春分号 -今日は旧暦 2月 2日です-
「手触り」
非常勤講師を担当している専門学校の卒業式が行われました。 毎年繰り返している風景ですが一つの区切りを迎える心境になるのは 学生さんも教職の方も同じ気持ちだと思います。 今年の春は、この前入学したばかりと思っていた自分の息子も中学を 卒業して高校に進学します。 親としての気持ちも少し足し算される特別な年。 個人的なメモリーにするために、珍しく息子にレンズを向けてシャッ ターを切りました。 最近のことですがパソコンで使用しているサブのハードディスクがエ ラーを起こしました。 復旧作業でゆるりゆるりとデータを戻してゆきます。 そんな状態のデータ達を眺めながら、なんだか「はかないものやなあ ……」と感じてしまいました。 詰まるところ永久に残るものなど結局のところないのでは無いか? と作業をしながら考えてしまいました。 目で直視することのない「データ」という存在の不思議さ、不確かさ であるように思うのです。 それでも紙に出力するとぐっと存在感が変化します。 これは歳のいったおじさんならではの感覚なんでしょうかね(笑) 存在としての質量をもった「紙」。 そんなものの確かさをしっかりと手触りのあるもののなかに残して行 ければと思います。 里山が色づき始めるいい時期、これからGW過ぎまで色は美しくそして 濃くなっていきます。 そんな日本の美し過ぎる風景にみとれて交通事故やなどしないように お互い気をつけましょう。 写真師松原
by uneme_tayuu
| 2015-03-21 16:53
| 暮らし暦
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