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啓蟄号 -今日は旧暦 1月30日です-

冬ごもりの虫がはい出るという意を示す「啓蟄」の通り、着実に春が近づいていると感じる今日このごろ。世間では「卒業」「旅立ち」といった季節でもあります。

昨年参加したあるワークショップで、「あなたにとって『ふるさと』はどこですか」という問いに対して、参加メンバーがそれぞれ答えと理由を述べ合う時間がありました。ちなみにメンバーの年齢層は20代から40代が中心(5060代もいましたが)、住まいは東京や名古屋などの都心部から、岐阜県などの地方部まで様々です。

私は「自分が生まれ育ったまち」、いわゆる自分の出生地・出身地が思い浮かんだ(幸い実家も変わらずそこにあり、自分なりに「地元愛」も持っている)ので、そのままに答えましたが、ほかのメンバーの答えは実にバラエティーに富んでいました。

例えば、出身地ではなく現在暮らすまちを挙げた人、「子どものころ親と帰省した」という思い出から祖父母が暮らす土地を挙げた人、田舎暮らしに魅かれて自ら移住した先を挙げた人、自分の夢や職業のきっかけとなる人や物事に出会った場所を挙げた人、悩んでいた時に縁あって訪れ「自分らしさ」を取り戻せた土地を挙げた人……。かまどメールをお読みの皆様も、面と向かって問われると色々考えることがあるのではないでしょうか。

私としては、「ふるさと」という言葉・概念の多様性に改めて気づかされると同時に、「ふるさと」は一つでなくてもいいのだ、と思いました。折しも初めに申し上げたように旅立ちのシーズン。心を新たにして、愛すべき「ふるさと」が増えていくような出会いやご縁を大切に精進していきたいです。


(紘)


by uneme_tayuu | 2019-03-06 08:58 | 暮らし暦 | Comments(0)
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