秋分号 -今日は旧暦 8月16日です-
皆さん、秋分の日の祝日、いかがお過ごしですか?
こちらは今朝から大降りの雨、雷鳴と軒から落ちる大粒の雨の音が 暑かった夏もようやくお仕舞いだよと教えてくれているようです。 この雨が上がれば、しばらくは過ごしやすい日が続くことでしょう。 さて、秋真っ只中といえばやっぱり読書でしょうか。 秋の夜長に少し窓を開けて夜風と虫の音をBGMに読書、なんて優雅だと思 いませんか。 とはいっても若い頃無理して読んだ(読もうとしていた)小難しい哲学書や 経済学の本ではなくて、お薦めは児童書です。 きっかけは、まだ暑さの残る9月初めのお休みの日の一日、桑名城のお堀 の見えるレストランで母、弟の家族3人、お昼ご飯を待っていたときのこと。 待たされている間に本棚においてあった数冊を取って何気なく弟に手渡し たのですが、その中の一冊が「お魚・貝図鑑」でした。 興味ありそななさそうな・・、しばらくぺらぺら頁をめくった後で 弟がポツリと言った一言は「俺、小学生のときにこの本読みたかったな」で した。 「え?そうお?」 そんな面白い本かな?とじっと表紙を見なおして私は 「なんでよこの本、小学生のときにウチにあったやん!」 しかし、弟にその記憶はまったくないのでした。 * それから数日後、見つけました。見つけました。 長いこと足を踏み入れたことのない押入れで、小学館の学習図鑑シリーズ を初め、様々な出版社の世界名作全集。 買ってもらった当初は本棚の一番いい場所に飾られていたはずなのに いつの間にかこんなに埃にまみれて、忘れられて。 いずれは子供に・・と思いながらそれさえ忘れられて(笑)。 読み直してみるとそれがまた実に面白いのです。当時面白いと思わなかっ た本でも、さすが名作、読みこなせなかったのはまだその頃の自分に読解 力が備わってなかったからと今ならわかることですが、挿絵も豊富にあって 一晩で手軽に読めるのもとてもいいのです。 お値段も図鑑で350円とかの微笑ましいくらいの金額で(もちろん当時はそ れなりの値の張るものだったのでしょうけれど)。 * ようやく日の目を見た本たち、いずれきれいに整理して「竈の家」で誰もが気軽に 手に取れるようにしていきたい、そう考えています。 By かまど管理人
by uneme_tayuu
| 2010-09-23 08:51
| 暮らし暦
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