雨水号 -今日は旧暦 1月15日です-「雨水」
三重は雨降り、比較的暖かい日です。 今日は二十四節気のひとつ「雨水」。 暖かさで雪が溶け始め、水となる時期で、草木が芽吹き、農耕の準備を始める目安とされている、と言われています。 2月は気温が低くなることの多い時期ですが、植生は確実に春を感じているようです。そういえば、近所の梅の木も花をいつの間にか開花させていました。
そんな雨降りの中を車で、2年ぶりに岩手県大槌町へ友人のデザイナーと向かっています。 大槌町は井上ひさし氏原作、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルのひとつとなった、沖の「蓬莱(ほうらい)島」のある町です。 そして2011年の東日本大震災の津波被害も大きかった場所の一つです。 震災時津波で町長をはじめとした職員が亡くなり、行政機能が止まった町として記憶されている方も多いと思います。 その役場を遺構として遺す、遺さないについて、さまざまな意見が飛び交う中、解体が決まり、新聞記事などの情報によると、すでにほとんど更地になったようです。 記憶に遺す、遺さない、さまざまな選択技があるなかで、その旧大槌町役場の無くなった場所に立ちながら天災と人災の差はありますが、歴史的背景から負の遺産として遺された場所の意味や役割を、少し考えてみたいと思います。
現在、中央道「恵那峡サービスエリア」。まだまだ岩手までは遠い道のりです。 雨降りは車の事故なども多くて、往路、東名阪も車の衝突などで随分渋滞していました。 運転される方は、心に余裕を持ちながら安全運転でお互い気をつけて参りましょう。
ちょっとお知らせ。
3月1日~15日、東京高円寺にあるバー「鳥渡(ばーちょっと、と呼びます)」で青森を撮影した写真を展示します。 関東方面に行かれる方が見えましたら、鳥渡でちょっとお酒を呑みながら、青森を撮影した白黒写真に会いに来てみませんか。 3月1日と2日は作者もバーに居ます。よろしければ是非。(お店は19時頃から~26時まであいてます、火曜日定休)
それでは良い春をお迎え下さい。 新暦2019年2月19日、今夜お月さん見えるとよいですね。
写真師松原
by uneme_tayuu
| 2019-02-19 17:08
| 暮らし暦
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