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第22回竈の会開催のお知らせ

第22回 竈の会を、来る4月11日(日)に開催します。
4月11日は旧暦では2月27日に当たります。3月3日には少し早いですが
桃の節句を皆さんでお祝いしましょう。

桃の節句は、古代では上巳(じょうし)の節句といわれていました。
上巳とは3月上旬の巳(み)の日のことを指し、3月3日に固定されたのは後の世のこ
とです。
邪気に見舞われやすい時期と考えられていたため、人々はこの日、野山に出て薬草
を摘み、その薬草で体のけがれを祓って健康と厄除けを願ったのだそうです。
そのことに年齢や性別は関係なかったようです。が、この行事は後に宮中の紙の着
せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙
人形を川に流す「流し雛」へと発展していきました。そして、桃は「女性」を思い起こさ
せる花であると言うことから桃の節句が女の子の節供になったのでしょう。
と、ものの本にはありました。

新暦の3月3日では、桃の開花にも少し早すぎますが、旧暦であればちょうど満開の
季節。
残念ながら「竈の家」に桃の木はありませんが、どこかで満開の枝を一振り分けても
らって、ついでに桃酒、桃まんじゅうも仕入れて、お祝いしたいと思います。
また、厄除けにも因んで、近所を散策、山菜摘みなどをして(これもなければどこかで
仕入れてですが)、炊き込みご飯や新芽の油炒めなども楽しみたいと考えています。

詳しい日程は、以下をご覧ください。
参加不参加の連絡はとくに不要ですが、ご連絡をいただけると嬉しいです(ここ)。

                    記
日 時: 2010年4月11日(日) 9時頃~日暮れまで
場 所: 四日市市采女町花ノ木 竈の家
参加費: 500円 + 差入れ歓迎 

【重要なお知らせ】
今回から「かまどの会」へ参加の方の面路駐車を自主規制しようと思います。
いろいろ意見はあったのですが「竈の家」の敷地内にも、自動車の乗り入れをしない
ことに決めました(二輪車は敷地内に駐車可)。
「かまどの会」にお越しいただく際はご面倒でも、徒歩、自転車、二輪車、あるいは
公共交通機関等をご利用ください。
*鉄道、バス等の詳しい案内は、追って配信いたします。

ただし、荷物の搬入などやむなく車でお越しの方は、少し離れた場所ですが(徒歩
約20分)駐車場を案内させていただきますので、事前にお申し出ください。
以上、「かまどの会」を末永く続けていくために、どうぞご理解頂きますようよろしく
お願いいたします。
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by uneme_tayuu | 2010-03-29 14:07 | かまどの会 | Comments(0)

見学者多数来館!

しばらく鳴りを潜めていた「竈の家」ですが、3月に入って急に来館者が増えました。
一度に100名以上!こんなことは昨年11月のウォーキングイベント以来のことです。

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発端は、一本の電話から。
電話の主は内部小学校の3年生の担任の先生でした。
「一年間昔の道具や暮らしについて学習してきたけれど、小学校のすぐ近くに昔の家の造りを残した民家があるとは知りませんでした。あまり時間がないので写真だけでも撮らせて頂ければ・・。」
年度末であり、時間の余裕がないため、当初は見学まで念頭に置かれていなかったと思います。
私も生徒さんが社会学習の一環として訪ねて来られるほどでもないと軽く考えていました。
ところが、下調べに訪ねてくださった先生方3名ともが、竈の家を一目で気に入ってくださって、「今まで苦労して説明してきたこと何やったん!?最初からここに連れてくればよかったやん!」と、驚きの声を上げてくれました。
そこからはとんとん拍子に話が進み、僅か三日後、ちょうど彼岸の入りで暖かな陽気となった3月18日に、3年生の児童の社会見学が実現しました。
子供たちは、クラス単位に分かれ、それぞれの見学は30分という短い時間でしたが、家の至る所を思い思いに見て周り、それぞれの心の中に「竈の家」の記憶を残してくれたと思います。
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また、その4日後には、今度は同じまちかど博物館ネットワークの一つである桑員まちかど博物館の館長さん有志の方が、「竈の家」を訪ねてくださいました。
桑名・多度・長島と言えば、県内でも有数の歴史ある地区。
歴史をあまり知らない私でも、幕末の桑名藩主松平定敬侯と言えば、幕末京都守護職に任命された会津藩主松平容保候の兄弟であると知っているし(スミマセン、定敬の名はネットで調べました・・)、長島といえば戦国の世の長島一向一揆をすぐに思い起こします。
そんな歴史地区からの見学者ですから、今度はやはり“大したことない”と思われるかなと内心考えていたのですが、この日も案に相違して歓心をかっていただくとともに、曽祖父の話、祖母や伯母から聞きかじったこの家の成り立ち話など、喜んで耳を傾けていただくことができました。
特に、私も昔何度かお邪魔したことのある地場の有名鯉料理店(美味しいんですよ!)経営の館長さんが「教育委員会にたくさん知り合いがいますからね。ぜひこういうところを子供達に見学させるように言っておきますよ。」と仰ってくださったのにはこちらの方が驚きました。

今後もし本当に、こども達の社会見学の場に活用してもらうことになるのなら
かまどの火付け体験、まき割り、風呂焚きなど、
もう一歩踏み込んだ体験学習の場にしていければよいがなと思います。
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by uneme_tayuu | 2010-03-24 18:42 | 博物館な日々 | Comments(2)

春分号 -今日は旧暦 2月 6日です-

竃のみなさんこんにちは。写真師松原です。

村の記憶写真展会場からメール原稿を作成しております。
3月18日から始まった写真展も本日4日目を迎えました。入場者
数も昨日までの3日間で800名を超えております。かなりびっくり
しております! 明日22日最終日には14時から写真家中里和人氏
とNagi発行人である吉川和之氏を迎えて写真展会場でギャラリートー
クをします。その前後に11時から新田みかんさんの静かな音での尺
八演奏、15時からYellowSoulのこれまた静かな演奏があります。
(音はアナログアンプラグドです!)
お時間ある方は是非会場に足をお運び下さい。
(松原、池山はこの2日間会場に詰めております)

さて今回この「村の記憶」を撮影しているカメラは4×5インチと
呼ばれるフィルムを使用する大型カメラを使用して撮影しました。ほ
んの10年ほど前まではけっこう町の写真屋さんでもよく見かけた蛇
腹タイプで布を冠るタイプの写真機を使用しています。もちろん連続
シャッターは切れません。光量の調節やピントの調節も手動で行いま
す。その写真機に三脚と呼ばれるカメラを固定する足をつけての撮影
になります。
そんな古いタイプの写真機での撮影は当然テンポは遅くなります。
被写体になった人からも「まだかいな?」「はよ撮らんかい!」と言
われることもかなりの回数?ありました。

さて、そんな手間のかかるカメラというより写真機と呼ぶ方が似合
う装置を使用して撮影できることは動きを止めた瞬間を狙うことは出
来ないので「じいっ」と動かない、または動きの少ない時間を必然的
に撮影することになります。
撮影といわれるとなぜかカメラを持って「攻め込む」イメージが強
いような気がするのですが、カメラのレンズが受け入れた世界をゆっ
くりとフィルムに届け定着させて行く今回のその行為は凸型の世界で
はなく凹型の世界。その凹型写真の数々は「じいっ」とこちら側を見
つめてきます。

昨日、ある方から「あきらかに凸タイプでなく凹タイプの写真です
ね、近頃珍しい写真ですね」と言葉を頂いたので自分な
りにその理由を考えてみました。

撮影した写真は約1メートル×約1.4メートルの大型プリントにし
て展示してあります。
会場にてお待ちしております。

黄砂の強い黄色い空の日に

松原 豊(写真師)
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by uneme_tayuu | 2010-03-21 11:32 | 暮らし暦 | Comments(0)

啓蟄号 -今日は旧暦 1月 21日です-

立春からはやひと月。去年の春に庭に植えた野いちごの株から新しい
芽が出て、小さいけれど真っ赤な実を一つ付けていました。夏の日差
しが苦手な彼女たちは、春早くから静かにきっちりと仕事をしていた
ようです。(いちごがなぜ彼女なのかは、今度お会いしたときに説明
しますので先に進んでください)

岐阜の恵那にある造り酒屋に行ってきました。寒仕込みしたどぶろく
を搾る圧搾機から滴るお酒をぐい呑に受けて飲んでヨロシイという堪
らないお誘いでした。

平日の昼間というのに、七人の侍と一人のくの一は、電車を乗り継ぎ、
タクシーを飛ばし、山里に佇む静かな酒蔵の真新しい杉玉の下に降り
立ったのでした。(なぜ侍かは、書いている私にもわかりません)

オーナー兼杜氏さんの薀蓄話ももどかしく、もっとも若年の私は最後
の八人目にひしゃくの一杯をぐい呑に受けたのでした。みな眉を大き
くひらいて唸っています。

「荒搾り」と言うのだそうです。旨いです。飲みやすくはないのです
が、濃く、太く、深く、味わいのあるお酒でした。聞けば、荒搾りを
水や醸造アルコールで薄めて調整し、飲みやすい味に仕立てて出荷し
ているそうです。

勿体無いけど現実ですその日その場でしか飲めない幻の「荒搾り」を
来年も飲みにくるぞと心に誓い、いそいそと次の目的地の蕎麦屋に向
かいました。

荒搾りの興奮が覚めないまま、かまどメールを書き出したらこんな内
容になってしまいました。まったく申し訳ないです。

今日は啓蟄。冬眠していた虫が土の中から這い出るころだとか。私と
しては、白菜が美味しく漬かる寒が終わってしまうのはさみしいです
が、山菜や筍など春の楽しみも待っています。

雨がふったり寒くなったり、みなさま体に気をつけて春の足音が近づ
いてくるのを楽しんでください。

kuma28
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by uneme_tayuu | 2010-03-06 13:59 | 暮らし暦 | Comments(0)