小満号 -今日は旧暦 4月26日です-

「野菜が高い」自炊を始めてからのこの一年、この言葉をよく耳にし
ました。それまでは日々の食材を自分が買うことはほとんどなかったた
め、主婦の友達がぼやいていてもあまり実感はなかったのですが、自分
の財布に直接関係するようになってからやっと意識し始めたといったと
ころでしょうか。

「高い」と感じるということは、適正価格はもっと安いと思っている
ということですよね。その感覚ってどこから生まれているのでしょうか。

私の親は、自家消費用に野菜を作っています。
種や苗を購入し、畑をおこし、植えて、育てて、収穫する。その間、
数か月。ほぼ毎日畑の様子を見に行き、それはそれは手間も時間もかか
っています。それでも、天候や虫害などで、思い通りに収穫できないこ
ともめずらしいことではありません。

母親は時々ぼやきます。
「この野菜、苗が○○円もするのに、スーパーでは1個△△円で売っ
とるんやに。作るのアホみたいやわ。どうなっとんのやろ。」
「みんな野菜が高い高いて言うけど、何百円かのことやん。お菓子や
ケーキやパンや、どこそこのランチが美味しいとかはパッパとお金使う
のに。」

自分に出来ないことをやってくれている人がいる。(農業に限った話
ではありませんが。)
そういったことに感謝して、適正価格で生産者を応援する消費者であ
りたいなぁと思います。

 千鶴子
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# by uneme_tayuu | 2017-05-21 22:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

立夏号 -今日は旧暦 4月10日です-

暦の上では「立夏」を迎えました。天気の良い日は午後6時を過ぎても戸外が明るく、日が長くなってきたなあと感じています。

去る4月29日、岐阜県高山市で行われた「高山祭屋台の総曳き揃え」を見てきました。高山祭の屋台行事を含む全国の「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコの無形文化遺産に登録されたのを記念して、春の高山祭(山王祭)の屋台12台と、秋の高山祭(八幡祭)の屋台11台の計23台が一斉に繰り出されるという趣向で、23台が同じ場所に曳き揃えられるのは55年ぶりだったそうです。

特に素晴らしかったのは夜の屋台曳き廻し。春と秋の祭屋台が交互に列をなして(いつもの春・秋の祭だったら絶対に実現しない順番!)、町なかを巡りました。それぞれの屋台を飾る提灯のあかりが、ある屋台では龍や獅子の彫刻、ある屋台では精巧なからくり人形、ある屋台ではきらびやかな刺繍幕を浮き上がらせて、昔の人々の美意識の高さに感動しました。

行事には、地元の方々が総出で参加していました。小さな子どもたちは獅子舞を踊り、屋台の上から観衆に笑顔で手を振る。屋台を曳く大人の男たちは、昼間から祝い酒を呑みつつ、観光客に自分のまちの屋台の特徴を語り、自慢してくれる。地域に生きる人がいるからこそ、現代の私たちはこうした伝統を目の当たりにすることができるのだと、感謝の念がわいてきました。

日本では多くの地方が人口減少に直面し、高山市も例外ではありません。大幅な人口増加へと歯車を逆回転させることはおそらくできないのでしょうが、親から子、子から孫へという世代のバトンタッチが続き、豊かな地方の文化が守られていくよう、私もできることを頑張っていきたいと思います。

(紘)
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# by uneme_tayuu | 2017-05-05 18:37 | 暮らし暦 | Comments(0)

第23回leブランチ竈(るぶらんちかまど)開催のお知らせ

春の“le ブランチ 竈”を5月21日(日)に開催します。
旬のものを食材に一汁一菜を楽しみます。
お気に入りの食器を持って、お昼のひとときをお楽しみください。

今年もスタッフのお兄さん渡地さんのワークショップ付きです♪
内容はその時のお楽しみ(^^)/

皆さまのお越しをお待ちしています。

日  時: 2017521日() 9時~日暮れまで
場  所: 四日市市采女町1090番地
      暮らしを楽しむ竈の家(古市場バス停前)
会  費: 大人(中学生以上) 1名 600円
     小人(小学生以下) 1名  450円
        * マイ食器(茶碗,、お椀、お箸)持参の方は50円引きです。

参加ご希望の方は、前日までに、予約をお願い致します。
お申込みはこちらから。

* 近くに駐車場がありませんので、なるべく公共交通機関をご利用ください。お近くの方は歩いてくるか自転車でお越しくださいね。
どうしても車でないと不便な方はお車でお越しください。
少し離れていますが、駐車できるスペースをご案内いたします。

* 暮らしを楽しむ竈の家の地図こちらです。
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# by uneme_tayuu | 2017-05-04 20:42 | leブランチ竈 | Comments(0)

5月の庭そうじ

◆今月の庭そうじ◆  5月14日(日) 10時~16時まで

過ごしやすい爽やかな陽気になりました。
少し動くと汗ばむくらいかもしれません。
今年も、伸びすぎた枝の剪定や下草刈り、割れガラスや陶器のかけらの収集、植栽などなど地道に手作業で整えていこうと思います。
ご協力いただける方は、作業の出来る服装、軍手持参で直接竈の家へお越しください。
都合のつく時間帯からの参加で結構です。

* 暮らしを楽しむ竈の家の地図こちら
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# by uneme_tayuu | 2017-05-02 09:38 | かまど通信 | Comments(0)

穀雨号 -今日は旧暦 3月24日です-

 穀雨(こくう)

田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。穀雨とは、穀
物の成長を助ける雨のことである。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を
生化すればなり」と記されている。穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八
十八夜がある。
(Wikipediaより抜粋)

私の住んでいる三重県美里では田んぼに水が入りはじめて早いところ
では田植が終わったところもあります。(おそらく全国的にみても三重
は田植が早いほうなのではないかと思います。田植えが早いので稲刈り
時期も早くお盆前に刈り入れが終わるところもあります。)これから梅
雨に入るあたりまで池が沢山誕生したようにも見えるアジア的な美しい
風景が広がります。

先日鹿猟の取材を担当させていただく機会があり、鹿を解体するとこ
ろまでおつき合いさせてもらいました。
銃で仕留めた鹿を山から下ろし軽トラに積み込み解体する場所に運び、
足を広げてナイフで腹を割ります。
狩猟を見せてくれた方はひとつ、ひとつ丁寧に手順を解説してくれま
す。腹を割きはじめると「どばっ」と血が流れてきます。「いきもの」
にはこんなにもたくさんの血液があるのか、というほど多量です。内臓
類の存在もしっかり確認できます。
また鹿肉を清潔なところで解体する必要性、ということについても学
ばせてもらうことができました。
解体を進めて行くところを見せてもらいながら「解体」とは肉体を使
うことだな、と改めて感じていました。
「血」を見ることで生き物であることをはっきりと認識する。見せて
もらいながらお節介かもしれないが「解体」というところはどこかで見
ておいた方が良いのではないか?と考えはじめました。

生き物をいただく前の行程を見ること、そのことは正しいとか正しく
ないとか、〇とか×とか、2者選択ということでは無く、余計なお世話
かもしれないが、いくらかの年齢に達するまでに一度は見ておくことが
必要なのでは無いかと考えて見た。
「血」をみることや食肉を流通するところをみて学ぶこと。「生きて
いる物を食べるということは生き物を血を出して殺してそれを食べれる
ように加工して私たちの口に入っていただく、ということなのだ。」そ
んなことを極力自然な感じで「みる」機会があれば感覚の中にいい意味
で入り込んでくれるのでは無いか? そんなことを思ったのです。

若い人達に聞いたことがあるのですが最近では小学校などで鮒の解剖
も蛙の解剖もやらないところもあるようです。それは何故だろう?
「かわいそうだから?」なのか? なぜ小学校など義務教育で解剖を
行わないのか? 私には全く分からない。
仮に「かわいそう」ということが起因しているならば、そのことは経
験を無理矢理奪うことになってはしないだろうか?ほんとに教育関係者
が「解剖は止めよう」と進めたのだろうか? 何故?

目の前の鹿の解体を見せてもらいながら、そんなことを思い浮かべて
考えてみた。実体を見ることは時に経験として「つらい」こともあるか
もしれない。それでも重要な点は「かわいそう」と感じる行為を通過し
た上で私たちの口に入る「たべもの」たちがあるということだと思う。
一つの行為をみて「かわいそう」というように簡単、単純に吐かれた
言葉が一人歩きして様々な事柄の経験を遠ざけているとすると、それは
その経験をできなかった人が逆説的に「かわいそう」ということになり
はしないのか?(これは私の単純な思い込みであるかもしれませんが)
それはいろんなところで「実体を知らない」という人を生み出している
ことになりはしないのか?

デジタルコンテンツの時代情報と実体験、この双方の融合がとても大
切だと感じた今回の取材体験でした。

皆さんはどのように考えますか?


◆私からのお知らせです。
昔から続く印画紙に光を当てて暗い部屋で制作したアナログ白黒プリ
ントによる写真展を美里に開設したギャラリーで4月30まで開催してま
す。
詳細情報は下記アドレスにて。
http://www.matsubara-yutaka.com/gallery/


 写真師松原
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# by uneme_tayuu | 2017-04-20 16:03 | 暮らし暦 | Comments(0)

清明号 -今日は旧暦 3月 8日です-

かまどメールの時間です。一分ほどお付き合いいただければ幸いです。
今回は中谷が書きました。

私が住んでいる集落の今朝の気温は0度。冬の間に寒さに慣れた体に
はそんなに寒くは感じませんが、この時期にしてはけっこうな寒さでし
た。

今日は地球寒冷化の話題を書きます。実は昨年の小寒号で、地球温暖
化の原因には諸説あり、二酸化炭素の増加と太陽活動の活発化が代表的
で、私は後者を支持し、地球は寒冷化に向かうだろうと予想していると
書きました。

NASAの発表によると、太陽の黒点が3月6日から21日まで記録されませ
んでした。2010年4月以来で、これは太陽活動が停滞し、地球に降り注
ぐエネルギーが減少するという結果となります。今回の太陽活動の停滞
がこの春の寒さの原因と短絡的に結びつけることはしませんが、寒冷化
に向かう可能性が高くなっているとは予想しています。

あの地球温暖化の騒ぎは何だったのか! という疑問が私のなかにく
すぶっています。正確なことはなかなかわからないということがわかっ
たので、こんどからは巷で流行る言説には二度とだませれないぞと深く
心に刻んで筆を置きます。読んでいただいてありがとうございました。


あとがき

今朝5時頃(4月3日)国道の温度計の0度を見たときに、今回のメール
のお題は地球寒冷化でいこうとひらめきました。夜遊びしての朝帰りだ
ったので、一旦床に入って眠りました。起きてPCを開き、さて原稿を書
こうとしたら、お題を忘れてしまっていました。思い出すのに5分ほど
かかりました。58歳の春、先が思いやられます。そろそろかまどメール
を引退する潮時ですかね。

あとがき2

原稿を書くために、いくつかWEBサイトを見ましたが、太陽の活動と
人間の活動には関係があるとの説を見つけました。景気や犯罪との関連、
なかなかおもしろそうなテーマです。

(なかや)
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# by uneme_tayuu | 2017-04-04 15:06 | 暮らし暦 | Comments(0)

”かまどマルシェ手づくり・体験市”を開催します♪

日  時: 2017年4月23日(日) 10:00~15:00

 場  所: 暮らしを楽しむ竈の家
           * 販売は完売にて終了になります。
           * 入場無料、雨天でも開催いたします。


春の”かまどマルシェ手作り・体験市”開催します♪
いつも通り内部幼稚園の駐車場を来場者用にお借りしていますが、あすなろう鉄道の一日乗車券を購入して電車でご来場いただいた方には、その乗車券を提示いただくと、あすなろう鉄道のグッズをプレゼントいたします(先着50人)。
うららかな季節、電車に乗ってのんびりと、内部駅から竈の家までの道のり散策もまた乙ではないでしょうか(^^)/

もちろん会場でも楽しんでいただけるように趣向を凝らしました。
素敵な作家さん達の手作り作品や美味しい食べ物の他、音楽演奏、落語、絵本の読み聞かせ、バルーンアートなど種々イベント設けましたので、ぜひ楽しんでくださいね。

地元菊屋さんの生菓子の販売もします♪
お抹茶や珈琲で美味しい和菓子もおススメです♡
今回は離れの1階にイートインのコーナーを設けましたので、お買い物したお菓子やパンもその場でゆっくりと寛いで召し上がって頂けます。

楽しいひと時を一緒に過ごしませんか。皆様のお越しをお待ちしています。

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# by uneme_tayuu | 2017-03-31 16:33 | かまど通信 | Comments(0)

4月の庭そうじ

◆4月の庭そうじ◆  4月1日(土)と22日(土)の 10時~16時まで

4月はマルシェもありますから月2回の開催にします。
1日は主にお庭のほう。庭に必要でない草花の除去。今摘み取っておか
ないとあっという間に手におえない大きさになってしまいます。

22日は翌日のマルシェの設営を兼ねて。この日は特に人手が欲しいです。
出店者の皆様には出来る限りご協力をお願い致します。

作業にご協力いただける方は、多少汚れても問題のない動きやすい服装
と軍手持参で、直接竈の家へお越しください。
いつも通り、都合のつく時間帯からの参加で結構です

* 暮らしを楽しむ竈の家の地図こちら
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# by uneme_tayuu | 2017-03-25 21:59 | かまど通信 | Comments(0)

春分号 -今日は旧暦 2月23日です-

寒い寒いと思っていたのが嘘のように、暖かい日が続いています。
先日の夜サロンの帰り道も、深夜というのに切るような空気の冷たさな
どなく、春の気配が漂う心地よい夜半でした。見上げた空の星の位置は
すっかり移動して春の星座に様変わり。それもそのはず、いつの間にか
春も中日、今日は春分なのですから。

つい先ごろ、歳若い友人とランチをしていて、お墓参りの話が出ました。
「年配の方って毎日お墓に行かれますよね。古市さんは行かれます
か?」言われて、はっと一瞬、言葉に詰まってしまいました。
年配者に思われたことに動揺したのではありません(笑)。
“そういえば年末からしばらく行っていないな!“
と思い出したからです。
元々そんなに小まめにいく方ではないですし(毎日なんてとても無
理!)、特に冬場は寒いので足が遠のくのですが、2月は父の命日があ
るので、必ず一度は参っていたのですが、すっかり失念していました。
お彼岸を前にそんな話が出たのも何かの暗示でしょうか。
この原稿を仕上げたら、日の高いうちに早速お墓に参ることにします。

ところでこの、お彼岸の風習、仏教に由来するとは言うもののインドや
中国では見られない習わしだそうですね。
彼岸と此岸の近いこの時期に西国浄土の先祖に思いをはせ、その年の豊
作と子孫の加護に感謝しつつ、祖先の供養をする。これはこの時期が、
春の農耕の始まる時期と秋の豊穣を祝う時期に重なることから定着して
いった日本の独自の風習で、彼岸会の法要が仏教とは縁のない土着信仰
に基づく行事と共に行われる例も各地で多くみられるようです。
自然と争わず融合する心を持った日本人の気質からくるのでしょうか。

近頃はパワースポットブームで神社に参詣する方が増え、お伊勢さんな
どいつ行っても多くの人で賑わっていますが、お彼岸にはやはり「お墓
参り」。皆さんもぜひ、ご先祖様の供養、忘れないで頂きたいものです。


By かまど管理人
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# by uneme_tayuu | 2017-03-20 08:15 | 暮らし暦 | Comments(0)

啓蟄号 -今日は旧暦 2月 8日です-

今回は鹿児島県最南端:与論島にて原稿を書いています。

3月の第一日曜日に開催される「ヨロンマラソン」に今年もエントリーしました。
ここで人生初のフルマラソンに挑戦したのは今から15年前。
それまで5kmのマラソンしか走ったことがなかったのに、
無茶な挑戦をしたものだと思います。

このマラソン大会の最大の魅力はズバリ「島民あげてのおもてなし」です。
開催前夜のウェルカムパーティーにはじまり、
マラソン中には給水所で水・スポーツドリンクはもちろんのこと、
オレンジ・パイナップル・島特産の黒糖・おにぎり・ヤギ汁etc、
所によっては黒糖焼酎(!)なども振る舞われます。
そして沿道の家の前では、おじい・おばあがパイプ椅子を並べ、
手を叩き、太鼓を叩き、鍋やヤカンを叩き、暑い日差しの下で何時間も
私たちランナーが通り過ぎるのをずっと応援し続けてくれるのです。
とある家では、リクライニング式のベッドに横たわったおばあが
掃き出し窓を開けて応援してくれていたこともありました。
走りながら涙が出そうでした。

以来15年のうち、仕事の都合で参加しない年もあり、走る距離も
フルからハーフに変わりましたが、合計で10回ぐらいは参加しているでしょうか。
今年もウェルカムパーティーでたくさんの人との再会がありました。
パートナーのご病気で昨年は会えなかった70代のご婦人とも再会出来て
うれしかったのですが、介護のため今回が最後の参加なのよ、と彼女から聞いて
少なからずショックを受け、自分が変わらず参加し続けられる環境にいることの
有り難さを実感しました。

3月5日、今年は感謝の気持ちを胸に走ります。

千鶴子
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# by uneme_tayuu | 2017-03-05 08:54 | 暮らし暦 | Comments(0)