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大寒号 -今日は旧暦12月28日です-

寒さに慣れ、早起きが苦にならなくなりました。冬至から二ヶ月が経ち朝も
早く明るくなるようになりました。最近は小口の材木の配達もするようになっ
たので、明るい朝の時間が使えるのはありがたいことです。

野生化がどんどん進んでいる大工の池山さんにお風呂で石鹸を使う必要
はないと教えていただきました。使わなくなってもう10日ほど経つのですが
まったく問題ないようです。

石鹸で体を洗うという行為をなにも疑わず52年続けてきました。洗脳され
ていたのでしょうか。テレビにとって石鹸屋さんは大事なスポンサーである
ことはよく知られていますが、どうなんでしょうか。

取引先の製材所の社長から、今の私の仕事を一代で終わらせる気です
か?と聞かれました。ほぼ同じ時期に娘からもお父さんたち大人は若者の
仕事をつくる努力が足りないといわれました。

次代を担う若者を雇う余裕がないと言い訳だけがスラスラ出てきます。会
社を維持するのに精一杯だと泣き言も平気です。ああ、なんと貧すれば鈍
すなんだろう。どうすればよいのだろう。

ちょいと自分勝手な解決法を書いちゃいます。丁稚奉公の復活です。大人
は若者に毎日の食事と暖かい寝床と着物を用意します。若者は親方の仕
事を手伝いながら独り立ちを目指します。給料は特になしで、盆とお正月に
お休みとお小遣いがいただけます。

ちょっと話はかわりますが、世界的にみると大学を卒業する若者がたいそ
う増えているそうです。彼らはやがて新興国など各国の企業の発展に尽く
していくでしょう。日本の製造業の多くはそれらの企業に取って変わられる
運命なのでしょう。

ちょうど今ごろ大学入試の季節ですが、大学を目指す日本の若者にもこの
現実を知って損はないと思います。日本経済の成長に乗っかってなにも考
えずに済ませてきた私が今の若者に意見するのはオカシイですが。

今年大学を卒業する娘から就職するの止めようかなと相談がありました。
私はいいねぇと答えました。父ちゃんまだまだ元気だから住むところと毎日
の卵かけご飯は大丈夫だから存分に好きなことしたらいいと。

心の中では、材木屋の丁稚候補が一人できたと喜んでます。最後まで読ん
でいただきありがとうございました。


By kuma28
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by uneme_tayuu | 2012-01-21 17:49 | 暮らし暦 | Comments(0)

竈の会~年忘れお餅つきと味噌づくり~開催のお知らせ

毎年この時期恒例のお味噌の仕込みとお餅つき
『竈~年忘れお餅つきと味噌づくり~の会』を、来る1月15日(日)に開催します。

                    記
日 時: 2011年1月15日(日) 9時~日暮れまで
場 所: 四日市市采女町大日 竈の家
参加費: 大人500円 ・小人300円 + 差入れ・寄付歓迎 
味噌のお持ち帰り:800円/kg


{当日のおおよそのスケジュール}
   9:00~ 火熾し
   9:30~ 大豆ゆで
  11:00~ 塩こうじ作り・お餅用の野菜の準備
  11:30~ もち米蒸し・みそ玉作り
  12:15~ 餅つき開始
  12:30~ 試食開始
  15:00~ 余興

味噌の仕込みはなるべく午前中に済ませ
仕込みが終わり次第、お餅つきに入りたいと思います。
お餅が食べられるのは多分午後から
でも、よかったら早めに来てお手伝いもお願いしますね。
なるべくマイ食器ご持参で参加してください。

出来上がったお味噌は800円/kgでお分けいたします。
欲しいなと思われる方は、タッパーなど入れ物を持って来てくださいね。
*”leブランチ竈”でお出ししているお味噌汁に使っているお味噌です。

その他、手作りスイートポテトの販売もあります。
1個100円、限定40箇
“これが100円!?“絶対お店では買えない美味しさです。


参加不参加の連絡はとくに不要ですが、ご連絡をいただけると嬉しいです(ここ)。


【重要:会に参加される方へお願い】
昨年から竈の会へ参加の方の面路駐車を自主規制しています。
いろいろ意見はあったのですが「竈の家」の敷地内にも、自動車の乗り入れをしないことに決めました(二輪車は敷地内に駐車可)。
竈の会にお越しいただく際はご面倒でも、徒歩、自転車、二輪車、あるいは公共交通機関等をご利用ください。

ただし、荷物の搬入などやむなく車でお越しの方は、少し離れた場所ですが駐車場を案内させていただきますので、事前にお申し出ください。
荷物の搬入、搬出には竈の家敷地内に乗り入れできます。

以上、この会を末永く続けていくために、どうぞご理解頂きますようよろしくお願いいたします。
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by uneme_tayuu | 2012-01-11 16:21 | かまどの会 | Comments(0)

小寒号 -今日は旧暦12月13日です-

このごろ、とくに寒いと思っていたら、
寒の入りである「小寒」の報せ。
つくづく、二十四節気や旧暦は
よくできているものだと感心します。

釣りをしているかたから
こんな話を聞いたことがあります。
いつも魚が回遊してくる頃合いが、
ある年、大きくずれたことがあった。
不思議に思ってカレンダーをよく見たら、
その年は旧暦で閏月があり
現代歴と旧暦の差が大きく開いている年。
旧暦では、やはりおなじ頃合いを
指していたそうです。

第一次産業を中心とした、
自然の巡りに沿った生業を持つ方々の多くは、
明治の改暦以降も、旧暦を活用しています。
日本が、かつての暮らしの中で育ててきた旧暦はそれだけ、
「自然とつきあって暮らすために、便利に進化していた暦」
だったのだと思います。

折しも、現代歴のこの年末、
ニュージーランド東の島国サモアで
日付変更線の変更があり、12月30日が消失しました。
自国より東側の国とより、西側の国との交易が盛んになったため、
そちらの時間帯に合わせる方が便利だ、という理由です。
なんとも、明治の改暦を彷彿とさせる話でした。

明治政府の選択を批判するつもりはありません。
ただ、当時の日本が現代暦を「いいね!」と選択した理由は
「同じ暦を使っている国との交易に便利」という経済事情を
優先したものに過ぎないということ。
現代暦も、旧暦も、多様性を持つ暦の一つ。
どちらが絶対的に優れている、という訳ではない。
そこを誤解してはならぬと思います。

昭和生まれの私にとっては、
「現代暦」は、生まれた時から接している、
「あたりまえで、普通で、便利な暦」でした。

でも、それなりの年月を生き、
多種多様な世界を見聞きして学ぶにつれ、
それは、日本という土地に住む人間の長い営みのなかで
非常に限られた「現代における条件」の中での
「あたりまえ」であり「普通」であり、
そして、「便利」であったのだと、あらためて感じています。

現在、身の回りにある「あたりまえ」や「普通」、
そして、てのひらの中にある「便利さ」。

暦の話から、広がってしまいましたが、
いま、私たちは、批判の目ではなく、
敬意を持って過去を振り返るこころと、
希望を持って未来を見晴るかすこころを持って
それらをあらためて見直してみるべき
転換期にいるのだと思います。

emix
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by uneme_tayuu | 2012-01-06 10:44 | 暮らし暦 | Comments(0)