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冬至号 -今日は旧暦 11月 7日です-

~冬至~

朝晩の冷え込みが厳しくなって、まさしく冬本番!

北関東、上信越地方では、突然の大雪で2,000台以上の車が高速道路で立ち往生し、中には45時間も車中で過ごした人も!そんなニュースが流れてきました。なんとほぼ丸二日!

雪の少ない地方で暮らしていると、つい忘れがちですが、次に何が起こるかわからない世の中、雪害対策も忘れずにしておきたいものです。

さて、普段あまりテレビを見る習慣のない私ですが、最近よく見ている番組があります。オンタイムでは無理なので録画しているのですが、録画してでも見たい!と思わせる番組。その番組のふれこみは、『昭和の車に30年以上乗り続けているオーナーを探す旅』。

別に車が好きなわけではありません。それどころか興味がない方と言っていいと思います。昔から車種もメーカーもボディのプレートを見ないとわかりませんし、年式やグレードなど細かいことを言われると、さっぱりお手上げです。番組の中で、昔両親が乗っていた車が出てくることがあっても記憶が喚起されることもありません。20代の頃流行った車が登場して、ようやく懐かしいなと感じるくらいです。

では、何に惹かれてその番組を見るのでしょう?

やはり物を大切にする心でしょうか。それと家族の物語。

古い車に故障はつきものです。突然動かなくなったり、壊れたり、心配の種ばかりのように思われます。部品の調達など諸々の経費のことを考えると新しい車に乗り換えた方が得策です。

それでも古い車に乗り続けるには家族の理解が欠かせません。登場するオーナー家族は本当に仲がよく、様々な思い出の詰まった古い車を全員が愛して乗り続けているのが伝わります。

若い頃に夢見た念願の名車を手に入れて愛情を注ぐ以上に、深い理由のある方も見えます。

結婚を機に相手の親族から贈られた車を夫婦で50年乗り続けている人。父親の恩を忘れないために愛車を引き継いで30年以上、部品取りするために同じ車種の車を何台もストックする人。亡くなった娘さんが愛した車を維持して娘さんが参加したかっただろう旧車フェスティバルに本人に代わって参加する人、など。

番組が、最初からその線を狙ったのかどうかは分かりませんが、昭和の名車と共に、その車にまつわる家族の物語やオーナー自身の人生観を知ることができます。また、旧車イベントに集まる人や自動車整備工場に働く人の想いなども深く、とても魅力的な番組です。

私の今の愛車はまだ4年目のひよっこですが、母を乗せてドライブするために改造した福祉車両。平成の名車と懐かしがられるよう、大切に乗り続けたいと思います。

 By かまど管理人


by uneme_tayuu | 2020-12-21 10:05 | 暮らし暦 | Comments(0)
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