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小暑号 -今日は旧暦 6月 9日です-

二十四節気の「小暑」は、梅雨が明け、暑さが本格的になる頃とされています。今年は例年と比べて早い梅雨明けとなり、とんでもなく暑い日々が始まっています。朝、目覚めると、すでに太陽がギラギラと照りつけ、身体を動かし始めたとたんに汗がダラダラ…。しかし、いつもの梅雨明けと何かが違う。なんだろう、何かが足りない…。そうだ! 蝉(セミ)の大合唱が聞こえてこない!?私が住んでいる名古屋の某所では、数日前の早朝、「ジーッ」と1匹鳴く声、いわゆる初鳴きを耳にしたのですが、その後は再びほとんど聞かれなくなり、静かな朝が続いています。新聞記事で紹介されていた専門家のコメントによると、土の中で育つセミの羽化には、気温の上昇だけでなく、まとまった雨が欠かせないとのこと。つまり、セミが鳴き始めていない地域は、梅雨の期間が短く雨量が少なかったために、セミたちの羽化のタイミングが遅れているのでは…ということのようです。蝉の大合唱は、聞いているだけで暑さが増すような気分になりますが、あまり聞こえてこないのも不思議な感覚です。夏本番はこれから、ということでしょうか。かまどメールをお読みになっている皆様の地域では、蝉が威勢よく鳴き始めているところもあると思います。どうぞお身体にお気をつけて、厳しい夏を元気にお過ごしください。

(紘)

by uneme_tayuu | 2022-07-07 16:45 | 暮らし暦 | Comments(0)
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