本日、かまどの会事務局よりメールマガジン風お知らせメールを発行致しました。
不定期ですが、今後も継続して、竈の家で催されるイベントや最新情報その他を お知らせしていく予定です。 ただし、一般には公開されていません。 健康的で自然にやさしい昔ながらの生活スタイル、自然との共生を考えることができ、 竈のある暮らしを楽しめる方、そんな人たちとの輪を広げていくという かまどの会の趣旨に共感してくださる方をつなげていく大事な場であり、 時には個人名も記載されるからです。 ならばなぜ?と思われるかも知れませんが、同じ気持ちを抱いてみえてもアドレスを知らないがために、ご案内が送れないままで居る方もいらっしゃるわけで、 今回はそのためのお知らせなのです。 もし、この記事を読まれた方で、この会の趣旨に共感し、あるいはもっと交流を深めてみたいと思われた方は、お手数ですが、ここまでお名前とアドレスをお知らせください。 なんだかよくわからないわとおっしゃる方は、しばらくこのブログでお付き合いくださいね。 #
by uneme_tayuu
| 2006-03-15 00:21
| かまど雑記
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心配したとおり雨の音で目覚めた朝。
「朝一番でかまどに行くから」ときのう電話でしゃべっていたメンバーからは「出発遅れた」とメールが入り、なんとなく淋しげに始まるのかと思った。 でも、そのまま沈みこんではいられない。 すぐに気を取り直し、 「飲み始める3時間位前にセットして」と酒屋さんに言われたとおり 生ビールのサーバーをセットするために、少し早めにかまどの家に出向く。 久しぶりの雨戸を開けると、またもや恨めしげな激しい雨の音! ああ嫌だ、せっかくの日なのに!! それでも明るくなった部屋に食卓用の机を並べたり、竈に積もった埃を払ったり、土間を掃除したりしていると、だんだんと気分が乗ってくる。 今日はここに久しぶりに人が集まるんだ! タイミングよく最初の一陣がやってきた。 「あれっまだ誰も来とらんの?」「まー寒いでよ早よ火をおこそに」陽気な声とともにすぐにかまどに火が熾る。「ビール?いいじゃんもうやっちゃおーよ!」これまた手順よくすぐに皆の喉にビールが流れ込む。 そうしているうちに携帯電話が鳴りだし、順に人が増えだす。出遅れたメンバーも到着。 前回泣く泣く不参加だったフードコーディネーターも到着。 ここまでくれば心配はなにもなし。 自然と竈の火加減を見る人、お米を磨ぐ人、野菜を切る人ができてくる。会費を徴収してくれる人もいる。もちろん何もせず炬燵でまるくまって居る人もできてくる。でも誰も文句を言わないし、何も強制などしない。それぞれが思い思いのことをしながら、自然と役割分担ができて、その動きがひとつになってお昼のご飯ができあがる。 私はこの自由さ加減が好きだ。 初めて参加した人でも竈の番を任されちゃんと美味しいご飯が炊ける。 座敷でしゃべるだけの人たちだって目の前にお櫃が置かれれば自然とおにぎりを握るし、土間に七輪とイカ・しいたけが用意されれば土間に居る人たちの中で焼く人が出てくる。 こうして思い思いだけど協力し合って出来たご飯をみんなでいただくというのは本当に美味しい。昨日まで知らぬ同士だった相手ともすぐ仲良くなれるという利点までついてくる。 一瞬にして「同じ釜の飯を食った」もうみんな仲間なのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食事が終わっても宴は続く。竈で、流しで、土間で、座敷で、炬燵で、そこかしこで話し声や笑い声が聞こえる。いつの間にか雨も上がり、というかもうすっかり雨のことなんて忘れていた。一日が夢中で過ぎていた。 気がつけば夜だ。 そういえば一人、一人順番に去っていったな。それぞれに今日であえたことを感謝し、また会う約束をして。 最後に戸を閉めるときはやっぱりちょっと物悲しい。 でも今日は終わっても、同じ気持ちを持つ人たちの輪が確実にひろがった。また次、そしてまたその次。緩やかだけど会を続ける限りその輪は広がっていく。 多分、もう、この会はやめられない。 #
by uneme_tayuu
| 2006-02-26 23:57
| かまど通信
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几帳面に綴った昨年の手帳を取り出してきて、一周年記念をやらねば!と叫んでいたのはいったい誰だったのか?
過ぎてしまえば、熱さ忘れる(?)「かまど記念日」 主をなくした「かまどの家」に、数年ぶりに「火」が入ったのが、昨年の2月13日。 何気に読んだ怪しい大工風ブログでふと我に返る。 #
by uneme_tayuu
| 2006-02-16 22:49
| かまど雑記
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第四回かまどの会を、来る2月26日(日)に開催します。
詳細は以下のとおりです。 参加ご希望の方は、このブログのComments欄に書き込んでいただくか、ここまでお便りください。電話番号をご存知の方は、電話での申し込みも可能です。 日 時 平成18年 2月 26日(日) 午前11時 ~ 午後15時頃 場 所 竈の家 会 費 2,000円程度(その日のメニュー、参加人数により多少異なります) 定 員 20名 最小決行人数 3名 お申し込みは、2月23日までにお願いします。 駐車スペースが限られています。当日の竈担当者優先です。その他の方は、近くの駐車スペースをご案内いたします。 これまでの竈の会の様子は、こちらとこちらとこちらのブログから見ることができます。 お問い合わせもお気軽に♪ #
by uneme_tayuu
| 2006-01-31 08:52
| かまど通信
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それほど辺鄙な田舎でもなく、にぎわう都会でもない。
何の変哲もないふつうの地方都市の外れに これまた取り立てて目立つわけでもない、少々荒れた空き家がある。 7年程主人を持たぬまま世間から忘れ去られたその家に、 一年前のある冬の日、怪しげな大工風職人が数人やってきた。 彼らは勝手口から中へ入ると、早々と目的のものを見つけ、無邪気に声をあげる。 「あ、あるある!」「意外とおっきいね」「よっつもある!」 しばらく嘗めまわすようにじっくり眺め、 それからまたさらに思い思いのことを口にする。 その後、彼らは、管理人である私の不安をよそに その目的のものを自由に且つ大胆に使い出す。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ それが、その家の『竈』に何年振りかで神様が戻った最初の日の様子。 そう、彼らは、私が管理する空き家に古い竈があることを聞きつけていて 竈でご飯が炊けるか試しにきたのだ。 祖母がまだ住んでいたときでさえ、寄り合いごと以外では ほとんど使われることがなかった竈。 本当にご飯が炊けるのか?どうやって炊くのか? みんな試行錯誤だったはずなのに、頬張ったご飯のふっくら美味しかったこと! みんなが味をしめた。一気に夢が膨らんだ。 いつの間にか「竈の会」と称して不定期に人が集まるようにまでなった。 これは、そんな仲間との活動を記録しようと立ち上げたブログです。 #
by uneme_tayuu
| 2006-01-30 08:35
| 竈の家紹介
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