処暑号 -今日は旧暦 7月 2日です-
処暑 ~暑気退かんとする~
お盆が過ぎて、日の暮れが早くなったと感じる今日この頃、皆さんお 元気でお過ごしですか? 今日から二十四節気は「処暑」に入りますが、この処暑の「処」の字、 私はもっぱら「ところ」という意味で使っていたので、何となく不思議 な命名だなーと思っていたのですが、数日前の新聞で「処」に止まると いう意味があることを知りました。 手元の辞書で調べ直したところ、(1)おる、いる、ア)とどまる、 イ)安んじおちつく、(2)おく、おちつかせる、などと共にオ)結婚 せずにいる、の意味を見つけ、思わず笑ってしまいました。「処女」と は未婚で家にいる女性のことなんだそうです。納得ですね(笑)。 処を使った単語は他にも「処理」、「処置」、「善処」や「処分」、 「何処」など、一見「処暑」とはかけ離れた使い方が多いようですが、 処暑の処は “だんだんと暑さがおさまる”ということなのでしょう。 漢字は全く奥深く、いくつになっても知り尽くすことなどできません。 話は変わりますが、最近、身近で親御さんが亡くなられたり、入院さ れたり、大学のクラス同窓会の幹事に当たっているせいもあるのですが、 あちらこちらで急にそんな話を耳にするようになりました。一方で、私 の母は身体だけは丈夫だからと思っていたのですが、たまたま来月の家 族旅行の行き先が3年前と同じなので、前回歩いたあの山の遊歩道を今 の母が歩けるか? 想像してみて、全く無理であろうことに気づきまし た。 毎日一緒に生活をして、怪我や病気など大きな変化がないと判りづら いものですが、緩やかに、でも確実に衰えはきているのです。 一人で出来ることが本当に少なくなってきた母に、日毎夜毎のことで、 こちらが逆に疲れ切ってしまうことも多いのですが、生きて生活してい るうちに優しく接することが何よりと、父の墓前で手を合わせたお盆の 一日なのでした。 By かまど管理人
by uneme_tayuu
| 2017-08-23 21:21
| 暮らし暦
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