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秋分号 -今日は旧暦8月26日です-

秋彼岸に先立って、台風12号と15号が各地に大きな被害をもたらしまし
た。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

私が住んでいる名古屋も、特に15号の襲来時は平日だったこともあり、
豪雨で街はかなり混乱しました。社員を早めに帰宅させる会社も少なくな
かったのですが、激しい雨風で鉄道の運休も相次ぎ、名古屋駅はタクシー
待ちの長い列。名古屋市は一時、市の人口の半数にあたる約110万人に
避難指示・勧告を出したという大変な事態でした。

一連の台風ニュースで、個人的にショックなのは、奈良県と和歌山県で発
生している、豪雨による土砂崩れで川がせき止められた「土砂崩れダム」
の状況です。奈良県十津川村などではなお多くの住民が避難生活を続け
ています。

豊かな緑の山がざっくりとえぐり取られ、茶色い山肌を晒す様は、自然の
猛威の結果とはいえ、大きな喪失感に襲われます。奈良に住む友人が見
た地元ニュースでは、こうした土砂崩れの斜面は、100年くらいでは周囲
の密度の濃い森のようには戻らず、再生には長い長い年月がかかると説
明されていたそうです。

何千年、何万年という単位の自然の営みからすれば、100年などほんの
一瞬かもしれません。しかし人間の命は短い。だからこそ子孫に知恵をつ
なぐ術をもっているのですが、知恵が暴走して、地球温暖化といった事態に
少なからず加担してしまっているのも事実なんだろうと思います。自分で考
え、できることをやっていくしかないのですが、心が痛む日々です。


  紘
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by uneme_tayuu | 2011-09-23 19:24 | 暮らし暦 | Comments(0)

第6回leブランチ竈(るぶらんちかまど)開催のお知らせ

今月も「leブランチ竈」開催します。
少し涼しくなった竈の庭でブランチタイムは如何ですか。
炊きたてご飯とコーヒーをお楽しみ頂けます。

日  時: 2011年 9月 18日(日) 9時~日暮れまで
             *朝ご飯は10時頃~なくなり次第終了
場  所: 四日市市采女町大日 竈の家(古市場バス停前)
会  費: 200円 + 器レンタル料50円
      マイ食器(茶碗,お椀,お箸)持参の方器レンタル料不要です
      コーヒー1杯100円
講  座: バルーンアート等

*申し込みは不要、その日の気分でお出かけください。
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by uneme_tayuu | 2011-09-13 17:50 | leブランチ竈 | Comments(0)

第14回サロンde竈(さろんでかまど)開催されました

各地に大きな被害をもたらした大型の強い台風12号が過ぎ去った秋晴れの9月6日、竈の家で「サロンde竈」が開催されました。
秋雨前線と重なり一週間近く降り続いた雨の影響で、竈の家も相当箇所に雨漏り被害を受けましたが、前日の拭き掃除を少し頑張って、難なく開催にこぎつけることができました。

サロンもこの頃は月替わりの講座が定着してきたようで、「講座を受講したいのですが・・」と予約の電話が入ります。
一応、「お抹茶付きの参加費を頂いた上での受講になりますが、大丈夫ですか?」と確認すると皆さん快く応じてくださるのでホッとします。

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さてその今月の講座、「つるし飾り」は、以前サロンに参加された方の「この家につるし飾りがあったらええのになぁ。」という一言で実現したのですが、
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実際の体験を通してみると、一つの一つのモチーフを作るだけでも思うようにはいかず四苦八苦、沢山のモチーフを繋げてつるし飾りが出来るまでには気の遠くなるような時間が必要だということがわかって少しばかり力を落としました。
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でも今回の講座がきっかけで、皆さんが少しずつでも手仕事を続けられ、いつか集まったモチーフを一つにできたら・・、そんな夢を見るのも楽しいことかも知れません。見学の方も沢山いらっしゃって、横からあれこれ、ワイワイガヤガヤ、お喋りも弾んで和気あいあいの会となりました。


今回は講座が午前中のみだったのと子供たちの参加がなかったので、
読み聞かせのお姉さんもスタッフもみんな一緒に、午後はのんびりと過ごしました。
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        (認知症の母の同じ話を何度でもじっくり聞いてくれるスタッフ達)
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              (外便所の目隠し用衝立に成ったゴーヤ)
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by uneme_tayuu | 2011-09-09 10:46 | サロンde竈 | Comments(0)

白露号 -今日は旧暦8月11日です-

美里は朝晩すっかり涼しくなってTシャツで過ごすのが肌寒いほどになって
きました。みなさんの住んでいる場所も秋の気配が進んでいることと思いま
す。

先日の台風の力も大きくて自然の恐怖を感じることになりました。続いてい
ます、いろいろ。


今から1ヶ月ほど前、ちょうどお盆にさしかかるころ、岩手県大槌町というと
ころに足を運んできました。震災の時町長が亡くなってしまった町です。(最
近新町長が決まりました)一人で行かなければ、と思ったので三重から車
で向かいました。(岩手は遠かったです)被災地に入ると瓦礫などはかなり
少なくなっていて、空き地に残された家がぽつんと立っているような景色。
ダンプの走行音とブルドーザーのガタン、ガタガタ、という音が響いていて
土埃が舞っていました。「臭いが結構するよ」と聞いていましたが現地では
思ったほどきつくはありませんでした。ただ雨が降ったりすると臭いも発生
していました。

そのような状況にある中で被災を受けた建物の前に立ちました。窓ガラス
は無い。この建物を覆う高さの津波が来たということを体がゆっくりと感じ始
めていました。

「この津波に遭ってしまったら生きているのは無理だな」その感じたひとつ
の見えない物差しを持ち歩いて5日間滞在しました。

映像や音声だけでは感じられないこと、被災地、その土地に立つことで、自
分の中に今回の「津波」のスケールがインプットされたこと、私には訪れて
一番身に染みると共に東北大震災のことを忘れないための一つの道具を
手に入れたと感じています。自分の身の丈が物差しとなった、修学旅行で
の奈良の大仏さん以来の出来事でした。

体感していくことで見える世界があることを改めて感じさせてもらえました。

現地の人全員では無いでしょうが「見に来てもらえれば」「ちゃんと見ていっ
てくれよ」と話してくれる人も居ました。現地に行ってみよう、と思う方はいか
れた方がいいと思います。(あくまで個人の見解ですが)

考え続けたり、見続けたりすると、語り合ったありすること、そういう行動の
なかできっと記憶の溝がより深くなることを信じたいと思います。


来週から東京で写真展です。東北に足を運んで自分の写真を見る目もほ
んの少し変化してきているように感じます。

いろいろな方とお会いできればと思っています。東北にも近い場所なので
そこでもいろいろ話を聞かせていただければと思います。

個人個人の話を聞かせてもらうのが今一番必要だと思うから。「ふるさと」と
いう場所のことをこれからも考えたり感じたりしながら

自分なりの選択を決めてゆきたいと思います。



改めて亡くなられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。忘れないために。


ありがとうございました。


村を記憶する写真師 松原
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by uneme_tayuu | 2011-09-08 11:14 | 暮らし暦 | Comments(0)