清明号 -今日は旧暦 2月17日です-
春もいよいよ本番。しかしここ数日の雨で、桜は早めに散ってしまい
そうですね。 桜といえば花見。今年はとりわけ「外国人観光客もこぞって桜の木の 下で乾杯」みたいなニュースが多く(円安などで訪日外国人が急増中の せいでしょうか)、最近の外国人の関心が、日本の“HANAMI”文化にま で及んでいることに思わず唸りました。 日本人は古くから、花としての「サクラ」を愛でるだけでなく、 「桜」という存在そのものに人間の喜怒哀楽や人生・社会の栄枯盛衰、 生命の輪廻といったものを重ね合わせてきました。美しい桜の木は霊気 すら感じさせ、文学、美術、古典芸能、伝統工芸などに繰り返し用いら れてきたモチーフです。 それにしても、ちょっと冷静に、客観的に周りを見渡してみると、こ の時期の日本人の桜に対する思い入れは半端じゃないですよね。マスコ ミは「きょう開花」「いよいよ満開」と連日特ダネ並みの扱いで報じる し、老若男女のアーティストから桜をテーマにした新曲が毎年のように リリースされる。和菓子屋の桜餅は当然ながら、最近は「桜スイーツ」 「桜あんパン」など洋菓子やパン業界も桜だらけ。桜色、桜柄、桜の香 り、桜のかたちをした小物や雑貨も売れに売れます。もちろん全国各地 の花見スポットは昼も夜も大賑わい。こうした桜フィーバーが九州から 北海道まで、日本列島を1か月ほどかけて北上していくのです。 まさに桜、恐るべし。かくいう私も桜が大好きです。 (紘)
by uneme_tayuu
| 2015-04-05 11:03
| 暮らし暦
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