佐野です。今日は二十四節気の一つ、啓蟄です。
啓蟄とは、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」という意味で、春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫たちが活動を開始する頃を表しています。
気温も暖かい日が続いたと思えば、寒の戻りもあり、まさに、 三寒四温 を肌で感じるこの頃です。春の足音が、日一日と聞こえてきています。
ここんところの 冬ごもり といえば、3年間ほど続いた コロナ禍 でしょう。流石に、日本人も活動を開始し始めた感があります。
先日、娘の高校卒業式が行われました。ご存知のように、文科省は「マスクの着用は個人の判断に委ねる」という旨の通知を出しましたね。ウチの娘の高校では、ほとんどの生徒がマスク着用で式に臨んだそうです。(ちなみに、在校生は出席、保護者は一人のみ出席可能でした。)晴れの舞台、全員の笑顔を見たいと願う教員も多かったと思います。一度も素顔を見たことのない同窓生もいるでしょう。 残念ながら、記念撮影もマスク姿でした。
それでも、海外旅行、コンサート、スポーツ観戦等々、集まって楽しむ雰囲気が出てきましたね。我慢を強いられることが多かった、学生の皆さんも、少しづつ自由な空気感を感じ始めている模様です。ウチの子供たちも、新しい環境に期待を持って飛び込んでいきます。
高校野球の監督のインタビュー、「青春は密なんです!」というフレーズが、思わず浮かぶように、彼女たちの春が、面白おかしい春が、本当に間近になってきました。
制限がない、自由は素晴らしい。この季節、冬ごもりをしていた若者も我々も、いよいよ活動を本格化したいですね。
佐野