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雨水号 -今日は旧暦 1月12日です-

あさっては誕生日というある日、いつものように仕事を終えて帰宅す
ると、一通の手紙が届いていました。
差出人を見ると勤務先の社長から。
なんと社長手書きの、誕生日のお祝いメッセージでした。
昨年転職して初めて迎える誕生日。
その内容は短いながらも、ありきたりな定型文ではなく、普段の私を
見ていただいているのだと思えるもので、ものすごい「大切にされてい
る感」を味わうことが出来ました。

翌日社長にお礼を伝え、お話を伺うと、社員ひとりひとりに目を向け
ることを意識して、6~7年ほど前から始めたとのこと。

地元の中小企業ですが社員は100名を超えているので、単純計算で
3日に一通はメッセージを書いていることになります。
毎日仕事で忙しいはずなのに…
社長の時間の作り方・使い方に驚きながら思い出した言葉は「一番忙
しい人間が、一番多くの時間を持つ」

同時に、時間に余裕があるはずの自分は、たいしたことをしていない
ということにも気づかされました。
同じ時間を過ごすのなら、大切なことに時間を使っていきたいとあら
ためて思いました。

   千鶴子
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by uneme_tayuu | 2016-02-19 20:02 | かまど通信 | Comments(0)

立春号 -今日は旧暦 12月26日です-

かつての日本は「立春」が1年のはじめとされていましたが、現代は、
立春の前日である「節分」の方が、豆まきや恵方巻など「年に1度のイ
ベント」という感覚が強いのではないでしょうか。

私が子供の頃、私の家では豆まきにちょっとしたルールがありました。
私は南信(南信州=長野県南部)育ちですが、北信(北信州)生まれの
父が豆まきを仕切っていたので、「我が家の豆まき」がどちらの地域の
風習に基づいていたのかよく分かりませんが。

まず、豆をまくのは夜。家じゅうの明かりを消して、窓や玄間を開け
る。そして、暗い中で「鬼は外、福は内」と言いながら、家族みんなで
すべての部屋に豆をまく。この際、豆は鬼を追い出すためのもので、福
の神に当たってはいけないので、「鬼は外」と言う時だけまいて、「福
は内」と言う時はまかない。

家のどこかに潜んでいた鬼が、豆をぶつけられた痛さに耐えかねて、
夜闇に紛れて逃げていく姿を思い描きながら、最後は窓から屋外へと豆
をまいたものです。

豆まきの後は、自分の年齢の数だけ豆を食べると、健康で暮らせると
いうことでした。このあたりは全国共通でしょうか。鬼が苦手だという
イワシも焼いて食べました。余談ですが、豆まき用の大豆は拾うのが面
倒なので、我が家は落花生をまくのがお決まりでした。

改めて振り返ると、自分自身、子供ながら目に見えないモノやコトの
世界を想像力で補完する感性を持っていたのだと気づかされます。今の
子供もきっと同じだと思います。大人として、大切に見守ってあげたい
ものですね。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2016-02-04 16:59 | 暮らし暦 | Comments(0)