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竈の家の家事仕事:2022年12月

庭そうじ 12月 4日(日)10時から16時まで家そうじ 12月10日(土)10時から16時まで都合のつく時間帯のみの参加で結構です。お手伝いいただける方は、作業のできる服装で、直接竈の家までお越しください。

# by uneme_tayuu | 2022-12-02 21:55 | かまど通信 | Comments(0)

小雪号 -今日は旧暦 11月29日です-

「小雪」:わずかながら雪が振り始める時期のこと。寒くなり雨と雪が入り混じって振る時期。日常生活では炬燵を入れたり、鍋の時期を迎えたり、ほうれん草の美味しい時期になりますね。個人的には晩ご飯のあと炬燵でぬくぬくしていると気持ちよすぎてそのまま寝てしまう時期でもあります。コロナ禍がまだまだ続いていますが人の動きはコロナ以前ほどではないですが随分ともどってきた感じがします。私はこの7月に感染しましたが無事に生きているのでこの原稿を書いています。喉がチクッと痛んだのがどうやら感染発症したはじまりだったのだと思います。熱は38度止まりでしたが、喉の痛みが焼けるようにヒリヒリと痛みました。私のまわりでも随分感染した人が増えてきました。無症状でも感染していることもあるそうなので、どこで感染するか、感染させるかわからないし、もう誰も責めたりすることはできない状況なのだと思います。そんな昨今、自分が感染したこともありますが、コロナ禍が急速にひろまった2020年のことを少し思い出しました。感染した人がでてその家に石を投げたり、落書きをしたりいろいろなことが起きていました。自粛警察などと呼ばれる存在まで出ていました。いったいなんの為に、誰のために、と考えてしまう。そんなことを「これが正義だ」となんの疑いもなく行っていた人が2022年の今、コロナに感染していたりするんだろうなあ、と勝手に想像したりします。その「正義」の人はいったい今どんな気持ちなんだろうか。その手から投げた石の感触のことはすっかり忘れているのだろうか。「コロナに感染しちゃってさあ」と軽く話をするのだろうか。その「正義」という免疫が効いてコロナには感染しないのだろうか。そのようなことを思い出しながら私には未経験のある時代のことを思ってみる。おそらく状況的に極めてよく似た状況が起こって居たのでは無いか? と更に想像してみる。「私もその状況下(この場合はコロナ感染ということになります)に入ってしまうかもしれない」この部分の想像力があるかないか、大きな精神的な分岐点ではないだろうかと思います。いつどうなるのかわからない。そんなことを思いついたので書いてみました。明日23日は宮中祭祀のひとつ新嘗祭が行われます。その年に収穫された新穀を感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式が行われます。全国で行われる祭事ですね。伊勢神宮で行われる新嘗祭の記録撮影に行ってきます。新暦ですとあと残り少しということですが旧暦だとまだまだ年の瀬までは月日もたっぷり。炬燵に入ってミカン食べてのんびりしたいですね。静かに暮らせるささやかな幸せを感じながら。小雪の日に 写真師松原

# by uneme_tayuu | 2022-11-22 10:02 | 暮らし暦 | Comments(0)

竈の家の家事仕事:2022年11月

庭そうじ 11月12日(土)10時から16時まで家そうじ 11月27日(日)10時から16時まで都合のつく時間帯のみの参加で結構です。お手伝いいただける方は、作業のできる服装で、直接竈の家までお越しください。

# by uneme_tayuu | 2022-11-09 07:44 | かまど通信 | Comments(0)

立冬号 -今日は旧暦 10月14日です-

~立冬~ 暖かくのどかな日々が続いていますが、暦の上では「冬」に突入です。ついこの間まで、暑い暑いと冷房の効いた場所に逃げ込んでいたのが嘘のようですね。 私事ですが、今夏の初めごろ新しい仕事を請け負うことになり、そのせいで時間の経過が一段と早まり、気が付けば11月といったところです。余暇を全く楽しんでいないと言ったら嘘になりますが、これまでのペースで仕事に、遊びに、とはなかなかいかなくて、時間配分の見直しを迫られています。さて、コロナ禍も3年目、神戸のルミナリエなど中止のままの行事もありますが、京都祇園祭りや、上野の天神祭りや、地元の鯨船など、少しずつ再開される行事も増えてきましたね。一旦止まってしまった行事を再開するにあたっては相当な努力が必要だったと思います。特に子供たちを中心とした地元のお祭りなど、1年、2年のブランクは非常に大きいですからね。私ですら、これまでですと、11月はどこそこのお祭り、12月は○○の公演会、翌1月は△△など、手帳に書き込んでは数か月前から段取りしていたものが、一旦止まってしまうとすっかり意識が遠のいて、いざ思い出して動こうと思っても腰が重くなっていけません。自転車に乗る時の体験によく例えられますが、ずーっとこぎ続けていると楽に乗りこなせられエネルギーの消耗もさほどではないのに、最初にペダルを踏むときの負荷は相当なものです。人間の細胞のスクラップ&ビルドも同じような理由でずっと繰り返されているのだそうですね。ルーティンとか無意識が大切な理由です。 翻って、私の新しい仕事、これも早く手馴れて、自然と頭も身体も動くようになれば疲れを感じにくくなり、他事と調整をつけて上手に生活できると思うのですが、、、今はまだ一日も早くそうなることを願うばかりです。《追記》11月8日(火)夜は「皆既月食」だそうです。同時に「天王星食」も起こり、前回は1580年、次回は2344年だということです。 きれいに見えるといいですね。  By かまど管理人

# by uneme_tayuu | 2022-11-07 20:55 | 暮らし暦 | Comments(0)

霜降号 -今日は旧暦 9月28日です-

「北国や里山では霜が降りはじめる頃」ここ平地では、霜が降りるまでではないものの、朝晩の冷え込みが顕著な日が増えてきましたね。朝目覚めて、温かい布団の心地良さに幸せを感じることもしばしば。コロナ禍で、人が集まる様々な行事の中止・延期・縮小が続いていましたが、今年はそういったものが少しずつ復活してきているようですね。先日は私の地元・四日市市楠町でも3年振りの鯨船まつりが開催されました。祭りの後、保存会に入っている同級生と顔を合わせる機会があり、無事開催されてよかったね、から会話が始まったのですが、コロナ前と同じ様に開催できたのかと聞いてみると、そこはやはり感染防止対策で変更するべきところはあったしいろいろ気疲れしたよ、と。祭り直前はもちろんのこと、事前の会合や練習も、2週間前からの検温・体調管理、祭り当日はお酒をはじめ飲食の振る舞いはなし、休憩の取り方もいろいろ工夫していたようです。未だ終わりが見えないコロナ禍での開催、決断に至るまでには様々な思いがあったことでしょうし、無事終わるまで本当に大変だったでしょう。ただ、伝統的な祭りに携わる人たちからよく聞くのは「祭りの中止によって子供たちの育成の機会を失ってしまうのがこわい」という言葉です。実際この鯨船まつりでも、3年前は70人参加していた子供が今年は40人ほどだったということです。少子化の時代ですので少しずつ減るのは自然なことかもしれませんが、子供の生活サイクルがクラブや習い事などに優先されてしまい、祭りに戻ってこない・入ってこない。これをいかに食い止め祭りを継承していくかはこれからずっと続く大きな課題なのでしょうね。 千鶴子

# by uneme_tayuu | 2022-10-23 09:19 | 暮らし暦 | Comments(0)