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立春号 -今日は旧暦12月19日です-

「人が選ぶ」

寒波が到来して以来寒い日々が続きますね。
それでも太陽の日射しは少し暖かな感じで春に確実に向かっていることを光のエネルギーで感じさせてくれます。

節句で立春を迎えて旧暦の年明けも近づいてきました。
昨日は節分。恵方巻きと呼ばれるものをいただきました。「オニワソト、フクワウチ」鬼になって家を追い出されないように気をつけたいと思います。

先日三重県立図書館で開催されたナイト・イベントに足を運んで来ました。現在三重県立美術館で開催されている企画展<モダニストの日本美ー石元泰博「桂」の系統>にあわせて図書館と連携して企画展の見どころや展示作品と本とのつながりなどについて、企画者である美術館長が解説するトークをおこなうもの。
夜の図書館で開催されるトークライブにはじめて足を運んで見ました。 夕方18時30分から90分ほどのトークでしたが、夜の図書館の雰囲気も少し非日常感が漂っていて不思議な空気感に包まれていました。(過去に3回ほど開催されたようです。)
石本康博さんが「桂離宮」「伊勢神宮」などの撮影をされている写真家であることもあり、この写真家の独特の眼差し、フレーミングの在り方などについて理解しながら興味深く聞かせていただきました。
閉館後の図書館という非日常感溢れる場所での静かなお話しと本の紹介、堪能させていただきました。
機会があればまた参加したいと思いました。県立美術館で開催されている企画展にも再度足を運ぼうと思います。

当日紹介された本で個人的に気になった本を少しあげさせてもらいます。

○日本の伝統を見つめ直す、という意味で紹介されたのが
1,「岡本太郎の本 2」(みすず書房)
2,「岡本太郎著作集 4」(講談社)
3,日本建築入門 近代と伝統/五十嵐太郎著(筑摩書房)

○図書館の司書さんが紹介した本
1,ポスターを貼って生きてきた、笠目浩之/著(パルコエンターテインメント事業部)

○企画展に関する本
伊勢神宮 魅惑の日本建築 井上章一/著(講談社)

人が選んだ本の話を人の顔を見ながらセレクトとそれにまつわるお話しを聞かせてもらうのは、パソコンの検索で情報提供される物とはまた違う面白さを感じました。
セレクトの面白さと共にそこに本を選んだ人の物語が存在するからかもしれません。
人間から発信できる面白さはまだまだ沢山ありますね。

夜の図書館書庫(書架ともいうのでしょうか?)での読み会なども緊張感漂いそうなので一度開催してもらいたいな、などと妄想をふくらましてしまいました。
滋賀県からの知人にも偶然この会場でお会いして遠方からも足を運んでいることを実感させていただきました。(その後知人を美里までお誘いして話をしました)

<番外編>
個人的ではありますが最近知人の先輩が結婚をしました。突然の告知で本当に驚きましたが、立春の時期に合わせたしあわせなニュース配信でした。

Congratulation! 春はここにやってきた。


 写真師松原@津市美里町 

by uneme_tayuu | 2018-02-04 13:49 | 暮らし暦 | Comments(0)
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