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処暑号 -今日は旧暦 7月16日です-

  処暑 「草刈り」

暦では処暑を迎えています。

暦の意味としては「厳しい暑さの峠を越した頃。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきて、暑さが和らぎ、穀物が実り始める時期。」とあります。

私の住む三重県津市の里山はこのところ雨降りが続いています。夏らしいきつい日差しの射す日があまりなくお盆が過ぎ、今日が来ているという感じです。例年だと周辺の田んぼでは稲刈りがはじまる頃ですがまだコンバインの音は聞こえてきません。日照時間なども含めて農家ではないですが少し気になることになっています。それにしてもスコールのような雨の降り方が昨年よりも多いように感じています。

さて、みなさん、コロナ禍が続いていますがお元気でお過ごしですか。

こんなにも長くなるとは予想してなかった人も多いと思います。私もその一人です。

「もうええ加減にしてほしいわ。」というのが本音。さまざまな宣言がでてきているので、予定した仕事のほとんどがキャンセルになるという状況でほんとに困った状態です。

そんな嘆きを言っていてもはじまらないので家の周辺の草刈りや家の修繕などできることをしています。草刈りなどしているとノビノビと育っている雑草を見つめながらその強い生命感を感じたりします。その反面「のびのび育ちやがって、自然と共生なんてできるわけないだろ。」などという感情も出てきます。

二つの気持ちに挟まれながら草刈り機の刃でなぎ倒します。結果的には草をやっつける、という形になりますが、コロナ禍の中でも雑草たちはノビノビ育ちます。

15年ほど現在の場所に住んで少しはいろいろと馴染んで来たのかな、と思うことも多くなりました。

この8月から営業許可が下りたので古民家民宿をはじめています。

コロナ禍ではありますが少し新しいことをはじめました、という報告です。

運営はまだまだ模索して行くことが多いですが、在住地で動かずにできることの一つとしてはじめました。

とにもかくにも生きていこうと思います。

みなさんも気をつけながら生きていきましょう。

   写真師松原


by uneme_tayuu | 2021-08-23 09:17 | 暮らし暦 | Comments(0)
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