今日は二十四節気のひとつ、 春分 です。
昼と夜の長さが同じになる日、春分の日です。今年の春分の日は、春の気配からは程遠く、暴風の吹き荒れる一日となりました。建築業を生業としているワタクシ、カーポートが飛んだと連絡があれば走り、またバリケードが飛んで行ったと連絡があれば走り、何かとせわしない一日でした。「春の海 ひねもす のたりのたりかな」などと、与謝蕪村ののどかな暖かさなどはみじんも感じませんでした。
春 といえば、卒業そして入学の季節。我が家の長男は山梨県の大学を卒業し、名古屋で一人暮らしを始める予定ですし、長女は長野県の大学の寮を出て、これまた一人暮らしを始めます。次女は中学を卒業し、無事に希望する高校に入学することとなりました。それぞれ、人生のステージが変わり、また新しい成長を歩んでくれることでしょう。
一人暮らしの家電をそれぞれ揃えていました。ハイアール、アクア、ヤマゼン、ドウシシャ、ツインバード、アイリスオーヤマ 等々、あまりなじみのないメーカーがほとんどです。金額的にお求めやすいため、先入観のない彼らは気軽に手に取って購入します。日本の大手家電メーカーの商品は、美しく、性能が極めて高く、機能も盛りだくさんですが、値段も高い。国産でも、ジェネリック家電といわれるメーカーのものはシンプルなものが多く、個人的には余計な機能がなくて好み。中国製の家電はおしゃれで安い。
大手家具スーパーでもお買い物。机やベッドなど、私が無償で材料費のみで作成しても、値段では負けてしまうようなものも・・。7000円の机、20000円のベッド・・・シンプルで今の若い方たちの感性に合うのでしょうね。50歳を超えた私は、今の日本の状況に一抹の不安を感じているのでしょうね、きっと。
しかし、新しい生活の始まりの準備は心躍りとても楽しそう。まだまだ前途洋洋の未来を信じないとね、とつぶやきながら県外から帰途に着くのでした。こういう時のBGMは、 バックナンバーの「支える人の歌」が胸に染みます。
たくさんの皆さん、ご卒業、ご入学おめでとうございます。
佐野が担当しました。