カテゴリ:暮らし暦( 257 )

小雪号 -今日は旧暦10月13日です-

先週の日曜日、「木枯らし1号」が吹いたというニュースを聞き、
そろそろ秋も終わりだと思っていた矢先、ここ数日は急に寒さが
やってきました。
みなさま、お元気でしょうか?

今日は二十四節気の「小雪」。
「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。

“寒さまだ深からずして、雪いまだ大ならざるなり”
まだ里に本格的な降雪はないが、遠い山の頂には雪が見られ、
冬の到来が感じられる頃・・・とされています。

知人が暮らしている新潟では、11月半ばに25センチもの雪が
降ったそうです。この時期の積雪は珍しいとのこと。
もしかすると平野部でも今年は雪の当たり年となるやもしれません。

雪国の人には失笑されそうですが、私は大人になった今でも、
雪が降ると嬉しくてたまりません。
雪の降る日の静けさ、降ってくる雪の儚さ、積もった雪の美しさ。
こういう時は寒さなど全く気にならず、ずっと外でその風景を眺めて
いたくなります。

「雪は天から送られた手紙である」

と言ったのは、随筆家の中谷宇吉郎です。名言ですね。
彼は「雪」というものにひたすら心を向け、その美しさを静かに見つめ
ていた人でした。

さて今年は天からの手紙を何通、受け取ることができるでしょうか・・・。


ちなみに、石川県加賀市には、中谷宇吉郎の記念として「雪の科学館」
が作られています。お近くにお出かけの際は、足を運んでみてください。
ちなみに、設計は磯崎新です。

by:yoko
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by uneme_tayuu | 2007-11-23 17:17 | 暮らし暦 | Comments(0)

立冬号 -今日は旧暦 9月29日です-

秋が来て、過ごしやすくなったと喜んでいたら思わぬ寒さにビックリ
して風邪引いたりしています。みなさん、お元気でおすごしですか?

冬支度をそろそろ始める時期になりました。コタツを出したり、スト
ーブを出して磨いたり。炭や薪の時代は、どんな冬支度をしてたのか
と思いをめぐらせてみましたが、実感のある風景は浮かんできません
ので、私の思い出を書きます。

私の育った家のお風呂は、小学生になる頃まで石炭釜で、勝手口の土間
から釜の焚口に石炭をくべてお風呂を沸かしました。十能で釜に入れた
こと、焚口から漏れるあったかい光の色だけ、なぜだか思い出します。

誰がどうやって家まで石炭を運んでいたとか、湯加減をどうやってみて
いたかとか、大事なところはまったく記憶のかなたです。なぜか一人で
土間でうずくまっている光景だけが浮かんできました。

冬の寒い日に学校から家に帰ると、母親がコタツをあったかくしておや
つを食べさせてくれました。あのコタツの暖かさを昨日のように思い出
すことができます。

さて、昔を思い出していると涙が出てくるので、立冬の話題を。

立冬(りっとう)は二十四節気の1つ。11月7日ごろ。および、この日から
小雪までの期間。太陽黄経が225度のときで、初めて冬の気配が現われて
くる日。十月節。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれ
ば也」と説明している。

だそうです。温暖化とか世間では言われてますが、私たちの冬は今年も忘
れずに来ているようです。

kuma28が書きました。
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by uneme_tayuu | 2007-11-08 17:07 | 暮らし暦 | Comments(0)

霜降号 -今日は旧暦 9月14日です-

日曜の目覚ましが鳴る前に、目が覚めた。
空気を吸うと喉が痛い。
あ、ヤバイ風邪?かも!?
時計をみると定刻よりもずっと早い。

爆睡の日曜だってあるのにこんな時間に目覚めるのは
きっと寒さのせいだろう。

厚手のくまさんのソックスに手を伸ばし、箪笥からモヘアのガウンを取りだした。

階下へ降りても部屋全体の空気が冷たい。

お湯を沸かし、ペーパーを折り、豆を挽き、お湯をそそぐ。
その一連の動作のあいまに、無意識のうちに考えた。
“これがもし、高気密・高断熱、二十四時間換気の家だったなら?”
寒さで目覚めることもないかわりに
冷え込む朝の空気に深まる秋を感じることもなく
ましてや珈琲の高き香りで、心とからだを温めることもないのだろうと。


きょう「霜降」とは、まさしく霜が降りる頃。
このころから露が冷気により霜となって降り始めるのだと物の本は書いています。
朝夕の気温が下がり、嫌がおうにも寒冷を覚えます。
皆さんも風邪など召されませぬよう十分ご自愛くださいまし。

    by かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2007-10-24 17:23 | 暮らし暦 | Comments(0)

寒露号 -今日は旧暦 8月29日です-

 小学生低学年のころ、風邪をひいて寝ている私に、「なにか食べたい
ものある?」と母。

 飴が舐めたい…と思った。

 で、私は母に、あの飴をリクエストしたのだった。

「カンロ飴」。

 因みに、あの「カンロ飴」は、醤油を使った、日本人の口に合う飴を
開発したものだそうで、寒露ではなく、むしろ「甘露」。

 今日、24節気の「寒露」は、文字通り、寒い露の結ぶ時期。
 魚の甘露煮で食べるご飯を連想してしまうようでは、まだまだですね。

 秋本番、旧暦では間もなく9月に入ります。

  記/メール番人=大工風
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by uneme_tayuu | 2007-10-11 10:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

秋分号 -今日は旧暦 8月13日です-

   昨日こそ 早苗とりしか いつのまに
    
     稲葉そよぎて 秋風のふく
                         よみ人しらず

 今日は秋分、秋の彼岸の中日(まんなかの日)です。秋分の前後三日
が秋のお彼岸ということです。彼岸とは日本固有の仏教行事で、一般に
は、お墓参りなどして、ご先祖に感謝をする期間であります。
 うまくしたもので、田んぼのあぜに河原に彼岸花も咲き揃ってきまし
た。あの赤い花はいかにも秋の気分をひきたててくれます。この彼岸花、
いくら眺めても茎と花しか見えず、「葉っぱはあるのだろうか?」とい
らぬ心配をしていましたが調べたところ、花が終わったあとに葉がでて
きて、次の年の夏には葉が枯れてしまうので、花と葉を同時にみること
はできないそうです。彼岸花の葉、秋の終わりにさがしてみようと思い
ます。
 また、今日は太陽が真東から昇り、真西に沈む日でもあります。仏教
の行事と関係づいたのは、 
  
    彼岸(あちら側の岸)→西方浄土 

という連想からでしょうか。
 今日の日が沈む方向を見やると西方浄土が見えて・・
きたらヤバいです、はい。しかし、今よりももっと儚く吹けば飛ぶよう
な命を生きていた昔の人々は今日の夕陽を格別な想いで眺めたのかもし
れません。あちらにご先祖さまがいらっしゃる、というような・・・
 この「西」に対する想いは、太陽以外のものにも連想が及んだようで
奥の細道にも次のような一文があります。

  栗という文字は西の木と書きて、西方浄土に便りありと、
  行基菩薩の一生杖にも柱にもこの木を用い給ふとかや。

 何か一途なものを感じてしまい、このごろ栗の実があちらこちらに落
ちているのを、ただ「うまそうだ」と思っていた私など気恥ずかしくな
ります。

この後、

  世の人の見付けぬ花や軒の栗

という一句で、芭蕉さんは地味で目立たぬ栗の花と、心清い「世を厭う
僧」とを対比してみせるのですが、栗といえば一般には食べる実かせい
ぜい材木ぐらいしか馴染みがありません。来年の春は「世の人の見付け
ぬ花」のこともぜひ思い出してみて下さい。
 ともあれ、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくいったもので、残暑の名
残もすっかり影をひそめ、かわって秋のすずしい風が心地よい頃になり
ました。
 読書の秋に食欲の秋・スポーツの秋、そんな枠には収まりきらない十
人十色の秋でしょうが、皆さんどうかつつがなくお過ごしください。

              今回の担当は、 大工夫でした。
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by uneme_tayuu | 2007-09-23 08:38 | 暮らし暦 | Comments(0)

白露号 -今日は旧暦 7月27日です-

行く夏と来る秋が入り交じる9月。
まだ暑さが残るものの、少しずつ風に秋を感じるようになりますね。
なかでも朝の空気は夏とは違って爽やか。
早起きした日は外に出て、「すーぅ、はーぁ」と大きく深呼吸すれば
身体の中から爽やかになれる気がします。

と、その足元。
しっとりと水を含んだ草が、サンダル履きの足先を濡らしています。
そうです、今日は二十四節気の「白露」。
この時期になると気温が下がって、大気中の水蒸気が草花に露として
下り始めるのです。

子どもの頃・・・この草葉についた、きらきらした水滴を眺めては
「この滴を集めて飲んだら、きっと甘いに違いない」と思い、
そっと草に口をつけてみたことがあります。
(果たして甘かっただろうか・・・?)

ところで、露は普通は「下りる」ものですが、「露が上がってくる」
ことがあるそうです。

それは、田んぼの稲。
先日、新潟の農家のかたから聞いたのですが、
地面から伸びる稲が水を吸い上げ、きれいな水滴がすーっと葉を昇って
いき、葉先で小さな水滴になるというのです。

緑の稲に透明な滴。
ゆっくり上昇する滴のエレベーター。
何とも美しい光景だと思いませんか?


季節のなかに、きらきらとひかる美しいものを見つけられる幸せ。
大袈裟なものでなく、そういうものを大事に暮らしていけたら・・・。

そして私は願います。

草葉におりる露や稲を上がる露が、決して酸性や埃まみれになることなく、
これからもずっと甘露で清らかなものでありますように、と。


今回の暦メールは yokoが担当しました。
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by uneme_tayuu | 2007-09-08 09:11 | 暮らし暦 | Comments(0)

処暑号 -今日は旧暦 7月11日です-

立秋とは名ばかりに、激しく暑い夏が通り過ぎつつあります。雨上がりの
今朝は、暑さもひと段落かなと一瞬思わせましたが、11時過ぎに雨があ
がり、蒸し暑くなりそうな気配です。もうしばらく皆様お気をつけてお過ご
しください。

今日は、処暑。インターネット先生で調べました。太陽黄経が150度のとき
で、暑さが峠を越えて後退し始めるころ。七月中。『暦便覧』では、「陽気と
どまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。とのことです。ま
あ、処暑でも何でもいいけどとりあえず涼しくしておくれ、って願う日である。
それが温暖化時代になんとなく生きている私の解釈です。

さて、暑いさなか、ボーっとした頭で温暖化について考えてみました。よか
ったらお付き合いください。

巷では、一部の人々が地球温暖化を止めなければといろいろな考えを主
張し、対応が始まっています。私自身も出来る範囲で無駄なエネルギーを
使わないように心がけていますが、少し突き放して考えてみると、温暖化っ
て人の力で止められるものではなく、放っておくしかない、そもそも人為的
なガスの増加を止めればが温暖化が止まるのか、その論が本当に正しい
のか根拠が希薄だなど、否定的な考えにぐるぐると陥っていきます。あと数
十年して、太陽の活動の変動が気候変動の原因だったと証明されたとき、
京都議定書を決めた我々は、どう反省し、謝罪すればよいのか、考えてお
くべきではないか。もし絶対的に正しいという人がいれば、それは宗教の
話です。信仰を尊重しますが議論はしません。お好きにどうぞです。

数年前にダイオキシンの問題が大きく取り上げられました。そのとき製材所
にあった木屑を燃やしていた旧い焼却炉は、行政の命令で鎖で縛られ鍵を
を掛けられ写真を撮られ(本当にそうされました。)、やがて壊されました。製
材所は、毎日大量に発生する木屑の処理のために大きな借金をして新たに
木屑焚ボイラーを設置しました。「ダイオキシンは猛毒である」という論により、
大きな経済的な負担が結果として発生しました。その後ダイオキシンが本当
に猛毒であるかどうか、検証や反証がなされており、猛毒ではないという論
も多く出ています。ダイオキシンが猛毒ではない、と証明されたとき、経済的
な負担をだれが補償するのでしょうか。

製材所の社長さんとこの件で話をしました。今度同じような話が発生したら、
できるだけのらりくらりと時間稼ぎをして不要な出費を抑えるようにしましょう
と。無駄な費用は結局お家を建てるお客さんから頂かなくてはいけません。
もし回収できなければ私たちがお店をたたまなければいけません。

ダイオキシン対策やリサイクル法、調べてみるとそれらの規制により大きな
経済的な利益を得た人々がいます。うがった見方ですが書いてしまいます。
焼却炉の設備会社、リサイクル業者、天下り団体などの隠れた意図により騒
動が静かにひそひそと引き起こされます。視聴率が稼げれば文句のないメデ
ィアが取り上げればしめたもの、大衆がうまうまと扇動されます。その結果、何
らかの規制や法が作られ、しめしめと施工され、税金がガバガバと流し込まれ
ます。これはでたらめなおとぎ話であればよいのですが、検証が必要でしょう。
私はそんな暇があれば猫と穏やかに過ごすか大好きな山小屋で風呂でも入っ
て口笛でも吹いていたいですが。

暑い日なのにうんざりする話を書いてしまいました。毎日朝が来ること、本当
にうれしいです。でも集団になると思考停止に陥ってしまう人類にもし運命と
いうものがあれば、朝が来ないことを受け入れなければなりますまい。じっと
目を閉じたままなのか、泣き叫びつつなのか、そのときに。

先日のかまどの会、笹飾りを作ったりゆっくりできて楽しかったです。最近の
ゆる目の進め方、なかなか心地いいですね。

今回は、kuma28が書きました。

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■■ 催し物のお知らせ/掲示板 ■■
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新野の花火
9月16日夜 長野県阿南町新野にて 夕方より
田舎の花火大会で、一発ごとに出資者の紹介があり打ち上げられます。
初孫が生まれてうれしいとか結婚しましたとか、ローカルならではの掲示
板、村内放送のノリのしみじみ味わい深い花火です。道の駅の支配人の
ご好意による特等席で冬瓜汁にお弁当などを楽しみながら、山里の秋の
入り口を楽しみましょう。

参加ご希望は、kuma28までメールください。
kuma28山小屋またはKハウスでお泊りもできます。
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by uneme_tayuu | 2007-08-23 14:37 | 暮らし暦 | Comments(2)

立秋号 -今日は旧暦 6月26日です-

先日、休暇を利用して、国立文楽劇場へ行ってきました。
楽しみにしていた演目は「伊勢音頭恋寝刃」(いせおんどこいのねたば)。
これは「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)と並ぶ、文楽を代表する夏芝居
の演目です。

幕があくと、涼しげな柄の暖簾や上手二階座敷の簾障子が目を引きます。絽や
絣の着物を着た店の女郎、浴衣姿の客、手に持つ団扇は、人形たちの2倍もあ
る大きさで、ゆらゆら、ゆらゆら、風を誘って揺れています。
床の語り手たちも人形遣いの衣装までも趣いっぱい、清涼感ある装いです。

そうした視覚で季節感を楽しむうちに舞台は進み、やがてやま場。

言い争いがもとで、仲居を殺め正気を失ってしまった主人公が、妖刀の魔力で
次々と店の者を手に掛けます。血に染まった白い絣が、薄暗い廊下に怪しく浮か
び、その妖艶な雰囲気は、そのまま人形を遣う人形遣いの表情となり、
太夫の荒々しい息遣い、三味線弾きの撥さばきへと伝染していきます。

背筋が寒くなるほどの緊迫感を観る者に強い、それでいて単純明快なストーリー。
重くなり過ぎないのは人形ゆえのユーモラスさ。

これ以上の夏趣向はありえないはず、の演出というに、
芝居を終えた後の、なぜかしら、どことはなしの期待はずれの感。
「この違和感はなに?」
そんな物足りなさを感じながら劇場を後に、凪いだ空気の熱い層に触れたとき、
私はすべてを理解した。


室外機から流れ出る温風、アスファルトの照り返し、林立するビルに挟まれ行き
場をなくした昼間の熱気。それら、よどんだ空気をからだ全部で受けとめたとき、
いやはや・・、夏芝居にはそれなりの暑さが必要で、
決して、空調の行き届いた涼しい館内で、指先の冷えを気にしつつ、カーディガ
ンを羽織り観るべきものではないのだよ、と。

季節感をなくした現代人が、上っ面だけを真似してもどこかむなしく、涼など感じる
べくもなし。

さて、外気はそんな温度差をうむ猛暑の最中ですが、暦の上では今日が立秋。
そして、立秋を過ぎても暑いことを通常残暑というのですが、実はこの立秋の頃
が、一年で一番気温が高いために、当分の間はこの残暑が続くこととなります。

by かまど管理人


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      ■■ 催し物のお知らせ/掲示板 ■■
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■ 8月竈の会(定例会)のお知らせ ■

今年3回目のかまどの会は、旧暦の七夕に合わせて開催します。
庭に自生している竹を切って、七夕飾りを作りましょう。夜には北を流れる内部川
に、それぞれに願いをこめて流します。
鋏や色紙、のり、カラーペンなど思い思いの道具を持って参加してください。
また、作業としては、空き缶、瓶、ガラスの破片等不燃ごみを、ほんの少し、時間
を決めて拾います。

浴衣をお持ちの方は、浴衣を着ておいでになりませんか?
かまどの家は、もちろん夏でもクーラーはありません。それでも家のつくりや庭の
木陰のお陰でしょうか、暑苦しさを感じることはほとんどなく、むしろ、朝なぎ、夕な
ぎのいっときを除いて、どこからともなく吹きぬける風に、自然の心地よさを感じる
ことの方が多いのです。
そして本当の意味の夏らしさ、夕涼みの風情とは、暑さの中で感じる心地よさ、
そういうものではないでしょうか。
浴衣と、団扇と、笹飾りで、日本の夏の情趣をともに感じてみませんか。

希望者は、前泊・後泊OKですので、ご一報願います。

【日 時】  平成19年 8月19日(日) 
       朝から夜まで終日オープン(8:00~22:00)
       お好きな時間にお越しください。
【場 所】  竈の家
【会 費】  参加費500円+強制ではないですが差入れ
【差 入】  アルコール類以外
       野菜、果物、デザート、漬物などほんの少しでかまいません
       調理品、半調理品なども大歓迎です
【定 員】  特に定めず
【持ち物】  鋏、色紙、のり、カラーペンなど

≪暮らしを楽しむ竈の家≫
定例会の日、かまどの家は、朝8時ごろオープンいたします。
(前泊の方は到着の時間から)
昼食は、原点に戻って、おにぎりとお味噌汁。
詳細はその場で決めてその日に買出し、事前準備なしです。
飲み物のアルコール類も、当面は準備を控えることにしました。
飲みたい人は持ち込みOKですので、自前で調達してください。
但し、飲んだら運転しないことを徹底してください。
昼食までの空いた時間、或いは食後の空いた時間で、笹飾をつくります。
それ以外はどんな過ごし方をされても自由。
夜まで、時間の許す限り、好きなことをしてゆっくりとお過ごしください。
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by uneme_tayuu | 2007-08-08 15:14 | 暮らし暦 | Comments(0)

大暑号 -今日は旧暦 6月10日です-

夏の土用は、現在では正式には太陽経度が117度になった日から立
秋の前日までをいうそうです。
今年は新暦20日が夏の土用の入りで8月7日までということになり
ます。

土用の間は土仕事は慎みましょうといいますが、都合のいいことに、
その間も夏の場合、「卯、辰、申」の日は「間日」と言われ、それは免
れるそうです。
とはいえ、梅雨明けの段取りを立て直す時期、そうこだわってもいら
れないのが現状でしょうね。

最近、土と対面することが多くなりました。
かの斑鳩の棟梁、(故)西岡氏はじめ、多くの先人たちが、土を知れ
と言い残しておられます。
いろんなものを追求すると、必ず「土」に行き着きます。すべての基
本なのです。

残念ながら陸上の生物は、海水をそのまま飲むと、かえって生命に危
険が及ぶそうですが、土を通ってろ過された水は、多くのミネラルを含
み、木や草、昆虫、鳥獣、そして人間にはなくてはならない存在です。

一般に人は死ねば土にかえり、そこから新しい命がまた芽生えます。
私よりも人生の先輩が多くこのメールを読んでいただいており、恐縮
ですが、私も必ず死にます。そして土になります。「千の風」になれる
かどうかしれませんが。
先日、永六輔氏の「大往生(岩波書店)」を古本屋で見つけ、生き方
について考える毎日です。
(大工風)


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      ■■ 催し物のお知らせ/掲示板 ■■
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▼昨日、行われた、四日市市の「こっこ保育園」内の「子育て支援棟」
の「三和土(たたき)」工事。
私も参加しておりましたが、日差しも強く、蒸し暑い一日でした。
今回世話役の晴吉さんからのお礼のことばです。
(以下原文のまま)
=============================================
7/22 晴天 コッコ保育園

本日、コッコ保育園のたたきに参加していただいた皆さん
暑い中本当にご苦労様でした。
皆さんの気合が、おてんとうさまに届いたようで
予想以上に回復してくれました。 汗‘‘‘!

何とかメインの土間だけでも、できればいいなあと園長さんと
も、話していたんですが、なんと広縁+犬走りまで!
最後に乗りかかった船だからな~!
と一言、蒼築舎さんの言葉に本当に皆さんの力が一つになって 
素晴らしいラストスパートでした。

菰野のほうでも近所の人が集まって、草刈や、掃除などをする
事を出合いと言います。
このところのお手伝いのお願いもそんな普通なご近所どうしの
ような集まりになっていくといいなあ、そしてそこで初めて出
会う方もいるだろうし、久しぶりに出会う方もあるだろう、い
い出合いになればなあと思います。

〈皆さんの想いがぎっしり詰まったあの建物には、
毎日、小さい子供を連れたお母さん達が集ってきます。
多い日にはあの中に60組!
ほとんどの方があんなに素朴な建物には触れた事が無いと思う
のですが、意識の奥底にある、人としての、日本人としての心
が、みなさんに呼びかけているのではないかと思います。この
子と心安らぐ場所に居たいと!〉

で、つぎは、カマドつくりです。
なにとぞ宜しくお願いします!!
本当にご苦労様でした。

担当 晴吉
=============================================
以上です。かまどの会として、放っておけない状況ですね(笑)。
みなさんお疲れさまでした。
まだ訪れたことのない方、是非次の機会にでも!

晴吉さん、園長さん、はじめ関係者のみなさん。
ありがとうございました。

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▼7/28・29
「Oさんちの『三和土(たたき)』」
(三重県大紀(たいき)町)

またまた「三和土(たたき)ワークショップ」!

前回は雨のため中断した続きです。
こちらも受講生(笑)というか、ボランティア(本音?)を募集してい
ます。
前記の「こっこ保育園」とも「荒壁、三和土」などをきっかけに行き来
が始まりました。
指導は、左官のKさん(和歌山県龍神村(現=田辺市))。

人数把握のため、参加ご希望のかたは、Oさんまでご連絡ください。
その際「かまどメールを見た」と言っていただけるとわかりやすいです。

<予定(小雨決行)>
日 時  7月28日(土)・29日(日)
場 所  度会郡大紀町崎
集 合  8時半ころ~
連絡、問合せ先=Oさん

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---★次回かまどの会は8月19日(旧暦七夕)です★---
詳細は次号(立秋号)にて!!
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先日、友人からメールが届きました。
「米国暮らしが長かった知人に、年齢は、心の持ち次第。日本人や日
本の文化は、年を取り、(人間としても)早く老成することに重きを置
きすぎる。 一方の米国は、いつまでも若くあること、子供心を忘れな
いことに価値を置く文化で、 少年少女のようなはつらつさを持った高
齢者が結構いると指摘された」というのです。
「このお国柄も、極端すぎるのは考えものだけども、悩むこと、夢を
探し追いかけることに年齢制限はなく、周囲が大人になり、さらに老い
ていくスピードに合わせなくてもいいのだ…」と友人は締めくくってお
りました。
アメリカ文化を一概に日本に当てはめることに抵抗があるのですが、
こればかりは、なにか心解きほぐされたのです。

暦の上ではあと半月で秋。
日はどんどん短くなっていきます。
今年もそうして終わっていきます。
土用の真っ最中ですが、今度はOさんちで土を叩いて、一緒に人生
について考えてみませんか??(苦笑)
(大工風)
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by uneme_tayuu | 2007-07-23 08:26 | 暮らし暦 | Comments(0)

小暑号 -今日は旧暦 5月23日です-

 夏の日は 道ゆく人も松陰に 
  
    いゆきよりつつ 涼みてぞゆく

                  本居 宣長(鈴屋集)

今年は梅雨らしい長雨も少なく、いつに間にか夏がにじり寄って
来たような感じがします。けれど、まだまだ夕暮れ時の風は涼しいし
蝉の合唱もはじまったばかり、私などはむしろふっと漂ってくる
蚊取線香の匂いに「夏」を感じてしまいます。これも一種の文明病
かな?
庭に目をやると、アジサイの花は盛りを過ぎ、常夏とも呼ばれる
撫子の花がゆらゆら風に揺れています。その横では桔梗、女郎花
が咲いて、あれっ、あれあれ?これって秋の七草のうちの三つ
じゃないですか。さすがに萩・葛・薄・藤袴はまだだけれど、
花もうっかり夏をやり過ごしたと思ったんでしょうか。暑いのは
どうも苦手なので、私も暑さをうっかりやり過ごせるといいのだ
けれど、そういうわけにもいかないんだろうなぁ。こんな、ちょっと
暑いこのごろを二十四節気で小暑といいます。少々暑いです、
なんてお寒いオヤジギャグではとても乗り切れないほどの
暑さが控えています。小暑の後にはもれなく全員に大暑が
付いてくるわけでありまして、格差は広がれど季節の巡りは
皆様に平等にふりそそぐのでございます(合掌)。これは昔から
変わらないことです。 
変わったことといえば、最近は松の木も少なくなって、
冒頭の宣長さんの歌のように松の木陰で涼みつつなんて風情も
いつの間にか消え去ってしまいました。昔日の東海道には広重の
版画にもあるように松の木立が続いていたそうな・・・。
 
失はれた風景に心をよせつつ、気の利いた締めくくりの言葉が
浮かばず苦悶する大工夫が今回の暦メールの担当でした。


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      ■■  催し物のお知らせ  ■■
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■Oさんち、三和土(たたき)(7/15、16)/大紀町■

7月15日(日)・16日(祝)  午前9時集合

第二回 三和土ワークショップ 
           於 度会郡大紀町崎
  
  前回雨で休止になった続きをまた懲りずに叩きます。
  指導はまたしても龍神村の左官Kさん。
  はじめに三和土の解説・作業手順の説明をしますので、
  なるべく集合時間厳守でお願いします。
  人数把握のため、参加を希望する方は連絡をお願いします。
         
主催・連絡先  Oさん
    
現場へのゆき方 42号線を「沼ケ野」交差点で左折、
           はじめのY字路を右へ、二つ目のY字路
           を左へ、あとは直進5分です。

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■こっこ保育園、三和土(たたき)(7月22日)/四日市市■

7月22日(日)
先日、えつり、荒壁のワークショップをした、四日市の「こっこ保育園
子育て支援棟」。
この土間の三和土(たたき)工事ワークショップを、行います。
北で南で、たたき、たたき、と、凄い事になってきました(笑)。
私もぜひ参加しようと思ってます。
皆さんもぜひ!ガンガン叩きましょう!

主催者=こっこ保育園
指導=蒼築舎
協力=晴吉、保育園保護者ほか
連絡先=晴吉 
      waounihonkenchiku@yahoo.co.jp

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■映画『Watch with Me ~卒業写真~』 映画監督を囲んでの懇親会■

前回かまどメールでご紹介した映画『Watch with Me ~卒業写真~』が
今月14日から公開されるにあたり、
瀬木監督が皆様の前で舞台挨拶に立ちます。
舞台挨拶があるのは、7月15日(日)13時~中映シネマックス上映の
映画です。
またその日は、夕刻から、瀬木監督を囲んでの懇親会も開催されます。

卒業写真を観て感動されたあなた!
映画に関心のあるあなた!
芸能界に興味のあるあなた!
三重県出身の映画監督と直接会って、お話してみませんか?
               記
【日 時】 7月15日(日) 17:00 ~ 19:00
【場 所】 本町プラザ1階 四日市市本町9-8
                 http://www.city.yokkaichi.mie.jp/gakusyu/access.htm
【会 費】 3,000円(ドリンク・軽食付き)
※ 駐車場は60台分あります。お酒を飲まれる方のお車でのご来場は
  お控えください。
※ お問い合わせ等は、かまど管理人まで

◇ お詫び ◇
前回お知らせした津市 大門シネマでの公開予定日が間違っていました。
正しくは、8月18日(土)からです(訂正前 7月14日(火)から)。
なお、大門シネマ、中映シネマックスとも上映期間は2週間の予定です。
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by uneme_tayuu | 2007-07-07 08:51 | 暮らし暦 | Comments(0)