<   2011年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

霜降号 -今日は旧暦9月28日です-

霜降

読んで字のごとく、霜が降りはじめる頃といわれる節気です。
今日はありがたいことに、まだ暖かいほうですが、
時折、三寒四温の言葉どおりにぐっと冷える日が混じり
確かに秋から冬へと向かっている季節の移ろいを感じます。

秋の実りがだんだんと
旬の終わりを告げて去っていくのは、
食いしん坊としては、いささか寂しい気持ちですが
炊事のときの火の熱が、心地よい「ぬくもり」として
感じられてくるのは、うれしいもの。

かまどが各家庭にあった頃には、
きっと、あかあかと燃えるその炎を通して
似たことを感じていたのだろうな……と想像します。


さて、昔話でしばしば見かける情景ですが、
昔の人は、生活上の死活問題として
かまどの火を絶やさないために
様々に気を配り、大きな苦労をしてきました。

震災時、多くの地域で大きな断絶がありましたが、
現在では、ふたたび多くの地域で
コックをひねればガスが、
スイッチを押せば電気が、
ガソリンスタンドに行けば灯油が、
24時間いつでも手に入る状態になっています。

電気、ガス、灯油……
これらの「現代のぬくもり」をもたらす
燃料/エネルギーが、なんとも楽に、便利に
絶えることなく各家庭にもたらされる
「現代の、当たり前」に対して、
「なぜ、この便利さが自分の手にあるのか」を
ぬくもりがうれしいこれからの時期に、
ひとりひとりで、よく考えてみませんか。

今、「当たり前」のように享受している
これらの状況が、ほんとうは、
「どれだけ恵まれている」ことなのか。
「だれに支えられている」ことなのか。
「なにを対価としている」ことなのか。


由来に諸説ある「かまど神信仰」ですが、先祖たちが、
火の力を扱う「かまど」というものを、ただの
「ほしいままに使役できる便利な道具」と思わずに
その存在に人格……いや、それ以上のものを感じて
「神様」として自分より上の存在として接した理由、
また、捧げた感謝と敬意、そして畏れの理由が
見えてくるかもしれません。

そして、ここから、
エネルギー問題に端を発した、
わたしたちの抱える社会の「本当の」問題点と
フェアな未来を拓くヒントが見えてくるように思います。

emix
[PR]
by uneme_tayuu | 2011-10-24 08:25 | 暮らし暦 | Comments(0)

第7回leブランチ竈(るぶらんちかまど)開催のお知らせ

今月も「leブランチ竈」開催します。
高く澄み渡った空の下、竈の家でブランチタイムは如何ですか。
炊きたてご飯とコーヒーをお楽しみ頂けます。

日  時: 2011年 10月 23日(日) 9時~日暮れまで
             *朝ご飯は10時頃~なくなり次第終了
場  所: 四日市市采女町大日 竈の家(古市場バス停前)
会  費: 200円 + 器レンタル料50円
      マイ食器(茶碗,お椀,お箸)持参の方器レンタル料不要です
      コーヒー1杯100円
講  座: バルーンアート等

*申し込みは不要、その日の気分でお出かけください。
[PR]
by uneme_tayuu | 2011-10-19 09:13 | leブランチ竈 | Comments(0)

第6回leブランチ竈(るぶらんちかまど)開催されました

9月最初の連休の9月18日、竈の家で「第6回leブランチ竈」が開催されました。
今回は何故か応援スタッフの都合がつかず、不安を抱かえてのスタートでしたが、一人であれこれ作業していると、前任の地域マネージャーさんがバルーンおじさんと前後して来てくださいました。思わぬ助っ人出現かと思ったのは束の間、手伝いたいのはバルーン・アートだったようです。何でも折角覚えたのだから復習しておきたいとのこと。
f0044728_8474289.jpg

しょげながらまたしばらく一人で頑張っていると、ようやく天の助け、応援が2名駆けつけてくれました。
しかし、少しばかり遅かったようです。竈ご飯は見事な“お焦げ”に・・。
f0044728_8481258.jpg

ここ最近はずっと上手くいっていたので、がっかりして炊き直そうかと思ったのですが、意外やこれがまた美味しいと評判で、あっという間に食べ尽くされて、早々最もひどいお焦げ部分を残すだけになってしまいました。その“真っ黒お焦げ”も会話の適度な摘みとなって何時しかなくなり、やっぱり竈ご飯の威力って凄いんだなーと改めて実感した次第です。
f0044728_8483846.jpg


この日は月2回の書道教室開催日とも重なっていたため、食後は、先生の指導で書道体験されたり、写経に挑戦されたり、バルーンでお子さんと遊んだり、皆さんそれぞれにのんびりゆっくり自由な時間を過ごされたようでした。
f0044728_849991.jpg
f0044728_8492592.jpg
f0044728_8495543.jpg
f0044728_8501290.jpg

[PR]
by uneme_tayuu | 2011-10-18 08:50 | leブランチ竈 | Comments(0)

寒露号 -今日は旧暦9月13日です-

皆さん、こんにちは。
朝晩、涼しさを通り越して寒い!と感じるようになってしまいましたね。
それもそのはず、今日は「寒露」です。
初霜どころか東北地方の山々や富士山では例年より早い初冠雪のニュースが報じられ、いよいよ冬支度の季節に入ったことを感じます。

さて、この暦メール、今はどうしても災害や原発、金融危機関連の記事に傾いてしまいがちなのですが、今日は敢えて、少し華やかな話題にしようと思います。
でも、特に理由があるわけではありません。
ただ自分がつい先日御園座で、毎年恒例の顔見世興行を観てきたばかりという、ただそれだけの理由で。


最近の歌舞伎界は、7月の中村吉右衛門の人間国宝認定に始まり、9月には市川亀治郎の猿之助襲名、香川照之親子の梨園入りという、金儲け主義丸出しの襲名披露興行オンパレードとは少し趣を異にした目を見張るようなニュースが続きました。
7月の時には、吉右衛門が他の幹部級俳優に先んじて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されたことで、長年、ジジイ趣味と悪口を叩かれながらも一貫して吉右衛門ファンを自認してきたことが、すごく報われたような気がしましたし、9月の記者会見では、亀治郎がその名跡に執着することなく(実は私が執着しているのですが・・)猿之助襲名を決断したその潔さ、香川照之が拒絶された過去、積年の確執を乗り越えて梨園入りしたその胸中を慮っては目頭を熱くしたものです。

そんな話題沸騰真下の御園座はと言うと、これがまた三年分の役者が一度に来名したのかと思う程豪華な顔ぶれ、「これぞ顔見世」と言わんばかりの名優顔合せでした。
ただ今回の中村歌昇改め三代目中村又五郎襲名は、先代と芸風も格も違う襲名で、個人的には納得いかないものでした。90歳近くでまだかくしゃくと舞台を踏んでおられた先代又五郎の軽妙・洒脱な枯れた芸風を覚えておいでの方なら誰しも思うことでしょう。

それはさておき、もし、歌舞伎はしばらく見ていないわ、とか、まだ見たことは無いけれど興味はあるわという方でしたら、この10月、一度出かけてみられてはと思います。名古屋でこれだけの役者が揃うことはまずないはずです。團十郎・海老蔵親子も出演していますからね。
そしてまたもう一言言わせてもらうとすれば、海老蔵は、舞台の外ではいろいろあるかもしれないけれど、いずれ自らが団長として一座を率いていく立場にあることを身に備えて育っているのは紛いもない事実だと実感することでしょう。それとても吉右衛門の足元には及ばないことではあるのですが。

By かまど管理人
[PR]
by uneme_tayuu | 2011-10-09 08:54 | 暮らし暦 | Comments(0)

第15回サロンde竈(さろんでかまど)開催のお知らせ

涼しさの中に幾分寒さの混じり始める10月はまた春と共に花の季節でもあります。
竈の家ではお抹茶と季節の和菓子を用意して、皆さまのお越しをお待ちしています。
また、今月の体験講座は『レカンフラワー』です。

日  時: 2011年 10月 3日(月) 9時~日暮れまで
場  所: 四日市市采女町大日 竈の家(古市場バス停前)
会  費: 500円(お茶菓子つき)
呈茶時間: 10時以降のお好きな時間に
講  座: 立体クラフト レカンフラワー
      講 師: 武内哲子さん
       材料代: 1,000円

❦レカンフラワーとは、自然の花や葉を特殊技法で立体乾燥させたものを、額縁などに飾るドライフラワーの一種です。
脱色、染色してあるプリザーブドフラワーとは違い、生花の持つ自然の色を活かすことができるクラフトです。

❦絵本の読み聞かせや午後からは尺八演奏もあります。

*呈茶時間に合わせお好きな時間帯にご利用ください。
*参加ご希望の方は、ここ までご連絡ください。
[PR]
by uneme_tayuu | 2011-10-01 22:22 | サロンde竈 | Comments(0)