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芒種号 -今日は旧暦 4月29日です-

今日は二十四節気のひとつ、「芒種」です。(といっても、遅くなっており、もうしわけございません。)

芒種 とは、コメや麦などの穂の出る穀物の種をまく時期という意味だそうです
芒種 の 「芒」とは、稲穂や麦穂など、イネ科の植物の穂先にある細い毛のような部分を指します。「芒」は訓読みで「のぎ」と読み、漢字の禾(のぎ)偏と同じ意味です。 古来より、どれだけ農業特に田んぼを大切にしてきたか、漢字やことば、慣用句の端々に感じることができます。

我が家の目の前には、絶景かな、広大な田んぼが広がっています。春、水を張った田んぼの水面に映る我が家を観ながら、また秋、こうべを垂れた稲穂の黄金のじゅうたんの上を走る 近鉄特急 ひのとり を観ながら、庭で焚火を起こして飲むビールは最高なのです。私自身、また家族も含め、田んぼを作った経験はありませんが、田んぼの風景は自分のなかの源となっておるのです。
そんな目の前の田んぼが、広大な田んぼのなかのウチの前の二反分だけが、一週間前から突然埋め始めたのです。重機がやってきて、ダンプカーが我が物顔で乗り入れ、見た目にも残土をどんどん運び込む。農業委員会に確認すると、 「田んぼから畑に転用する」と申請を受けた付けたという。いやいや、この土では畑をするなんて、無理ですよ! と言っても後の祭り。あっという間に何百年と続いていたであろう田んぼは埋まってしまいました。

朝、目覚めのカーテンを開ける瞬間の暗い、鬱々とした気持ち。所有者の事情もわかります。農地法を大鉈をふるって改正し、この日本の原風景をいつまでも次代に残すよう、少しでも声を上げていきたいと思います。

さて、今年はオリンピックイヤー。イベント目白押しのなか、私の中にも大きな楽しみが。それは、4年に一度の同窓会です。いや、前回はコロナの影響で中止になったので、8年ぶりの集まり。学生の頃の思い出は色あせず、気持ちはタイムスリップして若返る。あの頃の考え方や経験は、これまた私のなかの源なっております。梅雨入りまぢかですが、晴れ晴れとした気持ちになれるイベントを心から楽しみましょう。

今回は佐野が担当しました。

by uneme_tayuu | 2024-06-05 15:48 | 暮らし暦 | Comments(0)
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