by uneme_tayuu | 2007-07-07 08:51 | 暮らし暦 | Comments(0)

住み着いた野良猫

愛猫が居なくなってから早半年。
しばらくは、思い出を胸にいだき、孤独に生きようと決めていたのに
世の中そんなに甘くはない。

時をおかずして居ついた猫のくつろぐ姿をみていると
やっぱり、どんな猫でも、猫であるだけで愛しいと思ってしまう
悲しい性。
住み着いた野良猫_f0044728_15483095.jpg

恐らく、子を宿しているなど、思いもしなかったであろう
まだ成長しきれていない小さな身体をして
えさを与えると、日に日にお腹だけが膨らんでいったトラ猫。

2ヶ月足らずでわが子を産み、
育みながら大人へと成長した親猫と
生後50日、いつしか親と瓜二つの、立派なトラとなった子猫。

住み着いた野良猫_f0044728_1685376.jpg

彼らに、ここは終の棲家となるのだろうか?
# by uneme_tayuu | 2007-06-30 16:10 | 愛猫 | Comments(8)

夏至号 -今日は旧暦 5月8日です-

夏至とは「日長きこと至る(きわまる)」という意味。
つまり「1年で最も昼の時間が長い日」とされています。
これは太陽が最も北(北回帰線)に位置することによって起きる
現象で、太陽高度が最も高くなる夏至を過ぎると、本格的な夏が
始まる・・・という訳です。

*
太陽高度といえば、思い出すのが小学校の理科の授業でやった観測。
透明な半球型の観測器(?)を校庭に置き、時間ごとに太陽の位置
を記していく、というものでした。

照りつける太陽の下、校庭の片隅に置いた透明な球体を覗き込んで
印をつける・・・
地味な作業でありながら、太陽の位置をつなげるときれいな曲線を
描き、半球の頂点に来るのが面白かったこと、
そして“透明半球”の形と質感が妙に印象に残っています。

「今、自分はこうして透明半球に印をつけているけれど、
実はこの地球に大きな透明半球がかぶせられていて、大きな誰かが
覗き込んでいるんじゃないんだろうか?」と想像し、ひとりでSF
チックな気分になっていたものです。

*
夏至の頃の太陽は、頭の真上から強い陽射しを浴びせます。
そんな太陽を見上げる時、大きな透明半球から覗く誰かと目が合う
んじゃないか、と大人になった今も思うことがあります。

*
暦どおり、夏のような暑さが続く今日この頃。
晴れた日は帽子を忘れずに。みなさまお身体ご自愛くださいませ。

今回の暦メールは yokoが担当しました。

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■映画『Watch with Me ~卒業写真~』の割引チケットあります■

地元三重県出身の瀬木直貴監督の最新作です。
3年前には出身地である四日市市を舞台にした映画『いずれの森か青き
海』を発表し、市内でも随分と話題になりました。
地域コミュニティをモチーフにした作品に定評のある映画監督です。

新作『Watch with Me ~卒業写真~』は6月9日から全国公開されていて
三重県内では
* 7月14日 ~ 四日市中映シネマックス(四日市市)
* 8月14日 ~ 大門シネマ(津市)
で上映の予定です。
その他の地域の方は、申し訳ないですが、下記公式サイトにて確認して
ください。

通常の1,800円のところ1,000円で観ることのできるチケットです。
レイトショー、レディースディなどのサービスと違って、いつでもどの
映画館でもご利用いただけます。

◆ 映画 [Watch with Me~卒業写真~]公式サイト ◆
   http://www.sotsugyo-mov.jp/
◆ 瀬木直貴監督のオフィシャルサイト ◆
   http://soul-boat.com/index.html

チケットのご用命はかまど管理人まで。


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■6/24(日)Oさんちの三和土(タタキ)!(大紀町)■

先日もお伝えしましたが、和歌山県龍神村(田辺市)の左官、
Kさんの指導のもと、工事中のOさんのアトリエの土間
の三和土(たたき)を施工します!
「三和土」とは、土に、石灰と苦汁をまぜ、固めたもので、私
があれこれ説明するより、面白いサイトがありましたので、こ
ちらを参考にされたほうがいいかと思います。
佐賀県で、施工されたものの記録です。
http://www.qr.minka.gr.jp/j24tataki.html

さあ、みんなでたたき棒をつくってみんなで叩こうと思います。
パシパシ!
★建築関係の人にお願い!
あれば、檜の二寸角くらいの切れ端をいくらか持ってきてください。

詳しくは、問い合わせください。
参加のかた、何かしらの方法で連絡ください!
ここ に返信でもOKです。
# by uneme_tayuu | 2007-06-22 15:36 | 暮らし暦 | Comments(0)

もぎたての梅

もぎたての梅_f0044728_10461382.jpg

観賞用の庭木になっていた梅。
色も肌もつややかに美しいのに
じっくりと手にとって見たのは初めてかもしれない。

畑でとれた梅と合わせると20㎏近く収穫できた。
梅林も切り倒され、庭と畑の一部に残るだけの梅の木でこれだけ取れるとは!
軽い驚きを禁じえない。

初めての作業には多すぎる量なので
いろんな人に少しずつおすそ分けし
残りの梅を3.5㎏、3kg、2kg、1.5kgと
それぞれに梅酒、梅ジュース、梅干用とほぼ一日がかりで選別した。

もぎたての梅_f0044728_1046274.jpg

訪れたお客さんが、ままごとみたいな私の作業に
「昔は毎年50kgずつ漬けたもんや」と笑っていた。
軽く受け流しながらも
昔の人の働きに頭の下がる思いがする。


利便性だけが追求され、出来合いのものが当たり前に流通する昨今。
こんな豊かな自然の恵みを今日まで放ったらかしにしていた自分に
少し嫌気が差しもしたが、
目覚めさせてくれたのは「竈の家」と「竈の会」と「御婆ちゃん」。

飲み頃、食べ頃になったとき
そんな話題で盛り上がれる仲間のいることが、今の幸せに繋がっているのだなぁ。
# by uneme_tayuu | 2007-06-18 10:55 | かまど雑記 | Comments(2)

芒種号 -今日は旧暦 4月21日です-

いつも通る裏道の農道。麦が稔り、畑全体が濃い黄金色に美しく
輝いていた。なぜだか小学校の帰り道の麦畑の風景を昨日のよう
に思い出した。春の明るい日差し、むせ返るような青い麦畑。
それ以上の記憶をたぐったけれど線につながらない。あの麦畑の
場所、今はどうなっているのだろうか。

できる限り安心できて環境に優しい食べ物を買おうと心がけてい
るが、大好きな納豆、卵、豆腐、醤油でさえ、輸入の穀物に頼ら
なければ全ての人に行き渡らない現実。生活は便利で快適になっ
たけど、なにか手が届かないようなもどかしい不安をを覚える。

小学生のころ日本の農業技術は世界一と習いました。あれから約
40年。何をどうしたらこうなるのか、世界の経済がこのまま発
展し、快適便利な生活を享受する人が増えれば(それはそれとし
て良いことと思う)私の大好きな卵かけご飯は、玉子と醤油ぬき
になってしまうかも。ああ。

飼料用の米の栽培を始めたとニュースでやっていました。国産木材の
自給率は約20%、使いたい人は増えてきたが、供給面から言えば5
年後に25%にするのがせいぜいのところでしょう。飼料用の米の話、
木材と違い量的に実効性のある方策であることを祈るばかりです。

ぐだぐだ不平不安を書いていてもしょうがないのでこのあたりで
やめときます。続きは次回のかまどの会でやりたいので、お暇で
ど~しようもない人は私の相手をしてチョ~ダイ。

さて、今日は、芒種(ぼうしゅ)。
「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり(暦便覧)。」
稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする
頃という意味だそうです。

以前の穀雨号にありましたが、昔の田植えは6月にしていたという
ことでしたね。芒種の頃に籾を蒔いていたのでしょうか。(二十四
節気は、黄河文明の中で発明されたので、日本の気候とは多少ずれ
があるかもしれませんね。それにかの地ではその頃はアワが主食で、
輪作で冬に麦を植えていたそうです。)

ここで提案したいのですが、かまどの会にお年寄りをお招きして昔
の暮らしについてお話を聞かせていただくというのはいかがでしょ
うか。以前私の山小屋の地主さんのおじいさんに昔の山のこと、林
業のことを聞かせていただき、とても参考になりました。

                  by kuma28

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かまどの会は、今週末6月10日です。
草刈、掃除、修繕などに汗を流して、冷奴を肴にぐびぐびや
りましょう。詳しくはかまどブログでどうぞ。

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大吉日、新築造作、結婚、祝事、土地買入れ、衣類の仕立、
掛合事、普請吉なり
# by uneme_tayuu | 2007-06-06 10:19 | 暮らし暦 | Comments(0)

小満号 -今日は旧暦 4月5日です-

皆さんは、和綿の種というものをご覧になったことがありますか?
私は今年ある人から頂く機会を得て、生まれて初めて和綿の種を
手にました。

「和綿の種って欲しい?」
それまで、綿の種を想像したことすらなかった私は、そんなメールに
ちょっと戸惑い、
そして次に、大地に仁王立ちするスカーレット・オハラを想像しました。
ああ、南部では綿花栽培が盛んだったっけ・・。

しかし、送られてきたそれは、連想するイメージとは驚くほど違って
本当にやわらかな真綿そのものでした。
そして種はその真綿に、とてもとても大切なものとして、しっかりと包まれて
いたのです。
手にした綿の種にちょっぴりうるうる、初めて見る感動の瞬間でした。

そんな私を知ってか知らずか、
かの人は言いました。

“家も食べ物もそうだけど、着ているものが何からどう作られているのか
今は分からなくなっているからね。“


今日、小満は、万物が次第に成長して、天地に満ち始めるという意味です。
庭でも山野でも、植物が実を結ぶために花を咲かせていますね。
畑では麦の穂が黄金色に色づき始め、
水田ではまだか弱そうに見える稲が、しっかり大地に根を張ろうとしています。
私の和綿も立派に成長してくれるとよいのですが・・・。

                       by かまど管理人

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■ 6月竈の会(定例会)のお知らせ ■

贅沢な食材に囲まれていた最近の竈の会ですが、この度会の運営方針を
改めることにしました。それに伴い、会の進行や参加費なども変更します。
これもひとえにかまどの家を気軽に楽しんでいただきたいという
スタッフの想いからです。
どうかご理解くださいますように。

【日 時】  平成19年 6月10日(日) 
       朝から夜まで終日オープン(8:00~22:00)
       お好きな時間にお越しください。
【場 所】  竈の家
【会 費】  参加費500円+強制ではないですが差入れ
【差 入】  アルコール類以外
       野菜、果物、デザート、漬物などほんの少量でかまいません
       調理品、半調理品なども大歓迎です
【定 員】  特に定めず
【道 具】  厚鎌、鋸、草刈機をお持ちでしたらお貸しください

≪暮らしを楽しむ竈の家≫
定例会の日、かまどの家は、朝8時ごろオープンいたします。
昼食は、原点に戻って、おにぎりとお味噌汁。
詳細はその場で決めてその日に買出し、事前準備なしです。
飲み物のアルコール類も、当面は準備を控えることにしました。
飲みたい人は持ち込みOKですので、自前で調達してください。
但し、飲んだら運転しないことを徹底してください。
昼食までの空いた時間、或いは食後の空いた時間で、家を夏仕様に衣替え
します。参加される方はご協力ください。
それ以外はどんな過ごし方をされても自由。
夜まで、時間の許す限り、好きなことをしてゆっくりとお過ごしください。
スタッフはこれから皆さんと一緒に楽しめることを(例えば、和綿の栽培?
有機野菜栽培、梅干・梅酒造り等)
少しずつ考えていくつもりです。

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伝統技術に触れ普段のくらしを見直そう!!
 ■6月24日 「三和土(たたき)ワークショップ」■

むかしの家の土間、土なのになんだか固い、それが三和土(たたき)。
土・石灰・にがりの三つを混ぜあわせトントン叩いてゆきます。
土間以外にもお寺の基壇・相撲の土俵にも使われてきました。
最近はセメントや科学物質入りのまがい物におされて、あまり施工されること
がありません。
でも、ほんとの三和土は歩いても頭に響かず、地熱をやわらかく伝え、室内の
湿度を調節してくれるのです。
今回は四月末に壁付け作業を行った大紀町のOさんのアトリエにて、ふたた
び龍神村より左官職を迎え、三和土のワークショップを行いたいと思います。

なお、「おまけ」として、築250年・権太夫屋敷、古民家再生・ギャラリー
上野屋、荒壁・中塗り仕上げの陶芸家の家、の見学を行います。
それぞれ希望者別に現地に向かいます。

{建築関係の方にお願い}
二寸または一・八寸角桧材・長さ一尺五寸程度・のこぎり・のみ・かんなをお
持ちください。叩き棒を自作しましょう。

★Oさんの方でお弁当は用意したいとのことです。
人数把握のため、参加ご希望のかたは、ご連絡ください。
その際「かまどメールを見た」と言っていただけるとわかりやすいです。

<予定(小雨決行)>
日 時  平成19年6月24日(日)
場 所  度会郡大紀町崎
集 合  八時半頃より随時
   (42号線「沼ケ野」交差点左折した辺りで集合、迎えにゆきます)
# by uneme_tayuu | 2007-05-21 08:59 | 暮らし暦 | Comments(0)

梅酒の古酒

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梅酒の古酒_f0044728_1684570.jpg









2年ほど掃除を続けているが、まだまだ手付かずのところも多い古家。
一人でたまの休みに出向くだけでは追いつかないのが現状だ。
そんな中で一念発起して
新たに手を入れ掃除した箇所で見つけたのがこの古酒、梅酒。

祖母が生前に造った自家製だ。
記された日付は平成3年9月30日なので
おおよそ16年前のもの。

仕掛けた仕事の手を休め
栓を開けると、ふわっとやわらかく匂う梅の香。
ガラスの器に注いでみると
琥珀色に輝く色艶が得も言われずに美しい。
恐る恐る口に含んでみると
16年間熟成させた梅酒は、お酒というよりは
ブランデーに近いコクとまろやかさを備えていた。
原材料の梅はといえば、もちろん家の梅林で取れたものであり、
一粒一粒大切に手でもいだものだ。

祖母が居なくなり、川沿いの梅林もいつしかアパートに変り、
毎年の決まりごとだった梅干づくりも梅酒造りもしなくなってしまった昨今だが
こうして深い香りと熟成された味わいをお楽しんでいると
もう一度昔に戻って手造りしてみたいと思えてくるから不思議だ。
# by uneme_tayuu | 2007-05-15 17:32 | かまど雑記 | Comments(2)

立夏号 -今日は旧暦 3月20日です-

四日市、采女(うねめ)の「かまどの家」から国道1号線を、
南西に約3㎞。ここに、佐佐木信綱記念館があります。
佐佐木信綱氏は「♪卯の花の匂う垣根に~」でお馴染みの唱歌
「夏は来ぬ」の作詞者。

さて、この季節、気温も上がり、お酒のアテには冷奴が食べた
くなり、スーパーの豆腐売り場を眺めるに、「波乗りジョニー」
だとか「男前豆腐」だとか、あまりに衝撃的な名前に圧倒されます。
未だ豆腐に3百円級の出費をする勇気が持てず、この手のもの
を買ったことがなく、ささやかな贅沢ができるだけの懐の余裕が
ほしいなあと。

「木綿豆腐」は、木綿で濾して水分を逃がすのに対して、じゃ
あ「絹ごし豆腐」は絹で濾すのかと思いきや、そのまま水分も一
緒に固めるわけで、その喉ごしが「ツルン」と絹のようだという
ことだとかなんとか…。

私の場合は貧乏性で、夕刻セールの「半額」のシールにつられ
て、そのときの事情で「木綿」も「絹」も買っちゃいます。
 でも大体はみなさん、冷奴には「絹」を選ばれるようですね。

やはり「夏は絹」とはよく言ったもんで。


因みに、この季節、佐佐木信綱記念館などの垣根に咲く「卯の
花(ウツギ)」自体は匂いはほとんどなく、一般にはその咲き誇
る姿を「匂う」と表現したと解されていますが、ここはやはり、
佐佐木氏は豆腐マニアで、夕餉にオカラを煮る匂いに心を寄せた
のでは…と思ってしまう私です。なんか腹減ってきた…。
                     (風)
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▼次回のかまどの会は…6月10日。
なんでも、「夏仕様」への「模様替え」の作業だとか!?
そのあと午後から、ゆっくり飲みましょう!(夜中まで?)
冷奴なんかどうすか?(笑)
詳細は次号にて…。(風)
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▼Oさんちの壁塗り。お疲れさまでした!(4/28~30)
参加のみなさんの協力によりほぼ予定どおりの作業(荒壁つけ・
中塗り材料作り)ができました。土を足でこね、ワラをまぜ、実
際に塗ってみるなかで、「寝かせた土」の力を実感することがで
きました。参加のみなさん、施主のOさん、ありがとうござい
ました。「荒壁土を寝かす」っていう極めて当たり前のことが、
当たり前に行われるようになるといいなと思います。(大工夫)
---------------------------
▼「K大工」が「柴咲コウ」と映画で競演!
かまどの会主要メンバー(笑)の静岡の大工「K氏」が、
「少林サッカー」の続編「少林少女」の静岡ロケで、映画デビュー
を飾る模様!公式かどうかわかりませんが、映画の内容のページを
見つけましたので参考までに!
http://shaolingirl.seesaa.net/
公開の折は皆さん是非観に行きましょう!
因みに彼の役柄は「作業員A」だそうで(笑)。(風)
# by uneme_tayuu | 2007-05-06 22:12 | 暮らし暦 | Comments(0)

雑草という名の草は無い

かまどもこの頃が過ごしやすいよい季節。

徒然に過ごそうと休みごとに通ってみる。
片付けものをしながら、読書をしたり、調べものをしたり、
時にはなにか書きつくるもよし!

だが・・・
現実はそう甘くない。
春先の寒の戻りに無為にくすぶっていた私に比べ
雑草たちのなんと逞しいことか。
寒さも、日照りの悪さも、土壌の悪さも物とせず、
その強い繁殖力で地面一面に葉を広げ、花を咲かせている。

おかげさまで、家に着くと部屋で落ちつくまもなく
草むしりにいそしむこととなった。


その雑草と戦いながら考えた。

雑草という名の草は無いのだ・・、と。
そうして買ってきた山草図鑑で調べてみる。
ハコベ、ナズナ、チチコグサにハハコグサにオオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ・・。
忘れていた懐かしい日本語に再会。
スミレだってタンポポだって探せばいく種類あることか!
ところによってはこんなきれいな白い花の群生まで。
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昨夏に見つけた冥加の新芽も発見!
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気がつくと
じわっと滲むと汗に風が冷たい日の暮れに
春の草むしりもなかなか乙なもの。
# by uneme_tayuu | 2007-04-26 16:52 | かまど雑記 | Comments(10)