「古民家とエアコン」
小暑
梅雨が明け暑さが本格的になる頃。そろそろ蝉も鳴き始める頃ですね。気温が上がると素麺、ひやむぎ、冷やしうどん、などが欲しくなる季節でもありますね。栄養補給には「鰻」でしょうかね。冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎなどで体力低下の時には卵をおとした熱々の煮込みうどんも個人的には体力復活に効き目ありでした。
三重県津市美里町の築80年の古民家に移住して約18年。移住して以来母屋にはじめてエアコンを設置しています。(移住したとき既にエアコンも設置されていたところもありましたが、それらはあまりにも古すぎたので電気代が恐ろしくて使うこと無く撤去しました。)今ちょうどその取り付け工事をしてもらっています。
母屋は民宿として開業していますのでお客さん対応として設置を決めました。開業した当初は「夏の暑さも古民家体験。」などと話していましたが、快適に過ごしてもらう、ということ、ここ数年の夏の暑さなどを考慮して導入を決めました。
購入するときにチェックした点は
◆最新型では無く数年落ちのモデルを選ぶこと
◆古民家なので設置場所を慎重に考えて大きさ、色を選ぶこと
◆機能が増えれば増えるほど高額になるので多機能でないものを選ぶこと
その3点を気にしながら2021年モデルから選んで購入すると思ったよりも安く購入できました。
電気メーカーに勤める友人からは「20年以上前のモデルなら買い換えた方が電気代が安くなるね。」と教えてもらいました。今、2023年ですので2013年製造のものと2003年製造のものでは消費する電力量に大きな差があるということでしょう。電気代も予想以上に値上がりをしているのでエアコンを常時使用している人は一考するのも一つの節約術かもしれません。熱々の煮込みうどんをエアコンを運転しながら食するのは矛盾が多すぎるかもしれませんが(笑)ちなみに通常過ごしている離れにはエアコンは1台もありません。あくまでもお客さん用ということで。
家電メーカーのまわし者、のような内容になってしまいましたが、選択のひとつとして捉えてもらえればと思います。
昨日かまどメール担当の池山さんに襖が動かなくなってきたのでその母屋を見てもらいました。古民家は買い換えというわけにはいかないので修繕と調節をしながら使い続けて行きます。
これから暑さが厳しくなってきます。体調管理に気をつけて無理ないように過ごして参りましょう。
写真師松原