竈の家、今年二度目の作業
11月3日竈の家で今年二度目の修繕がありました。
その日は、今年一番の冷気が前日お昼頃からこの地方を覆いこんだため、じっとしていると冷たい風が肌に刺すように感じられたけれど、作業を始めるとその冷ややかさが逆になんとも心地よく、舞い上がる塵や埃も、凛とした空気と雲の合間から差し込む穏やかな日差しにやがて洗われ、いつしか夢中で作業を推し進めたのでした。 ![]() ![]() ![]() シバの山は庭部分に均等に敷きつめ、駐車場部分には古瓦を砕いて撒きました。 たくさんの方に手伝っていただいたおかげで作業は滞りなく進み なんと念願の、竈の会が始まって以来すなわち4年半越しの懸案事項、 煙突の修理まで終えることができました。 ![]() 現在は発がん性など人体や環境への有害性が問題となり使用できなくなった石綿製。 耐久性、耐熱性などに優れていたため、以前は建設資材だけでなく様々な用途に普通に使用されていました。 屋根面より下がっていたため、煙がうまく排出されていませんでした。 そして雨が降るたびに雨漏りの心配もありました。 ![]() 家の倉庫に眠っていた常滑焼きの土管6本を簡易セメントでつなぎ合わせ 周囲を丸鋼で支えました。 参加してくださったみなさま本当にお疲れ様でした。 次の今月22日、23日に検討していた荒壁塗りワークショップと瓦の敷き直し作業は、都合により延期することになりましたが、今後の作業日程についても随時お知らせしていきますので、また皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
by uneme_tayuu
| 2009-11-13 15:32
| かまど通信
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