カテゴリ:暮らし暦( 243 )

小暑号 -今日は旧暦 6月 4日です-

名古屋はいよいよ暑くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしで
しょうか。

私事ながら、仕事で北海道へ来ています。本日は「小暑」ですが、名
古屋よりも10度ほど気温が低い北海道は実に涼しく、というより時に
肌寒く、日本の気候の多様さを実感します。

現地のご担当者も「北海道の四季」のすばらしさを強調していました
が、かまどメールをご覧になられている皆様も、ご自身のお住まいの周
囲や、ふるさと固有の自然の表情を日々感じられていることと思います。

昨今、アジアを中心とする訪日外国人旅行者の急増がいわれています
が、外国人の方々も日本の季節の多彩さには心奪われるそうです。

しかしながら、地球温暖化などの影響で、こうした日本の四季の豊か
さも、失われつつある部分があります。今年も春の気温や天候はやや不
安定でしたよね。大きな自然災害も増えています。

古くから「自然との共生」が大きなテーマの一つであった日本人。現
代の私たちも、自然とどのように共生していくか、常に考えていかなく
てはならないのだと、北の大地に立ち、あらためて思っています。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2016-07-07 10:51 | 暮らし暦 | Comments(0)

夏至号 -今日は旧暦 5月17日です-


 「味噌蔵」

夏至。
竈メールの読者の皆さん、お元気でしょうか。

このころはちょうど三重県伊勢市二見町にある夫婦岩の間から太陽が
昇るのを見ることができる時期。梅雨時で好天に恵まれないとなかなか
拝めないですが、運が良ければ300?以上離れている富士山の形と共に
拝むことが出来ることもあります。早起きして1度ご来光を拝んでみる
のも良いかもしれません。昨年撮影で足を運んだ時には修学旅行の小学
生達がご来光を見に来ている姿が印象的に残っています。

さて、雨の続いている三重県津市美里町で書いている竈メール。
今回は「味噌蔵」を訪問したとき感じたことを書かせてもらいます。

3年以上熟成された味噌樽からは何ともいえないいいにおいがします。
梅雨時でもあるのか樽の木目もじんわりと湿った感じがしている。
樽の上に登ってみせてもらうと石が積まれていてそれが重しになって
いるのですが、その石にカビなどがどっしりと付着していてなんだか宇
宙の片隅にでも降り立ったような、その風景は少し極端かもしれません
が現代アートの作品のようでした。美しかった…

大豆は見事濃い色の味噌になっていました。味噌ができるのと同時に
「たまり」とよばれる醤油を濃くしたようなもの? も出来あがります。
樽のしたからできたての「たまり」をなめさせてもらう。口の中にうま
み成分が「ばーん」とひろがる感じ。(語彙が少なくてその時舌が感じ
たことをなかなか上手く言い表せないのがもどかしいのですが)そして
そのあとずーっと口の中にうまみが残ってました。お店の担当者さんの
お話しでは「このたまりは熟成発酵されてずっと空気に触れていなくて、
今はじめて空気に触れたのです。これからどんどん味が変化して行く、
空気に触れた直後の味は今しか味わえませんよ。」と話してくれた。貴
重な体験をさせてもらったことになる訳です。

味噌、酒、醤油、漬物などなど私たちの身近な食べ物や飲み物達、
「菌」や「カビ」と共にある感じですね。
「菌」「カビ」と聞くと何となく嫌な印象を持ってしまうのも身近な
CMなどで繰り返されてきて植え付けられていったイメージなんだと思い
ます。「抗菌」などということばは、そういった印象を植え付けてくれ
た最たることばだと私は感じています。

時間が経過することでしか出すことの出来ない存在感。「菌」という
物の存在で生み出される人が味わうことの出来る幸せ食品の数々。
そういうものを日常的に口に入れることが出来ること、そういう手間
暇をかけたものを作って食べる人に届けてくれる人が居ることが、ほん
とに幸せなことだな、と感じました。

効率よく「サプリメント」を使いながら栄養を数値的に捉えたものを
身体に取り入れるのも一つの方法。
今回の「味噌やたまり」ように時間をかけて熟成発酵したものを自然
循環の一部として身体に取り入れるのも一つの方法。
人類にとってどちらが良い物なのかの答えは出ていないかもしれない
ですが、そういう選択をどのようにしていくのか、その選択でずいぶん
と体内DNAの反応は変化するんだろうなあ、生きてくことに結構関わる
ことだろうなあ…
雨の降る中ぼんやりと味噌蔵の「カビ菌達」の画像をまとめながらそ
んなことを感じたのでした。

余談ですが味噌のことを書いていて「手前味噌」という言葉がなんだ
かかわいく身近に思えてきた。

味噌汁飲もうっと(笑)

写真家 松原 豊がお届けさせてもらいました。
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by uneme_tayuu | 2016-06-21 12:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

夏至号 -今日は旧暦 5月17日です-


 「味噌蔵」

夏至。
竈メールの読者の皆さん、お元気でしょうか。

このころはちょうど三重県伊勢市二見町にある夫婦岩の間から太陽が
昇るのを見ることができる時期。梅雨時で好天に恵まれないとなかなか
拝めないですが、運が良ければ300?以上離れている富士山の形と共に
拝むことが出来ることもあります。早起きして1度ご来光を拝んでみる
のも良いかもしれません。昨年撮影で足を運んだ時には修学旅行の小学
生達がご来光を見に来ている姿が印象的に残っています。

さて、雨の続いている三重県津市美里町で書いている竈メール。
今回は「味噌蔵」を訪問したとき感じたことを書かせてもらいます。

3年以上熟成された味噌樽からは何ともいえないいいにおいがします。
梅雨時でもあるのか樽の木目もじんわりと湿った感じがしている。
樽の上に登ってみせてもらうと石が積まれていてそれが重しになって
いるのですが、その石にカビなどがどっしりと付着していてなんだか宇
宙の片隅にでも降り立ったような、その風景は少し極端かもしれません
が現代アートの作品のようでした。美しかった…

大豆は見事濃い色の味噌になっていました。味噌ができるのと同時に
「たまり」とよばれる醤油を濃くしたようなもの? も出来あがります。
樽のしたからできたての「たまり」をなめさせてもらう。口の中にうま
み成分が「ばーん」とひろがる感じ。(語彙が少なくてその時舌が感じ
たことをなかなか上手く言い表せないのがもどかしいのですが)そして
そのあとずーっと口の中にうまみが残ってました。お店の担当者さんの
お話しでは「このたまりは熟成発酵されてずっと空気に触れていなくて、
今はじめて空気に触れたのです。これからどんどん味が変化して行く、
空気に触れた直後の味は今しか味わえませんよ。」と話してくれた。貴
重な体験をさせてもらったことになる訳です。

味噌、酒、醤油、漬物などなど私たちの身近な食べ物や飲み物達、
「菌」や「カビ」と共にある感じですね。
「菌」「カビ」と聞くと何となく嫌な印象を持ってしまうのも身近な
CMなどで繰り返されてきて植え付けられていったイメージなんだと思い
ます。「抗菌」などということばは、そういった印象を植え付けてくれ
た最たることばだと私は感じています。

時間が経過することでしか出すことの出来ない存在感。「菌」という
物の存在で生み出される人が味わうことの出来る幸せ食品の数々。
そういうものを日常的に口に入れることが出来ること、そういう手間
暇をかけたものを作って食べる人に届けてくれる人が居ることが、ほん
とに幸せなことだな、と感じました。

効率よく「サプリメント」を使いながら栄養を数値的に捉えたものを
身体に取り入れるのも一つの方法。
今回の「味噌やたまり」ように時間をかけて熟成発酵したものを自然
循環の一部として身体に取り入れるのも一つの方法。
人類にとってどちらが良い物なのかの答えは出ていないかもしれない
ですが、そういう選択をどのようにしていくのか、その選択でずいぶん
と体内DNAの反応は変化するんだろうなあ、生きてくことに結構関わる
ことだろうなあ…
雨の降る中ぼんやりと味噌蔵の「カビ菌達」の画像をまとめながらそ
んなことを感じたのでした。

余談ですが味噌のことを書いていて「手前味噌」という言葉がなんだ
かかわいく身近に思えてきた。

味噌汁飲もうっと(笑)

写真家 松原 豊がお届けさせてもらいました。
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by uneme_tayuu | 2016-06-21 12:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

夏至号 -今日は旧暦 5月17日です-


 「味噌蔵」

夏至。
竈メールの読者の皆さん、お元気でしょうか。

このころはちょうど三重県伊勢市二見町にある夫婦岩の間から太陽が
昇るのを見ることができる時期。梅雨時で好天に恵まれないとなかなか
拝めないですが、運が良ければ300?以上離れている富士山の形と共に
拝むことが出来ることもあります。早起きして1度ご来光を拝んでみる
のも良いかもしれません。昨年撮影で足を運んだ時には修学旅行の小学
生達がご来光を見に来ている姿が印象的に残っています。

さて、雨の続いている三重県津市美里町で書いている竈メール。
今回は「味噌蔵」を訪問したとき感じたことを書かせてもらいます。

3年以上熟成された味噌樽からは何ともいえないいいにおいがします。
梅雨時でもあるのか樽の木目もじんわりと湿った感じがしている。
樽の上に登ってみせてもらうと石が積まれていてそれが重しになって
いるのですが、その石にカビなどがどっしりと付着していてなんだか宇
宙の片隅にでも降り立ったような、その風景は少し極端かもしれません
が現代アートの作品のようでした。美しかった…

大豆は見事濃い色の味噌になっていました。味噌ができるのと同時に
「たまり」とよばれる醤油を濃くしたようなもの? も出来あがります。
樽のしたからできたての「たまり」をなめさせてもらう。口の中にうま
み成分が「ばーん」とひろがる感じ。(語彙が少なくてその時舌が感じ
たことをなかなか上手く言い表せないのがもどかしいのですが)そして
そのあとずーっと口の中にうまみが残ってました。お店の担当者さんの
お話しでは「このたまりは熟成発酵されてずっと空気に触れていなくて、
今はじめて空気に触れたのです。これからどんどん味が変化して行く、
空気に触れた直後の味は今しか味わえませんよ。」と話してくれた。貴
重な体験をさせてもらったことになる訳です。

味噌、酒、醤油、漬物などなど私たちの身近な食べ物や飲み物達、
「菌」や「カビ」と共にある感じですね。
「菌」「カビ」と聞くと何となく嫌な印象を持ってしまうのも身近な
CMなどで繰り返されてきて植え付けられていったイメージなんだと思い
ます。「抗菌」などということばは、そういった印象を植え付けてくれ
た最たることばだと私は感じています。

時間が経過することでしか出すことの出来ない存在感。「菌」という
物の存在で生み出される人が味わうことの出来る幸せ食品の数々。
そういうものを日常的に口に入れることが出来ること、そういう手間
暇をかけたものを作って食べる人に届けてくれる人が居ることが、ほん
とに幸せなことだな、と感じました。

効率よく「サプリメント」を使いながら栄養を数値的に捉えたものを
身体に取り入れるのも一つの方法。
今回の「味噌やたまり」ように時間をかけて熟成発酵したものを自然
循環の一部として身体に取り入れるのも一つの方法。
人類にとってどちらが良い物なのかの答えは出ていないかもしれない
ですが、そういう選択をどのようにしていくのか、その選択でずいぶん
と体内DNAの反応は変化するんだろうなあ、生きてくことに結構関わる
ことだろうなあ…
雨の降る中ぼんやりと味噌蔵の「カビ菌達」の画像をまとめながらそ
んなことを感じたのでした。

余談ですが味噌のことを書いていて「手前味噌」という言葉がなんだ
かかわいく身近に思えてきた。

味噌汁飲もうっと(笑)

写真家 松原 豊がお届けさせてもらいました。
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by uneme_tayuu | 2016-06-21 12:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

芒種号 -今日は旧暦 5月 1日です-

かまどメールの時間です。しばらくお付き合いいただけたらうれしい
です。

これを書いているのは6月3日です。空は晴れ渡り爽やかな風が吹いて
おります。もう夏のような日差しを浴びて、畑の植物は日に日に大きく
なり、収穫への期待が高まります。畦の草も勢いを増して、草刈り仕事
へと私を追い立てます。

さてさて、今日はおらが村の自慢を一つ。

私は、2年ほど前に愛知県から津市美里町(旧の美里村)の山あいの
集落に移り住みました。ほぼ時を同じくして、東京で活動していた第七
劇場の芸術監督さんと役者さん2人が、美里に移り住み、倉庫を改装し
劇場を立ち上げました。村に劇場ができたのです。

春、秋のシーズンになると毎週何らかの公演があり、ほぼすべてのプ
ログラムを楽しんでいます。一日の仕事を終えて、夕食前のひとときを
演劇を見て過ごすという贅沢な時間です。片道5分の移動も含めて所要
時間は1時間半くらい。日常の一コマに生の演劇が組み込まれた生活と
なりました。

考えてみるとこれはすごいことで、芸術監督さんがことあるごとに言
う「人生を豊かにする」ことを実感しています。いままで顧みなかった
最近の日本映画も見るようになりました。登場人物の心情を丹念に描く
映画をしみじみと楽しめるようにもなりました。

私自身は人の気持ちの機微に疎いまま大人になってしまい、いろいろ
間違いを犯してきました。いま還暦を3年後に迎えるこの時期に演劇や
映画を楽しみながら、私の後半生を豊かに生きるすべを学ぶ機会が与え
られたことに感謝しています。

今回は中谷が書きました。読んでいただいてありがとう。


おまけ

津市美里町の劇団と劇場についての情報です。


第七劇場(劇団)公式サイト

http://dainanagekijo.org/

テアトル ドゥ ベルヴィル(劇場)公式サイト

http://theatre-de-belleville.tumblr.com/

第七劇場(劇団)Facebookページ

https://www.facebook.com/dainanagekijo/

テアトル ドゥ ベルヴィル(劇場)Facebookページ

https://www.facebook.com/theatredebellevillemie/
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by uneme_tayuu | 2016-06-05 21:15 | 暮らし暦 | Comments(0)

穀雨号 -今日は旧暦 3月14日です-

このたびの熊本県を中心とする地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

14日夜の最初の揺れが「前震」で、「本震」が起こったのは16日の未明。素人にはなかなか予想できない事態ですし、長引く余震に家屋や交通インフラなどの被害も大きくなっています。被災地では救援物資が不足気味といいます。

東日本大震災から5年余での再びの大地震に、言葉を失いかけましたが、しかし、被災地のためにできることを考え、また、自分自身の日々の生活を大切にして、しっかりと歩んでいかねばならないと思いました。

自分のふるさとである信州や、今住んでいる東海地方は自然に恵まれた土地ですが、九州もまた、雄大な自然の王国です。その残酷な姿を見るにつけ、胸が痛み、恐れながら今回はやや短い文章とさせていただきました。一刻も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2016-04-20 09:36 | 暮らし暦 | Comments(0)

清明号 -今日は旧暦 2月27日です-

 「B型インフルエンザ」


緩やかな雨が降り続いている三重県津市美里町から竈メールをお届け
します。

暦は「清明」を迎えています。様々な花が咲き乱れるこの時期、Face
bookなどのSNSからは満開の桜の画像が休むこと無く上がってきます。
窓から見える美里の山々の山桜も満開を迎えているようです。
「清明の原稿を書くんだ。」と嫁に話すと、「この時期沖縄では墓の
前で祖先と共に食事を楽しだりする時期だよね。」と話してくれました。
そうだったかな? と調べて見ると「シーミー」とか「ウシーミー」
とかよばれる清明祭でお墓の掃除と共に親類達が祖先と共に食事を楽し
む風習、としてしっかり存在しているとのこと。お墓で祖先に会いなが
ら飲食を共にする、死者との距離感をとても近く感じているように思い
ました。


さて、2年ぶりにインフルエンザ(B型)にかかってしまいました。
どうやら人混みで感染していたようです。(そのときマスクはしていな
かった)
先週「棲」という名古屋在住の女性達が発行している雑誌の取材で大
阪へ行ったときのこと。前日から鼻水が出ていましたが、花粉症を持っ
ているのでその影響かと思っていました。
午後から身体の節々がかなり痛み始めて「これはなんだか様子が変
だ」と周囲の人達にも話すと、「病院行き」を勧めてくれました。幸い
取材の空き時間があったので近所の病院へ向かいました。保険証もたま
たま持っていたことも不幸中の幸いでした。(保険証が無いと医療費を
全て現金払いになりますからね)
診察する前から「おそらくインフルエンザだろう」とドクターに告げ
られながら検査。結果は陽性。それからは最低限の撮影を済ませてすぐ
に帰宅。(取材先や棲取材チームには大変ご迷惑をおかけしてしまいま
した、すみませんでした)
帰宅後はずっと身体の痛み、夕方付近の悪寒、この繰り返し。
(お腹は緩いのに食欲だけはありました…)
外に出る仕事をオールキャンセルしてほぼ「寝たきり」になっていま
した。
特に身体の痛みが強かったのが特徴でした。
ほぼ1週間何も出来ずに過ごしました。動けないことのつらさを体感
した次第。

春になってはきましたがインフルエンザ、まだまだ感染する勢いがあ
るようです。(鼻水が出て身体の節々が多少でも痛みを感じたら感染を
疑って良いのでしょう。)
私にとっては思わぬ新年度のスタートとなってしまいましたが、春の
イベント、花見などでもらわないように気をつけてくださいね。

それでは寝たきりから解放されたので遅れている仕事の数々を完成さ
せることとします。


◆松原から写真展開催のお知らせです。

名古屋伏見のHCL名古屋ギャラリーで「伊勢・磯部」写真展を開催し
ています。4/11まで。
http://www.horiuchi-color.co.jp/photo-art/photo-gallery.html#nagoyaGallery

このところ話題豊富な伊勢志摩ですが、太古から続く風景の数々を会
場でお楽しみいただければと思います。
4/9は15時から写真展会場に現代美術家の藤原更(フジワラサラ)氏
をお迎えしてのギャラリートークも開催致します。入場無料ですので是
非足をお運び下さい。

  写真師松原
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by uneme_tayuu | 2016-04-04 12:19 | 暮らし暦 | Comments(0)

春分号 -今日は旧暦 2月12日です-

かまどメールの時間です。しばらくお付き合いいただけたらうれしい
です。

まず最初にお詫びを。三連休にじゃがいもを植えようと、夏の終わり
からほかりっぱなしの畑の片付けに精を出したら初日にダウンし、ずっ
と寝込んでしまっておりました。やっと起き出して21日の早朝に原稿を
書いている次第です。ごめんなさい。

さてさて、今日は「ピンハネ」について書いてみようと思います。

ピンハネとは、他人の利益の上前を撥ねる、というあまりよろしくな
い言葉ですが、私自身の解釈ではもともと、いろいろな分野で1割の手
数料をいただくという、まあそれだったらしょうがないなあ的なものだ
ったと思っております。ピンと言うのは1を表す言葉と私は推測してい
ます。

公営ギャンブルの競馬のピンハネ率は、25%です。これは高い! も
し二人がじゃんけんで100円づつ賭けると、勝ったほうに150円しか戻り
ません。50円が運営している組織にピンハネされます。これは阿漕なピ
ンハネですねえ。公営ギャンブルが制度化される以前は、博徒がいろん
な賭博を仕切っていましたが、律儀な彼らはテラ銭は1割をきちんと守
っていたそうです。

さて次に宝くじ。なんと55%です。半分以上です! これを知ったら
宝くじ買うのが馬鹿らしくなります。宝くじは、当せん金付証票法によ
り還付率が規定されていて、もともと地方財政資金の調達という目的で
運営されていますので、還付率の低さに驚いてもいいですが、怒っては
いけません。

人材派遣の最近の人材派遣業者の平均的な利ざやは30%~50%前後と
言われています。これについては、どこまでを経費に含んでいるか詳し
い情報がありませんのでコメントはしません。経費の大きいところでは、
厚生年金・健康保険の会社負担分(約14%)とか有給休暇の負担(年20
日で10%くらい?)などがあります。一つ指摘して置きたいのは、払っ
ている側は、「こんなに払っている」に対して、働いてる側は、「そん
なにもらってない」という意識の差があることでしょうか。正確な情報
を出すこと、知ることがたいせつだと思います。

 今回は、中谷が書きました。
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by uneme_tayuu | 2016-03-20 11:46 | 暮らし暦 | Comments(0)

啓蟄号 -今日は旧暦 1月27日です-

 啓蟄 ~冬籠りの虫声を啓く~

2日前、新暦3月3日はお雛祭りでしたね。
女の子のいるご家庭では雛人形を飾って子供の健やかな成長をお祝い
したでしょうか? 最近は、家で飾られなくなった人形を一堂に集めて
展示したり、雛めぐりのイベントを開催したり、人寄せに利用すること
はあっても、各家庭ではクリスマスやバレンタインデーなどの行事に押
されて、お雛様の影が薄いのではないかと心配していたら、夜、友人か
ら自宅に飾ったお雛様の画像が送られてきました。豪華な七段雛飾りか
ら、陶雛、貝雛、真たろ人形に掛け軸まで、手作りもあれば、母から孫
に受け継いだものまで実にたくさん。
子を思う母の気持ち健在!とばかりに嬉しくなりました。

さて、この雛人形。元来は女の子の成長を祝う節句の飾りというより、
人形を「ひとがた」として自身の身代わりに川に流し、穢れを払うとい
う意味があったようです。今でも「ひな流し」の神事等として古の風習
が残る地方もあります。が、江戸期以降、上巳の節句が女の子の節句と
して民間に定着すると、人形は次第に川に流す素朴なものから手の込ん
だ立派なものへと変わり、川に流す風習は、一般的には、なくなってし
まいました。
代わりにできたのが人形を「すぐ片づける」という習慣。すぐ片づけ
目につかなくすることで穢れを祓ったとみなす、というのですから何と
も合理的な考えです。またそこから転じて、すぐ片づけないと「お嫁に
行くのが遅くなる」などの言い伝えにも変化しました。

その時代時代で意味合いは変わってゆくものですから、雛飾りがどこ
かの展示施設でまとめて飾られるものになったとしても、それはそれで
やむを得ないことでしょう。でも、お雛祭りが女子の健全な成長を願う
親心の表れ、の一つであることは変わらずにいて欲しいものです。


   By かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2016-03-05 21:23 | 暮らし暦 | Comments(0)

立春号 -今日は旧暦 12月26日です-

かつての日本は「立春」が1年のはじめとされていましたが、現代は、
立春の前日である「節分」の方が、豆まきや恵方巻など「年に1度のイ
ベント」という感覚が強いのではないでしょうか。

私が子供の頃、私の家では豆まきにちょっとしたルールがありました。
私は南信(南信州=長野県南部)育ちですが、北信(北信州)生まれの
父が豆まきを仕切っていたので、「我が家の豆まき」がどちらの地域の
風習に基づいていたのかよく分かりませんが。

まず、豆をまくのは夜。家じゅうの明かりを消して、窓や玄間を開け
る。そして、暗い中で「鬼は外、福は内」と言いながら、家族みんなで
すべての部屋に豆をまく。この際、豆は鬼を追い出すためのもので、福
の神に当たってはいけないので、「鬼は外」と言う時だけまいて、「福
は内」と言う時はまかない。

家のどこかに潜んでいた鬼が、豆をぶつけられた痛さに耐えかねて、
夜闇に紛れて逃げていく姿を思い描きながら、最後は窓から屋外へと豆
をまいたものです。

豆まきの後は、自分の年齢の数だけ豆を食べると、健康で暮らせると
いうことでした。このあたりは全国共通でしょうか。鬼が苦手だという
イワシも焼いて食べました。余談ですが、豆まき用の大豆は拾うのが面
倒なので、我が家は落花生をまくのがお決まりでした。

改めて振り返ると、自分自身、子供ながら目に見えないモノやコトの
世界を想像力で補完する感性を持っていたのだと気づかされます。今の
子供もきっと同じだと思います。大人として、大切に見守ってあげたい
ものですね。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2016-02-04 16:59 | 暮らし暦 | Comments(0)