みなさま、お健やかでお過ごしでしょうか。
今回から時々こちらのコラムを担当することになりました。 気楽に読んでいただければ幸いです。 6月21日は二十四節気の「夏至」。北半球では1年中で昼間 がもっとも長い日です。日本はちょうど「梅雨」のまっただ中で もありますが、この時期、晴れた日は屋外がいつまでも明るく、 不夜城に近い都会にいても、得したような気分になることが多い ものです。 私の郷里である信州・辰野町からは、「蛍」が見ごろを迎えて いるという知らせが届きました。 辰野は東日本有数のゲンジボタルの生息地で、長野県の天然記 念物などに指定されています。この週末からは、町の恒例行事で ある<ほたる祭り>も始まっています。 ゲンジボタルの幼虫は川に住み、カワニナをえさとして成長し ます。きれいな水と、護岸の自然が必要なのです。 東海地方にもホタルの生息地はあります。ちょっと田舎にお住 まいなら、家の近くで見られるという方もいらっしゃるかも。 成虫となって美しい光を放つホタルを眺める時、彼らを育む自 然の豊かさが続くことを願ってやみません。 私事ながら、1年半ほど前から俳句を始めています。 「夏至」「梅雨」「蛍」は夏の季語。 「大蛍ゆらりゆらりと通りけり」(一茶) 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 紘 #
by uneme_tayuu
| 2009-06-21 10:10
| 暮らし暦
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もうすぐ梅雨入りですね。美里の空は今日もどんより曇っていました。
みなさんお元気でお過ごしでしょうか? さて先日とある山奥でとっても不思議なにおいのするチーズを食する機会 に恵まれました。 初め匂いを嗅いだときはとても食べれそうではなく「腐ってない?」と思われ る程の強烈な匂いを発していました。 とても食べるの無理だなあ、と思っていましたが周囲の人達のお勧めとア ルコールの酔いも手伝って息を止めつつ口の中へ、するといろんな人達の 様々な記憶を蘇らせたその匂いは翌日迄指先と鼻の先と部屋の中に残っ ておりました。発酵文化の深さをほんの少し「匂い」」で体感させていただき ました。ありがとうございました。 まだまだ未知の世界がたくさんありますねえ。そして食わず嫌いに気をつ けないと行けません。食わなきゃ分からないことだらけです。自分の偏見と の戦い?なのでしょうか。 日本にも味噌、醤油、クサヤの干物、腐れ寿司、納豆などなど発酵文化の 優れもの達が並んでおります。こちらも大陸文化に負けをとらない程の個 性的なものが多いはず。そちらの話もまたいろいろ教わらないと行けませ んね。 発酵文化深し!!です。 今日は二十四節気「芒種」(ぼうしゅ)。芒(のぎ:稲のような植物のもみ殻に あるトゲ)をもつ穀類の種をまく頃だそうです。 美里辺りの田植えはもうすっかり終わって苗も元気に育っている感じです。 現代人もいろんな種を植え水を与え光を与え育てて行くのだと思います。 それぞれの秋の収穫に向けて。私は取り急ぎ近所の美しい田んぼの風景 を撮影しにいこうと思います。潤いのあるこの国の風土を楽しむとしましょう か。近所でいろいろ感じることはあまりお金がかからないからこのご時世に はぴったり? それではまた。 写真師 松原 #
by uneme_tayuu
| 2009-06-05 09:30
| 暮らし暦
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安城市の現場近くの麦畑が、それはもう見事に黄金色に輝いていま
した。写真撮って来たのですが、メモリーのご機嫌が悪くPCに取り込 めません。言葉では、なかなか表現難しいですが、黄金色に輝く麦穂 の湖面が風になびく様を想像してみてください。 安城は手延べそうめんがおいしいところです。この麦がうまい麺となる ことを想像しながら、穂先に熱い熱い視線を送ってきました。 昨年から庭先に野菜を少し作っています。先週初めてのきゅうりが成っ て、一本だけ食べたのですが、きゅうりの香りがぎっしり詰った「やる気」 のある一本で、なんだかとてもうれしくなりました。 今は2坪ほどの狭いところでやっているのですが、ゆくゆくは近くに畑を 借りて、家で食べる野菜をたくさん作ってみたいです。今はその練習と おもい、いろんな野菜の苗を植えています。 さて、今日は小満です。 『万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来る頃。四月中。 暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。 麦畑が緑黄色に色づき始める。』 雨があがった翌日、お日様を十分浴びると見違えるほど庭の野菜の葉が 茂ります。まったく暦の通りです。植物は、一日一日の積み重ねで大きく なって行きます。せっかちな私に「成長を待つ」ことを教えてくれます。 さて、新型インフルエンザ。テレビを見ていると、少し騒ぎすぎに感じます。 まあ、選挙を控えた目立ちたがりの大臣がアレだから仕方がありませぬ。 水際作戦に失敗したら、地方に任せると言いだす始末。もう言葉がありま せん。 季節性のインフルエンザでも毎年1万人ほどの死者が出ています。自殺者 は3万人。こんなにも多くの人が亡くなっているのに、何も騒ぎません。新型 で一人でも死者が出たらすごい大騒ぎになることを予言しておきましょうか。 皆様、手洗いなどしっかりやって、この騒ぎやり過ごしましょう。 kuma28 #
by uneme_tayuu
| 2009-05-22 14:55
| 暮らし暦
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新暦5月5日の今日は、我が家の愛猫2匹の誕生日でもある。
一年前4匹で産まれたその猫たちのオス猫は、 端午の節句にちなみ、男らしい子に育つようにとの願いをこめて、 ヤマト(日本)、タケル(武)、ミコト(尊)とそれぞれ名付けたが 一年を過ぎて残っているのは早や1匹。 残ったオスの1匹は、我が家一番の甘えん坊でうまいもの好きの のんびり屋。 痩せたチビクロのメス猫の方が、雑食喰いのたくましさでか 盛りのついたオス猫ども相手に日夜果敢に立ち向かうという かなりのますらおぶりを発揮している。 そのしたたかな生きぶりは人間世界の縮小版を見ているようで ただただ苦笑するのみである。 * 話は飛びますが、男らしいといえば、先日亡くなった忌野清志郎さん 熱烈なファンだったわけではないけれど、 男らしい色気のある人で好きでした。 友達の家から帰る朝のラジオで訃報を知りました。 読み返すたびに印象の変わる名作のように ヒット曲をリアルタイムで聴いていた頃よりも、 聴き返したときの方が印象が深まるように感じたのは その生き様だったのでしょうか。 雨もあがってきたようなので、死んだ猫たちのお墓参りと一緒に 冥福を祈ろうと思います。 by かまど管理人 #
by uneme_tayuu
| 2009-05-05 10:44
| 暮らし暦
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「かまどの家」から南東に自動車で約15分。鈴鹿市の近鉄名古屋線の箕田駅近く
に大きなクスノキが立っていて、長太(なご)の大樟として親しまれています。 樹周は8メートルで、国内の巨木ランキングの上位に入るほどではありませんが、 田んぼの真ん中にただ1本だけそびえる姿には、なにか魅かれます。 急いでいないときは、近くを通りがかるたびに、ちょいと寄り道してしまいます。 古くは、周りにも大きな木が何本かあって、今はこの木1本だけになったとのこと で、なるほど、下のほうに枝がないのは、そういう理由なのかと。 伊勢湾台風で傷んだ「ご老体」、さぞかし風当たりが厳しかったことだろう。 三重県の田植えは、だいたい現代暦4月下旬から5月上旬が多いようですが、この 大樟の周りでは、なんと二期作が行われています。 昨年夏に通りがかったときに田植えをしていたので、地元の人に訊くと「飼料用」 の米だとか…。もっと南の地方では二期作も普通でしょうが。 先日、夜打合せで久々にここを通りがかったら、水を張った田んぼに、それは見事 な「逆さ大樟」の姿がありました。 トラックを止めて、カメラを取り出して撮影に挑戦してみました。三脚をもってな かったのですが、荷台に、柱の切れ端を見つけて間に合わせたのでした。 http://www.geocities.jp/tensyoku_kumi/ookusu/090420ookusu.htm 記=メール番人池山 #
by uneme_tayuu
| 2009-04-20 18:54
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