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小雪号 -今日は旧暦 10月18日です-

二十四節気の「小雪」は、わずかながら雪が降り始めるころ、とされています。

しかし、今年は暖かい…というより、むしろ日中は暑いくらいの日が多く、少々着込んで出かけたら、行った先で汗ばんでしまう、といったことも最近までありました。

こんな中で、私が改めて「冬に向かっている」と気づかされたのは、太陽の動きです。

今秋は仕事で屋外イベントの写真を撮影する機会が多かったのですが、正午近くなっても思った以上に影が長い!

ご存知のとおり、太陽の通り道は一定ではなく、夏至の日にもっとも高い空を通り、冬至の日にもっとも低い空を通ります。よって、同じ時刻でも秋は夏と比べて太陽の位置が低く、影が伸びる。

私が撮るのは各種原稿で使う説明用の写真で、人や物の濃い影が多いと何の場面か分かりづらくなってしまうので、撮影のタイミングやカメラの設定に苦労しました(芸術的には雰囲気があってよいこともあると思います!)。

それでも、秋晴れの日差しはありがたく、心も晴れやかになりました。

見渡せば日本じゅう、世界じゅうで困難が多い中、これから訪れる冬の風景が、人々の心にほっとした気持ちをもたらしてくれるよう願ってやみません。


  (紘)


by uneme_tayuu | 2021-11-22 10:37 | 暮らし暦 | Comments(0)
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