今日は二十四節気のひとつ、「芒種」です。
日増しに太陽が近くに感じられ、また、湿度の高い日が増えてきました。「芒種」の時期、以前はこの時期にコメの種をまいていたようです。まあ、現在はもっと早く行われています。
この芒種に入る直前、三重県鈴鹿市では蛍の乱舞がピークを迎えます。各地で地域の自治会が河川清掃や整備に力を入れたおかげか、蛍の数は増えてきているところもあるようです。
時々カヌーに乗って、川面を散歩する身として実感するのは、一時期よりも川や水がきれいになったということでしょうか。下水道普及率全国下から3番目位のわが県も、徐々に水質は改善されている気がします。
が、ここ数年のコロナ禍のせいでしょうか、河原のキャンプ人口は異常に増え続けています。マナーのいい方ばかりならば、増え続けてもかまいませんが、残念ながら、恐ろしく非常識なバカどももやってくるのが事実。水はきれいになっていきますが、河原のごみは年々増えています。河原への進入路にすべてバリケードをし、かつ、ガードマンもおいている自治体もあるくらい、ゴミをまき散らかしていくのです。ただ、こういう迷惑な輩もいれば、清掃、管理をボランティアで行っている方の沢山みえます。日々、気持ちのいい方々の行動に癒され、感謝をしておるのです。
夏の入り口の今日 「芒種」 。まだまだ本番の暑さではありません。窓を開けて、ふとそよぐ風の向こうに、微かな光を想像してみませんか。空気も、水も、そして景色ももっともっときれいになってほしいな。ふと、飛び立った蛍を見て、ビール片手に夏を迎える準備をしています。
担当は佐野でした。