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立秋号 -今日は旧暦 7月10日です-

今日は立秋。雨模様のお天気が続くせいか、猛暑・酷暑の日々は一旦落ち着いていますが、秋の到来を感じさせる湿気のない空気になるのは、まだもう少し先になるでしょうか。コロナ禍ではありますが、第6派と第7派の間に母親を連れて宮古島へ行ってきました。目的は、6月下旬~7月初旬に咲く「サガリバナ」の観賞です。この「サガリバナ」は奄美大島から南に分布している樹木で、宮古島では花の見頃が6月下旬~7月初旬と言われています。つぼみのついた枝は藤の様に垂れ下がり、夜に花が開き、そして咲いた花は翌朝には落ちてしまいます。宮古島の添道(そえどう)地区にはもともとサガリバナが自生しており、ここを地元の団体が保護するとともに、苗木を植えて遊歩道を整備しています。田畑の真ん中で夜は灯りがなく真っ暗な場所ですが、花の見頃の時期は「夜のお花見」というイベントが約10日間開催され、ライトアップされたサガリバナを観賞することが出来ます。実は昨年もこの旅行を計画していたのですが、昨年の同時期は感染が拡大していて、世間ではお出かけは自粛ムード。そして家族からも反対され、その時は泣く泣く諦めました。今年もコロナがどうなるか先のことは全くわかりませんでしたが、今年こそは! という思いで約半年前から旅の手配を始めて、なんとか予定通り行くことが出来ました。(沖縄県への旅行は現在、ワクチン3回接種か、PCR検査又は抗原定性検査を受けるよう要請されています。)そんな一年越しの思いで臨んだサガリバナ観賞。整備された並木道は200mほどあり、見応えがありました。ネットで情報は検索していましたが、その花の甘~い香りに包まれながらの夜のお花見は、想像をはるかに超えて幻想的でした。季節限定ではありますが、宮古島に行かれるなら一見の価値はあると思いますよ。 千鶴子

by uneme_tayuu | 2022-08-07 10:22 | 暮らし暦 | Comments(0)
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