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かまど通信 vol.1

第四回かまどの会を、来る2月26日(日)に開催します。
詳細は以下のとおりです。
参加ご希望の方は、このブログのComments欄に書き込んでいただくか、ここまでお便りください。電話番号をご存知の方は、電話での申し込みも可能です。

日 時  平成18年 2月 26日(日) 午前11時 ~ 午後15時頃
場 所  竈の家
会 費  2,000円程度(その日のメニュー、参加人数により多少異なります)
定 員  20名 最小決行人数 3名

お申し込みは、2月23日までにお願いします。
駐車スペースが限られています。当日の竈担当者優先です。その他の方は、近くの駐車スペースをご案内いたします。

これまでの竈の会の様子は、こちらこちらこちらのブログから見ることができます。
お問い合わせもお気軽に♪
# by uneme_tayuu | 2006-01-31 08:52 | かまど通信 | Comments(3)

ようこそ竈の家へ

それほど辺鄙な田舎でもなく、にぎわう都会でもない。
何の変哲もないふつうの地方都市の外れに
これまた取り立てて目立つわけでもない、少々荒れた空き家がある。

7年程主人を持たぬまま世間から忘れ去られたその家に、
一年前のある冬の日、怪しげな大工風職人が数人やってきた。

彼らは勝手口から中へ入ると、早々と目的のものを見つけ、無邪気に声をあげる。
「あ、あるある!」「意外とおっきいね」「よっつもある!」
しばらく嘗めまわすようにじっくり眺め、
それからまたさらに思い思いのことを口にする。
その後、彼らは、管理人である私の不安をよそに
その目的のものを自由に且つ大胆に使い出す。

・・・・・・・・・・・・・・・・

それが、その家の『竈』に何年振りかで神様が戻った最初の日の様子。

そう、彼らは、私が管理する空き家に古い竈があることを聞きつけていて
竈でご飯が炊けるか試しにきたのだ。

祖母がまだ住んでいたときでさえ、寄り合いごと以外では
ほとんど使われることがなかった竈。
本当にご飯が炊けるのか?どうやって炊くのか?
みんな試行錯誤だったはずなのに、頬張ったご飯のふっくら美味しかったこと!

みんなが味をしめた。一気に夢が膨らんだ。
いつの間にか「竈の会」と称して不定期に人が集まるようにまでなった。

これは、そんな仲間との活動を記録しようと立ち上げたブログです。
# by uneme_tayuu | 2006-01-30 08:35 | 竈の家紹介 | Comments(10)