カテゴリ:暮らし暦( 257 )

白露号 -今日は旧暦 8月 7日です-

 「白露(はくろ)」

今日の三重美里は天気予報「雨時々曇り」の予報は外れて晴れ。
天気予報も当たったり外れたり。予想外の晴れで稲刈りをしていると
メッセージも届いています。

「白露(はくろ)」の時期がやってきました。調べて見ると草の葉に
白い露が結ぶという意味。夜の間に大気が冷え込み、草花に朝露が宿る
ことから名づけられた、と言われているようです。太陽が離れていくた
め空も高く感じることでができる時期、とのことでした。秋に入ったこ
とを実感する時期でもあるようです。

台風がこのところよく発生&上陸します。その影響でしょうか気温よ
りも湿度が高い状態が続いていますね。少し動くだけでじっとりとして
きます。少しでも風通しをしてカビの発生などに気をつけたたいと思い
ます。湿気対策はみなさんどのようにされていますか?

また改めて台風被害に遭われた人々、場所の1日でも早い復興を改め
て祈りたいと思います。

天気予報は当たったり外れたりですが、雨雲レーダーというスマート
フォンに入れたアプリは「雨雲が近づいてます」サインを教えてくれる
のですが、そのサインがあるとほぼ正確に雨が降り出します。雨が降り
出す前は独特の湿気や空気感がありますが、その皮膚感覚とアプリとの
共存で仕事先の現場で随分助けられています。



最近私の使っているSNS(ソーシャルネットワークシステム)のなか
で「プロフェショナル(以下プロと略)とアマチュア(以下アマと略)
の違い」ということが話題に出てきました。
(その話題は仕事柄プロカメラマン、アマチュアカメラマンの違いとい
うテーマでした)

そういう話題が出た中でプロとアマチュアとの違いはなんなんだろ
う? と考えてみました。

プロ=お金をもらう人、クライアント(お客)の欲求を満たす人
アマ=楽しみでやっている人、自分の欲求を満たす人
 
こんな分け方があるようです。

以前私もプロ=お金をもらえる人と考えていたのですが、最近はお金
をもらえるだけではプロとは言えないのではないか? と考えたりして
います。

プロは欲求を満たすのは当たり前でそこに自分自身のスパイスのよう
な物(これが考え方、作り方になるのかと思います)を必ず入れ込むこ
とができる人、

あなたに仕事をして欲しい! と頼まれるようなときはじめてプロと
呼ばれるのではないか?

プロはアマチュアを下に見ていない、ということ。(私自身はここは
重要だと考えています)おそらく「創造」という方向性のベクトルは同
じであるのでしょう。あるはずです。

人との信頼度、これについてはアマチュアでも信頼できる人は数多く
いるわけですからそうなると垣根がわかりづらくなりますね。

なんだか境界線が曖昧になってきました。

プロの中にもいろいろあるしアマチュアの中にもいろいろある、結論
の出ないまま終わりを迎えそうです。

雑感ですが自分の口で「プロプロ」言う人もあまり信用できないなあ
(笑)。
そういう私が「今」言っていますね! 信用ならぬ!(笑)
みなさんのなかではいかがでしょうか?


そんなこと気にしないで早く仕事しろ!
ごもっともです…


これから訪れる収穫の秋、楽しむように致しましょう。
この土地で育って良かったな、と思えるように!


  写真師松原
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by uneme_tayuu | 2016-09-07 15:26 | 暮らし暦 | Comments(0)

処暑号 -今日は旧暦 7月21日です-

立秋から二週間たちました。朝夕は涼しくなりましたが、雲ひとつない晴天の昼間は真夏より暑く感じる今日この頃です。

昔はもっと涼しかったはず、と気温の過去データを調べグラフにしたという記事をネット上で読みました。結果は、50年で1度の上昇があったそうです。リンクはこちらから。http://netgeek.biz/archives/44843

私の記憶ですが、夏は今と同じくらい蒸し暑かったと思います。地球温暖化、異常気象とかよく聞きますが、夏の暑さは50年前とそう変わらないというのが私の実感です。

私が気付いた去年の夏と今年の夏の違いです。稲穂にたかるカメムシが少ないです。カラスに一度もトマトを盗まれていません。

自然は年により波があるようですね。異常気象なのか正常な波なのか、なかなか判断が難しいところです。


by 中谷
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by uneme_tayuu | 2016-08-23 10:30 | 暮らし暦 | Comments(0)

立秋号 -今日は旧暦 7月 5日です-

 立秋 ~秋の気始めて立つ~

リオ・オリンピックがいよいよ始まりました! 普段ほとんどテレビ
を見ない私もしばらくは目が離せない日々が続きそうです。選手たちに
はメダルというプレッシャーに負けずに悔いなく力を出し切ってほしい
ものです。

ところで、今日は大失敗をやらかしてしまいました。
普段、約束を守らない人や時間にルーズな人は大嫌いと豪語している
私が約束を違えてしまったのです。
しかもその約束は私から依頼した竈の家のお掃除の「助っ人のお願
い」です。
朝は何時に来てくれるかなぁ?と思っていたにもかかわらず、「野菜
を取りに来ませんか?」という一本のお誘いに、竈に向かう前に足を延
ばして取りに行けばお土産に持って帰ってもらえると、心がそちらに傾
いてしまったのです。しかも、ほんの少しのつもりが、想像以上の広い
敷地にたくさんの夏野菜。つい夢中になって時間の観念をなくしてしま
いました。さらに悪いことには、電話を車の中に置いたまま、携帯して
いなかったという体たらく。失敗するときって、大抵いくつかの悪条件
が重なるものですが、後悔しても後の祭りです。
遠路はるばるやってきた友人には気の毒なことをしてしまいました。
なんとも後味の悪いものです。

「物忘れ」とは、医学的には「記憶減退」とか「記憶力低下」といっ
て、病気ではなく記憶の弱りを指すのだそうです。運動しないと体力が
落ちるのと同様に、頭も使っていないと記憶力が落ちるということ。ま
た加齢による脳細胞の減少や、不規則な生活、睡眠不足、運動不足、ス
トレスなども大きな原因なのだとか。
普段から、ミスやロスをなくすために、こまめにメモを取る方なので
すが、それでも今回のように判断を誤ったり、余所事に気を取られた物
忘れなどうっかりミスはしてしまいます。加齢による脳の老化が一因な
ら、いくら注意をしていても、今後また起こらないとは限りません。
「物忘れ」が一層進んで本物の病気とならないために、努力が必要な
時期が来たのかもしれません。
今日の失敗を前向きに、脳の健康を維持・増進する意識を持とうと思
います。


  By かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2016-08-07 11:26 | 暮らし暦 | Comments(0)

大暑号 -今日は旧暦 6月19日です-

一人暮らしを始めて一ヶ月が過ぎました。
新生活を始めるにあたって一番心配だったのは「食」です。
家ではほとんど料理をしていなかったので、一体どうなることやら…
と思っていたのですが、やってみればなんとかなるもんですね。
実家で作っているお米と野菜を中心に、それなりに自炊しています。

アパートの鍵をもらって初めて部屋に入った日、まず最初に思ったのは
「キッチン、狭っ!」でした。ガスコンロはひとつ、シンクは小さく、
コンロとシンクの間の調理スペースはまさに猫の額。
ただでさえ手際が悪いのに、こんなスペースでこなせる訳がない。
外食・中食が多くなりそうだな…
そんなことを考えながら、アパート周辺の探索に出かけました。

車で5分ほどの場所に市立図書館を見つけたので入ってみました。
雑誌や生活関連の本をチェックする中、料理本のコーナーで
『マリコレシピ』というタイトルの本が目につきました。
「マリコって誰???」と思いながら手に取ると、著者は林真理子さん。
彼女のエッセイはわりと好きなのですが、料理本???
全くイメージがわかないながらもパラパラと頁をめくって読んでみると、
なんと彼女は料理好きで、若い頃は一人暮らしの狭い汚いアパートで
様々な凝った料理を当時付き合っていた彼氏にふるまってビックリさせて
いたそうです。
彼女曰く「要は段取り次第」とのこと。

キッチンが狭いのを理由に料理は無理だろうと思っていた私が、
このタイミングでこの本に出会ったことにビックリ!
「天は見ている」ってこのことか!と思ったぐらい(笑)
何がキッカケになるかわかりませんね。
このことで自炊に対する気持ちが前向きになりました。
今はまだ手際が悪く、何をするにも時間がかかるのですが、
そんな自分を笑いながら毎日楽しくキッチンに立っています。


  千鶴子
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by uneme_tayuu | 2016-07-22 16:52 | 暮らし暦 | Comments(0)

小暑号 -今日は旧暦 6月 4日です-

名古屋はいよいよ暑くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしで
しょうか。

私事ながら、仕事で北海道へ来ています。本日は「小暑」ですが、名
古屋よりも10度ほど気温が低い北海道は実に涼しく、というより時に
肌寒く、日本の気候の多様さを実感します。

現地のご担当者も「北海道の四季」のすばらしさを強調していました
が、かまどメールをご覧になられている皆様も、ご自身のお住まいの周
囲や、ふるさと固有の自然の表情を日々感じられていることと思います。

昨今、アジアを中心とする訪日外国人旅行者の急増がいわれています
が、外国人の方々も日本の季節の多彩さには心奪われるそうです。

しかしながら、地球温暖化などの影響で、こうした日本の四季の豊か
さも、失われつつある部分があります。今年も春の気温や天候はやや不
安定でしたよね。大きな自然災害も増えています。

古くから「自然との共生」が大きなテーマの一つであった日本人。現
代の私たちも、自然とどのように共生していくか、常に考えていかなく
てはならないのだと、北の大地に立ち、あらためて思っています。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2016-07-07 10:51 | 暮らし暦 | Comments(0)

夏至号 -今日は旧暦 5月17日です-


 「味噌蔵」

夏至。
竈メールの読者の皆さん、お元気でしょうか。

このころはちょうど三重県伊勢市二見町にある夫婦岩の間から太陽が
昇るのを見ることができる時期。梅雨時で好天に恵まれないとなかなか
拝めないですが、運が良ければ300?以上離れている富士山の形と共に
拝むことが出来ることもあります。早起きして1度ご来光を拝んでみる
のも良いかもしれません。昨年撮影で足を運んだ時には修学旅行の小学
生達がご来光を見に来ている姿が印象的に残っています。

さて、雨の続いている三重県津市美里町で書いている竈メール。
今回は「味噌蔵」を訪問したとき感じたことを書かせてもらいます。

3年以上熟成された味噌樽からは何ともいえないいいにおいがします。
梅雨時でもあるのか樽の木目もじんわりと湿った感じがしている。
樽の上に登ってみせてもらうと石が積まれていてそれが重しになって
いるのですが、その石にカビなどがどっしりと付着していてなんだか宇
宙の片隅にでも降り立ったような、その風景は少し極端かもしれません
が現代アートの作品のようでした。美しかった…

大豆は見事濃い色の味噌になっていました。味噌ができるのと同時に
「たまり」とよばれる醤油を濃くしたようなもの? も出来あがります。
樽のしたからできたての「たまり」をなめさせてもらう。口の中にうま
み成分が「ばーん」とひろがる感じ。(語彙が少なくてその時舌が感じ
たことをなかなか上手く言い表せないのがもどかしいのですが)そして
そのあとずーっと口の中にうまみが残ってました。お店の担当者さんの
お話しでは「このたまりは熟成発酵されてずっと空気に触れていなくて、
今はじめて空気に触れたのです。これからどんどん味が変化して行く、
空気に触れた直後の味は今しか味わえませんよ。」と話してくれた。貴
重な体験をさせてもらったことになる訳です。

味噌、酒、醤油、漬物などなど私たちの身近な食べ物や飲み物達、
「菌」や「カビ」と共にある感じですね。
「菌」「カビ」と聞くと何となく嫌な印象を持ってしまうのも身近な
CMなどで繰り返されてきて植え付けられていったイメージなんだと思い
ます。「抗菌」などということばは、そういった印象を植え付けてくれ
た最たることばだと私は感じています。

時間が経過することでしか出すことの出来ない存在感。「菌」という
物の存在で生み出される人が味わうことの出来る幸せ食品の数々。
そういうものを日常的に口に入れることが出来ること、そういう手間
暇をかけたものを作って食べる人に届けてくれる人が居ることが、ほん
とに幸せなことだな、と感じました。

効率よく「サプリメント」を使いながら栄養を数値的に捉えたものを
身体に取り入れるのも一つの方法。
今回の「味噌やたまり」ように時間をかけて熟成発酵したものを自然
循環の一部として身体に取り入れるのも一つの方法。
人類にとってどちらが良い物なのかの答えは出ていないかもしれない
ですが、そういう選択をどのようにしていくのか、その選択でずいぶん
と体内DNAの反応は変化するんだろうなあ、生きてくことに結構関わる
ことだろうなあ…
雨の降る中ぼんやりと味噌蔵の「カビ菌達」の画像をまとめながらそ
んなことを感じたのでした。

余談ですが味噌のことを書いていて「手前味噌」という言葉がなんだ
かかわいく身近に思えてきた。

味噌汁飲もうっと(笑)

写真家 松原 豊がお届けさせてもらいました。
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by uneme_tayuu | 2016-06-21 12:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

夏至号 -今日は旧暦 5月17日です-


 「味噌蔵」

夏至。
竈メールの読者の皆さん、お元気でしょうか。

このころはちょうど三重県伊勢市二見町にある夫婦岩の間から太陽が
昇るのを見ることができる時期。梅雨時で好天に恵まれないとなかなか
拝めないですが、運が良ければ300?以上離れている富士山の形と共に
拝むことが出来ることもあります。早起きして1度ご来光を拝んでみる
のも良いかもしれません。昨年撮影で足を運んだ時には修学旅行の小学
生達がご来光を見に来ている姿が印象的に残っています。

さて、雨の続いている三重県津市美里町で書いている竈メール。
今回は「味噌蔵」を訪問したとき感じたことを書かせてもらいます。

3年以上熟成された味噌樽からは何ともいえないいいにおいがします。
梅雨時でもあるのか樽の木目もじんわりと湿った感じがしている。
樽の上に登ってみせてもらうと石が積まれていてそれが重しになって
いるのですが、その石にカビなどがどっしりと付着していてなんだか宇
宙の片隅にでも降り立ったような、その風景は少し極端かもしれません
が現代アートの作品のようでした。美しかった…

大豆は見事濃い色の味噌になっていました。味噌ができるのと同時に
「たまり」とよばれる醤油を濃くしたようなもの? も出来あがります。
樽のしたからできたての「たまり」をなめさせてもらう。口の中にうま
み成分が「ばーん」とひろがる感じ。(語彙が少なくてその時舌が感じ
たことをなかなか上手く言い表せないのがもどかしいのですが)そして
そのあとずーっと口の中にうまみが残ってました。お店の担当者さんの
お話しでは「このたまりは熟成発酵されてずっと空気に触れていなくて、
今はじめて空気に触れたのです。これからどんどん味が変化して行く、
空気に触れた直後の味は今しか味わえませんよ。」と話してくれた。貴
重な体験をさせてもらったことになる訳です。

味噌、酒、醤油、漬物などなど私たちの身近な食べ物や飲み物達、
「菌」や「カビ」と共にある感じですね。
「菌」「カビ」と聞くと何となく嫌な印象を持ってしまうのも身近な
CMなどで繰り返されてきて植え付けられていったイメージなんだと思い
ます。「抗菌」などということばは、そういった印象を植え付けてくれ
た最たることばだと私は感じています。

時間が経過することでしか出すことの出来ない存在感。「菌」という
物の存在で生み出される人が味わうことの出来る幸せ食品の数々。
そういうものを日常的に口に入れることが出来ること、そういう手間
暇をかけたものを作って食べる人に届けてくれる人が居ることが、ほん
とに幸せなことだな、と感じました。

効率よく「サプリメント」を使いながら栄養を数値的に捉えたものを
身体に取り入れるのも一つの方法。
今回の「味噌やたまり」ように時間をかけて熟成発酵したものを自然
循環の一部として身体に取り入れるのも一つの方法。
人類にとってどちらが良い物なのかの答えは出ていないかもしれない
ですが、そういう選択をどのようにしていくのか、その選択でずいぶん
と体内DNAの反応は変化するんだろうなあ、生きてくことに結構関わる
ことだろうなあ…
雨の降る中ぼんやりと味噌蔵の「カビ菌達」の画像をまとめながらそ
んなことを感じたのでした。

余談ですが味噌のことを書いていて「手前味噌」という言葉がなんだ
かかわいく身近に思えてきた。

味噌汁飲もうっと(笑)

写真家 松原 豊がお届けさせてもらいました。
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by uneme_tayuu | 2016-06-21 12:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

夏至号 -今日は旧暦 5月17日です-


 「味噌蔵」

夏至。
竈メールの読者の皆さん、お元気でしょうか。

このころはちょうど三重県伊勢市二見町にある夫婦岩の間から太陽が
昇るのを見ることができる時期。梅雨時で好天に恵まれないとなかなか
拝めないですが、運が良ければ300?以上離れている富士山の形と共に
拝むことが出来ることもあります。早起きして1度ご来光を拝んでみる
のも良いかもしれません。昨年撮影で足を運んだ時には修学旅行の小学
生達がご来光を見に来ている姿が印象的に残っています。

さて、雨の続いている三重県津市美里町で書いている竈メール。
今回は「味噌蔵」を訪問したとき感じたことを書かせてもらいます。

3年以上熟成された味噌樽からは何ともいえないいいにおいがします。
梅雨時でもあるのか樽の木目もじんわりと湿った感じがしている。
樽の上に登ってみせてもらうと石が積まれていてそれが重しになって
いるのですが、その石にカビなどがどっしりと付着していてなんだか宇
宙の片隅にでも降り立ったような、その風景は少し極端かもしれません
が現代アートの作品のようでした。美しかった…

大豆は見事濃い色の味噌になっていました。味噌ができるのと同時に
「たまり」とよばれる醤油を濃くしたようなもの? も出来あがります。
樽のしたからできたての「たまり」をなめさせてもらう。口の中にうま
み成分が「ばーん」とひろがる感じ。(語彙が少なくてその時舌が感じ
たことをなかなか上手く言い表せないのがもどかしいのですが)そして
そのあとずーっと口の中にうまみが残ってました。お店の担当者さんの
お話しでは「このたまりは熟成発酵されてずっと空気に触れていなくて、
今はじめて空気に触れたのです。これからどんどん味が変化して行く、
空気に触れた直後の味は今しか味わえませんよ。」と話してくれた。貴
重な体験をさせてもらったことになる訳です。

味噌、酒、醤油、漬物などなど私たちの身近な食べ物や飲み物達、
「菌」や「カビ」と共にある感じですね。
「菌」「カビ」と聞くと何となく嫌な印象を持ってしまうのも身近な
CMなどで繰り返されてきて植え付けられていったイメージなんだと思い
ます。「抗菌」などということばは、そういった印象を植え付けてくれ
た最たることばだと私は感じています。

時間が経過することでしか出すことの出来ない存在感。「菌」という
物の存在で生み出される人が味わうことの出来る幸せ食品の数々。
そういうものを日常的に口に入れることが出来ること、そういう手間
暇をかけたものを作って食べる人に届けてくれる人が居ることが、ほん
とに幸せなことだな、と感じました。

効率よく「サプリメント」を使いながら栄養を数値的に捉えたものを
身体に取り入れるのも一つの方法。
今回の「味噌やたまり」ように時間をかけて熟成発酵したものを自然
循環の一部として身体に取り入れるのも一つの方法。
人類にとってどちらが良い物なのかの答えは出ていないかもしれない
ですが、そういう選択をどのようにしていくのか、その選択でずいぶん
と体内DNAの反応は変化するんだろうなあ、生きてくことに結構関わる
ことだろうなあ…
雨の降る中ぼんやりと味噌蔵の「カビ菌達」の画像をまとめながらそ
んなことを感じたのでした。

余談ですが味噌のことを書いていて「手前味噌」という言葉がなんだ
かかわいく身近に思えてきた。

味噌汁飲もうっと(笑)

写真家 松原 豊がお届けさせてもらいました。
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by uneme_tayuu | 2016-06-21 12:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

芒種号 -今日は旧暦 5月 1日です-

かまどメールの時間です。しばらくお付き合いいただけたらうれしい
です。

これを書いているのは6月3日です。空は晴れ渡り爽やかな風が吹いて
おります。もう夏のような日差しを浴びて、畑の植物は日に日に大きく
なり、収穫への期待が高まります。畦の草も勢いを増して、草刈り仕事
へと私を追い立てます。

さてさて、今日はおらが村の自慢を一つ。

私は、2年ほど前に愛知県から津市美里町(旧の美里村)の山あいの
集落に移り住みました。ほぼ時を同じくして、東京で活動していた第七
劇場の芸術監督さんと役者さん2人が、美里に移り住み、倉庫を改装し
劇場を立ち上げました。村に劇場ができたのです。

春、秋のシーズンになると毎週何らかの公演があり、ほぼすべてのプ
ログラムを楽しんでいます。一日の仕事を終えて、夕食前のひとときを
演劇を見て過ごすという贅沢な時間です。片道5分の移動も含めて所要
時間は1時間半くらい。日常の一コマに生の演劇が組み込まれた生活と
なりました。

考えてみるとこれはすごいことで、芸術監督さんがことあるごとに言
う「人生を豊かにする」ことを実感しています。いままで顧みなかった
最近の日本映画も見るようになりました。登場人物の心情を丹念に描く
映画をしみじみと楽しめるようにもなりました。

私自身は人の気持ちの機微に疎いまま大人になってしまい、いろいろ
間違いを犯してきました。いま還暦を3年後に迎えるこの時期に演劇や
映画を楽しみながら、私の後半生を豊かに生きるすべを学ぶ機会が与え
られたことに感謝しています。

今回は中谷が書きました。読んでいただいてありがとう。


おまけ

津市美里町の劇団と劇場についての情報です。


第七劇場(劇団)公式サイト

http://dainanagekijo.org/

テアトル ドゥ ベルヴィル(劇場)公式サイト

http://theatre-de-belleville.tumblr.com/

第七劇場(劇団)Facebookページ

https://www.facebook.com/dainanagekijo/

テアトル ドゥ ベルヴィル(劇場)Facebookページ

https://www.facebook.com/theatredebellevillemie/
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by uneme_tayuu | 2016-06-05 21:15 | 暮らし暦 | Comments(0)

穀雨号 -今日は旧暦 3月14日です-

このたびの熊本県を中心とする地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

14日夜の最初の揺れが「前震」で、「本震」が起こったのは16日の未明。素人にはなかなか予想できない事態ですし、長引く余震に家屋や交通インフラなどの被害も大きくなっています。被災地では救援物資が不足気味といいます。

東日本大震災から5年余での再びの大地震に、言葉を失いかけましたが、しかし、被災地のためにできることを考え、また、自分自身の日々の生活を大切にして、しっかりと歩んでいかねばならないと思いました。

自分のふるさとである信州や、今住んでいる東海地方は自然に恵まれた土地ですが、九州もまた、雄大な自然の王国です。その残酷な姿を見るにつけ、胸が痛み、恐れながら今回はやや短い文章とさせていただきました。一刻も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2016-04-20 09:36 | 暮らし暦 | Comments(0)