立冬号 -今日は旧暦 9月29日です-
秋が来て、過ごしやすくなったと喜んでいたら思わぬ寒さにビックリ
して風邪引いたりしています。みなさん、お元気でおすごしですか? 冬支度をそろそろ始める時期になりました。コタツを出したり、スト ーブを出して磨いたり。炭や薪の時代は、どんな冬支度をしてたのか と思いをめぐらせてみましたが、実感のある風景は浮かんできません ので、私の思い出を書きます。 私の育った家のお風呂は、小学生になる頃まで石炭釜で、勝手口の土間 から釜の焚口に石炭をくべてお風呂を沸かしました。十能で釜に入れた こと、焚口から漏れるあったかい光の色だけ、なぜだか思い出します。 誰がどうやって家まで石炭を運んでいたとか、湯加減をどうやってみて いたかとか、大事なところはまったく記憶のかなたです。なぜか一人で 土間でうずくまっている光景だけが浮かんできました。 冬の寒い日に学校から家に帰ると、母親がコタツをあったかくしておや つを食べさせてくれました。あのコタツの暖かさを昨日のように思い出 すことができます。 さて、昔を思い出していると涙が出てくるので、立冬の話題を。 立冬(りっとう)は二十四節気の1つ。11月7日ごろ。および、この日から 小雪までの期間。太陽黄経が225度のときで、初めて冬の気配が現われて くる日。十月節。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれ ば也」と説明している。 だそうです。温暖化とか世間では言われてますが、私たちの冬は今年も忘 れずに来ているようです。 kuma28が書きました。
by uneme_tayuu
| 2007-11-08 17:07
| 暮らし暦
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