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小暑号 -今日は旧暦 6月 5日です-

早くも今日から「小暑」です。

梅雨明け前の蒸し暑さに、日中は玉の汗が噴出、夜は夜で寝苦しさにうんざりする日々ですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか? 暑さの本番はこれからです。熱中症対策はどうぞお忘れなく。

さて、この「小暑」。二十四節気は、太陽が黄道を通る経路を24等分した角度で決められているので、年によって多少の前後はありますが、太陽暦を採用している現代暦のおおむね77日に当たります。節気の名称も、これから一番暑い「大暑」まで、本格的な暑さが始まるという意味では、今も昔も、我々の感覚と合致しているといってよいでしょう。

問題は、例年「小暑」とかぶる「七夕」です。

七夕は昔から77日という日付に固定された年中行事なので、新暦で行事を執り行うと梅雨の明けきらないうちにその日を迎えてしまい、織姫と彦星は毎年ほぼ会えないという結果になってしまいます。よしんば晴れても満月に近くて星が見えない!など旧暦ではあり得ない事態も起こりがち(笑)。

集客を期待する大きなお祭りなどは、雨で客足が遠のくのを恐れてか、七夕とは関係のない日にちを開催日に設定しているところも多いようです。

例えば、仙台市は、現代歴で月遅れの87日に固定して七夕祭りを開催していますし、愛知県一宮市も七夕祭りで有名なところですが、こちらは、日付は固定せずに梅雨の明けた7月後半を開催日とすることが多いようです。

もちろん、新暦や旧暦の77日に開催している地域もあるでしょうが、こういったばらつきの原因は、新暦への改暦の際に、年中行事の日付を新しい暦によるべきか、従来の暦のままで行くべきか、はっきり決めずに猛スピードで改暦に突き進んだことが原因でもあります。年中行事をどうするか、地域や人で考え方に差が出るのは当然のことでしょう。


個人的には旧暦で祭事を楽しみたいなと思いつつ、先日、既に「七夕茶会」なるものを体験してきました(笑)。

笹の葉や短冊の描かれたお茶碗や天の川をイメージしたお道具類、半分ずつ別々の箱に仕舞われ1年に一度しか合えない茶杓など、いろいろな趣向を凝らした楽しい茶会でした。

要は、新暦・旧暦と堅苦しく考えず、折々の季節感を楽しむことで、心にゆとりや遊びができたら満足なのかもしれません。

皆さんも、慌ただしい中にも季節を感じられる何かを見つけて、日々過ごしてくださると“暮らしを楽しむ竈仲間”として、嬉しい限りです。

 By かまど管理人


by uneme_tayuu | 2019-07-07 11:55 | 暮らし暦 | Comments(0)
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