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処暑号 -今日は旧暦 7月11日です-

立秋とは名ばかりに、激しく暑い夏が通り過ぎつつあります。雨上がりの
今朝は、暑さもひと段落かなと一瞬思わせましたが、11時過ぎに雨があ
がり、蒸し暑くなりそうな気配です。もうしばらく皆様お気をつけてお過ご
しください。

今日は、処暑。インターネット先生で調べました。太陽黄経が150度のとき
で、暑さが峠を越えて後退し始めるころ。七月中。『暦便覧』では、「陽気と
どまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。とのことです。ま
あ、処暑でも何でもいいけどとりあえず涼しくしておくれ、って願う日である。
それが温暖化時代になんとなく生きている私の解釈です。

さて、暑いさなか、ボーっとした頭で温暖化について考えてみました。よか
ったらお付き合いください。

巷では、一部の人々が地球温暖化を止めなければといろいろな考えを主
張し、対応が始まっています。私自身も出来る範囲で無駄なエネルギーを
使わないように心がけていますが、少し突き放して考えてみると、温暖化っ
て人の力で止められるものではなく、放っておくしかない、そもそも人為的
なガスの増加を止めればが温暖化が止まるのか、その論が本当に正しい
のか根拠が希薄だなど、否定的な考えにぐるぐると陥っていきます。あと数
十年して、太陽の活動の変動が気候変動の原因だったと証明されたとき、
京都議定書を決めた我々は、どう反省し、謝罪すればよいのか、考えてお
くべきではないか。もし絶対的に正しいという人がいれば、それは宗教の
話です。信仰を尊重しますが議論はしません。お好きにどうぞです。

数年前にダイオキシンの問題が大きく取り上げられました。そのとき製材所
にあった木屑を燃やしていた旧い焼却炉は、行政の命令で鎖で縛られ鍵を
を掛けられ写真を撮られ(本当にそうされました。)、やがて壊されました。製
材所は、毎日大量に発生する木屑の処理のために大きな借金をして新たに
木屑焚ボイラーを設置しました。「ダイオキシンは猛毒である」という論により、
大きな経済的な負担が結果として発生しました。その後ダイオキシンが本当
に猛毒であるかどうか、検証や反証がなされており、猛毒ではないという論
も多く出ています。ダイオキシンが猛毒ではない、と証明されたとき、経済的
な負担をだれが補償するのでしょうか。

製材所の社長さんとこの件で話をしました。今度同じような話が発生したら、
できるだけのらりくらりと時間稼ぎをして不要な出費を抑えるようにしましょう
と。無駄な費用は結局お家を建てるお客さんから頂かなくてはいけません。
もし回収できなければ私たちがお店をたたまなければいけません。

ダイオキシン対策やリサイクル法、調べてみるとそれらの規制により大きな
経済的な利益を得た人々がいます。うがった見方ですが書いてしまいます。
焼却炉の設備会社、リサイクル業者、天下り団体などの隠れた意図により騒
動が静かにひそひそと引き起こされます。視聴率が稼げれば文句のないメデ
ィアが取り上げればしめたもの、大衆がうまうまと扇動されます。その結果、何
らかの規制や法が作られ、しめしめと施工され、税金がガバガバと流し込まれ
ます。これはでたらめなおとぎ話であればよいのですが、検証が必要でしょう。
私はそんな暇があれば猫と穏やかに過ごすか大好きな山小屋で風呂でも入っ
て口笛でも吹いていたいですが。

暑い日なのにうんざりする話を書いてしまいました。毎日朝が来ること、本当
にうれしいです。でも集団になると思考停止に陥ってしまう人類にもし運命と
いうものがあれば、朝が来ないことを受け入れなければなりますまい。じっと
目を閉じたままなのか、泣き叫びつつなのか、そのときに。

先日のかまどの会、笹飾りを作ったりゆっくりできて楽しかったです。最近の
ゆる目の進め方、なかなか心地いいですね。

今回は、kuma28が書きました。

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■■ 催し物のお知らせ/掲示板 ■■
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新野の花火
9月16日夜 長野県阿南町新野にて 夕方より
田舎の花火大会で、一発ごとに出資者の紹介があり打ち上げられます。
初孫が生まれてうれしいとか結婚しましたとか、ローカルならではの掲示
板、村内放送のノリのしみじみ味わい深い花火です。道の駅の支配人の
ご好意による特等席で冬瓜汁にお弁当などを楽しみながら、山里の秋の
入り口を楽しみましょう。

参加ご希望は、kuma28までメールください。
kuma28山小屋またはKハウスでお泊りもできます。
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by uneme_tayuu | 2007-08-23 14:37 | 暮らし暦 | Comments(2)

立秋号 -今日は旧暦 6月26日です-

先日、休暇を利用して、国立文楽劇場へ行ってきました。
楽しみにしていた演目は「伊勢音頭恋寝刃」(いせおんどこいのねたば)。
これは「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)と並ぶ、文楽を代表する夏芝居
の演目です。

幕があくと、涼しげな柄の暖簾や上手二階座敷の簾障子が目を引きます。絽や
絣の着物を着た店の女郎、浴衣姿の客、手に持つ団扇は、人形たちの2倍もあ
る大きさで、ゆらゆら、ゆらゆら、風を誘って揺れています。
床の語り手たちも人形遣いの衣装までも趣いっぱい、清涼感ある装いです。

そうした視覚で季節感を楽しむうちに舞台は進み、やがてやま場。

言い争いがもとで、仲居を殺め正気を失ってしまった主人公が、妖刀の魔力で
次々と店の者を手に掛けます。血に染まった白い絣が、薄暗い廊下に怪しく浮か
び、その妖艶な雰囲気は、そのまま人形を遣う人形遣いの表情となり、
太夫の荒々しい息遣い、三味線弾きの撥さばきへと伝染していきます。

背筋が寒くなるほどの緊迫感を観る者に強い、それでいて単純明快なストーリー。
重くなり過ぎないのは人形ゆえのユーモラスさ。

これ以上の夏趣向はありえないはず、の演出というに、
芝居を終えた後の、なぜかしら、どことはなしの期待はずれの感。
「この違和感はなに?」
そんな物足りなさを感じながら劇場を後に、凪いだ空気の熱い層に触れたとき、
私はすべてを理解した。


室外機から流れ出る温風、アスファルトの照り返し、林立するビルに挟まれ行き
場をなくした昼間の熱気。それら、よどんだ空気をからだ全部で受けとめたとき、
いやはや・・、夏芝居にはそれなりの暑さが必要で、
決して、空調の行き届いた涼しい館内で、指先の冷えを気にしつつ、カーディガ
ンを羽織り観るべきものではないのだよ、と。

季節感をなくした現代人が、上っ面だけを真似してもどこかむなしく、涼など感じる
べくもなし。

さて、外気はそんな温度差をうむ猛暑の最中ですが、暦の上では今日が立秋。
そして、立秋を過ぎても暑いことを通常残暑というのですが、実はこの立秋の頃
が、一年で一番気温が高いために、当分の間はこの残暑が続くこととなります。

by かまど管理人


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      ■■ 催し物のお知らせ/掲示板 ■■
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■ 8月竈の会(定例会)のお知らせ ■

今年3回目のかまどの会は、旧暦の七夕に合わせて開催します。
庭に自生している竹を切って、七夕飾りを作りましょう。夜には北を流れる内部川
に、それぞれに願いをこめて流します。
鋏や色紙、のり、カラーペンなど思い思いの道具を持って参加してください。
また、作業としては、空き缶、瓶、ガラスの破片等不燃ごみを、ほんの少し、時間
を決めて拾います。

浴衣をお持ちの方は、浴衣を着ておいでになりませんか?
かまどの家は、もちろん夏でもクーラーはありません。それでも家のつくりや庭の
木陰のお陰でしょうか、暑苦しさを感じることはほとんどなく、むしろ、朝なぎ、夕な
ぎのいっときを除いて、どこからともなく吹きぬける風に、自然の心地よさを感じる
ことの方が多いのです。
そして本当の意味の夏らしさ、夕涼みの風情とは、暑さの中で感じる心地よさ、
そういうものではないでしょうか。
浴衣と、団扇と、笹飾りで、日本の夏の情趣をともに感じてみませんか。

希望者は、前泊・後泊OKですので、ご一報願います。

【日 時】  平成19年 8月19日(日) 
       朝から夜まで終日オープン(8:00~22:00)
       お好きな時間にお越しください。
【場 所】  竈の家
【会 費】  参加費500円+強制ではないですが差入れ
【差 入】  アルコール類以外
       野菜、果物、デザート、漬物などほんの少しでかまいません
       調理品、半調理品なども大歓迎です
【定 員】  特に定めず
【持ち物】  鋏、色紙、のり、カラーペンなど

≪暮らしを楽しむ竈の家≫
定例会の日、かまどの家は、朝8時ごろオープンいたします。
(前泊の方は到着の時間から)
昼食は、原点に戻って、おにぎりとお味噌汁。
詳細はその場で決めてその日に買出し、事前準備なしです。
飲み物のアルコール類も、当面は準備を控えることにしました。
飲みたい人は持ち込みOKですので、自前で調達してください。
但し、飲んだら運転しないことを徹底してください。
昼食までの空いた時間、或いは食後の空いた時間で、笹飾をつくります。
それ以外はどんな過ごし方をされても自由。
夜まで、時間の許す限り、好きなことをしてゆっくりとお過ごしください。
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by uneme_tayuu | 2007-08-08 15:14 | 暮らし暦 | Comments(0)