カテゴリ:暮らし暦( 247 )

夏至号 -今日は旧暦 5月27日です-

「夏至」

新暦で6月21日頃、芒種から数えて15日目頃。一年で、昼間が最も長く、
夜が最も短い日。
冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。暦の上では
夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田
植えに繁忙を極める頃。暑さのピークは1カ月ほど先になります。
冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々
で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅を
お供えたりします。
沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」といいます。この風が
吹くと、梅雨が明けて本格的な夏の訪れるそうです。
夏至にはこんな意味があるのですね。

三重では二見興玉神社の岩と岩の間から太陽が登るのを見ることがで
きる時期でもあります。
いつもは雨が降ってなかなか見られないのですが今年は天気が良い日
が多いので結構見ることができるのかもしれません。
空気の澄んだ日には岩の間から遠く富士山を見ることもできます。
2度ほど足を運んだことがありますが沢山のカメラマンの数に驚いた
のと修学旅行の小学生が観に来ていたのが懐かしい気持ちにさせてくれま
した。
小学生達には伊勢二見という場所はどんな印象を持つのでしょうかね?

最近スマホでオーディブルという本を朗読して聞かせてくれるアプリ
で本を耳で聞くのがマイブーム。
電車や車での移動中に楽しんでいます。特に長編小説など長距離移動
時には耳で聞きながら読めるのは、紙の本だと数ページで瞼が落ちてし
まうのに耳だと聞けるのは不思議ですがありがたい。
ラジオの朗読を聞くような感じで非常に重宝しています。

そんなオーディブルで最近は食べ物の話の書籍を読む、ではなく聞い
ています。
いわゆる「これを食べると怖いぞ!」という警鐘を鳴らしている本で
す。
聞いていると「ぞっ」とするような話が多いのですが、既にこの本を
数年前に読み切っている嫁さんからは「ようするに自分で作ればよいのよ。
しっかりした材料と調味料があれば栄養をとれるものがおいしくでき
るのよ」と軽やかに話してくれる。
日常的にそういう普通の食事をいただいている、ということのありが
たさに、今更気付く49歳。

食べ物が「腹をふくらます」ことだけで無く、「エネルギーのあるも
のをしっかりと体内に取り込む」ということを考えたりしてみると、
やっぱり育てる「土」「水」の存在の大きさに気付いたりもできるよう
です。
竈メールの読者の方々はもう既にそんなことには気付いていて実践さ
れている人がほとんどなのでしょうね。
今更ですが見つめ直す、という自戒を込めて今回のテキストとさせて
いただきました。

三重は梅雨に入ったというのにまるで高原にでもいるような爽やかな
天気が数日続いています。
このメルマガ配信時にはきっとしとしと雨が降っているとは思います
が。
あまりに爽やかなので少し雨の匂いも嗅ぎたいような気分にもなって
います。

梅雨明けの大雨にならないことを祈りたいと思います。

番外編になりますが…

私が所属している公益社団法人日本写真家協会の公募展2017JPS展名
古屋展が今年も7月に開催されます。
(今年はなんと私が名古屋展開催実行委員長を担当しています)
http://www.jps.gr.jp/jpsten/
沢山の公募された写真が愛知県美術館に並びます。会場に7月11日~
の開催になります。会期中の7月15日には講演会なども開催されます。
是非足をお運びいただければと思います。会場に入場できる招待券を
竈の家に置かせていただきますのでイベント時などのときにでも必要
な方はお受け取りください。

また7月30日には「親子で楽しむ、こども森の写真教室」を三重県
津市白山町で開催します。
こちらは現在募集中ですのでご興味ある方は是非HPをご覧ください。
http://www.zc.ztv.ne.jp/miemori/photo.html

gallery0369夏の開催は
7月21日~23日、28日~30日、8月4日~6日の9日間
写真展は松原の母親の郷里を撮影した「郷」
(現在仮タイトル)という展示を開催予定です
http://www.matsubara-yutaka.com/gallery/index.html

番外編お知らせでした。

  写真師松原
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by uneme_tayuu | 2017-06-21 08:40 | 暮らし暦 | Comments(0)

芒種号 -今日は旧暦 5月11日です-

この頃、ゆっくり動くことを心がけています。
深呼吸をして、一つ一つの動作を丁寧に。

食事の時はよく噛んで。
文字を書く時はなるべくきれいにバランスよく。
掃除も仕事も、手早くよりは、丁寧に。
そうやってゆっくり丁寧に動くことを意識しだしてから、休む間もな
く独楽鼠のように働いているという感覚が薄くなってきたように思いま
す。
もちろん、限られた時間で出来ることが減ったことは確かですが、心
の充足感が増えたように思うのです。

花に水をやるとき、機械的にやれば10分で済むものを、一つ一つの花
を愛でながらその花に元気があるのかないのかを、水をたっぷり欲しが
っているのか今日は少しでよさそうか、確かめながらすると倍の20分あ
っても全く時間は足りません。
母の介護も同じで、ただ食事の時間になったから、寝る時間になった
からそれをさせるというのと、表情を見ながら、話す言葉を聞きながら、
何を考えているのか、どうしたいと思っているのか、対話を通して適切
に対応していくのとでは、時間のかかり方が全く違います。

でも若い頃のように時間が無限にあるとは思えなくなってきた今日こ
の頃、今やっていることは楽しくないことだから適当に早く済ましてし
まおうとか、これが終わったら次は何に取り組もうかなどと考えながら、
今を無駄に“流してしまう“ことは出来ないと思うようになってきたの
です。
今取り組んでいることに全神経を注ぐ。それは、一つのことに意識を
集中させるので、案外、ストレスが少なく、満ち足りた感があるもので
す。
持ち時間が少なくなってきた上にじっくり物事に取り組めば、当然、
できることは限定されてしまいますが、だからこそ本当にやりたいこと
を、しなければならないことを特定し、できないことは諦める。
あれもこれもと自分に多くを課するのではなく、物欲と共に課するこ
とも減らしていく。
それをきっと世間では心の断捨離というのでしょう。

By かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2017-06-05 14:41 | 暮らし暦 | Comments(0)

小満号 -今日は旧暦 4月26日です-

「野菜が高い」自炊を始めてからのこの一年、この言葉をよく耳にし
ました。それまでは日々の食材を自分が買うことはほとんどなかったた
め、主婦の友達がぼやいていてもあまり実感はなかったのですが、自分
の財布に直接関係するようになってからやっと意識し始めたといったと
ころでしょうか。

「高い」と感じるということは、適正価格はもっと安いと思っている
ということですよね。その感覚ってどこから生まれているのでしょうか。

私の親は、自家消費用に野菜を作っています。
種や苗を購入し、畑をおこし、植えて、育てて、収穫する。その間、
数か月。ほぼ毎日畑の様子を見に行き、それはそれは手間も時間もかか
っています。それでも、天候や虫害などで、思い通りに収穫できないこ
ともめずらしいことではありません。

母親は時々ぼやきます。
「この野菜、苗が○○円もするのに、スーパーでは1個△△円で売っ
とるんやに。作るのアホみたいやわ。どうなっとんのやろ。」
「みんな野菜が高い高いて言うけど、何百円かのことやん。お菓子や
ケーキやパンや、どこそこのランチが美味しいとかはパッパとお金使う
のに。」

自分に出来ないことをやってくれている人がいる。(農業に限った話
ではありませんが。)
そういったことに感謝して、適正価格で生産者を応援する消費者であ
りたいなぁと思います。

 千鶴子
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by uneme_tayuu | 2017-05-21 22:20 | 暮らし暦 | Comments(0)

立夏号 -今日は旧暦 4月10日です-

暦の上では「立夏」を迎えました。天気の良い日は午後6時を過ぎても戸外が明るく、日が長くなってきたなあと感じています。

去る4月29日、岐阜県高山市で行われた「高山祭屋台の総曳き揃え」を見てきました。高山祭の屋台行事を含む全国の「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコの無形文化遺産に登録されたのを記念して、春の高山祭(山王祭)の屋台12台と、秋の高山祭(八幡祭)の屋台11台の計23台が一斉に繰り出されるという趣向で、23台が同じ場所に曳き揃えられるのは55年ぶりだったそうです。

特に素晴らしかったのは夜の屋台曳き廻し。春と秋の祭屋台が交互に列をなして(いつもの春・秋の祭だったら絶対に実現しない順番!)、町なかを巡りました。それぞれの屋台を飾る提灯のあかりが、ある屋台では龍や獅子の彫刻、ある屋台では精巧なからくり人形、ある屋台ではきらびやかな刺繍幕を浮き上がらせて、昔の人々の美意識の高さに感動しました。

行事には、地元の方々が総出で参加していました。小さな子どもたちは獅子舞を踊り、屋台の上から観衆に笑顔で手を振る。屋台を曳く大人の男たちは、昼間から祝い酒を呑みつつ、観光客に自分のまちの屋台の特徴を語り、自慢してくれる。地域に生きる人がいるからこそ、現代の私たちはこうした伝統を目の当たりにすることができるのだと、感謝の念がわいてきました。

日本では多くの地方が人口減少に直面し、高山市も例外ではありません。大幅な人口増加へと歯車を逆回転させることはおそらくできないのでしょうが、親から子、子から孫へという世代のバトンタッチが続き、豊かな地方の文化が守られていくよう、私もできることを頑張っていきたいと思います。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2017-05-05 18:37 | 暮らし暦 | Comments(0)

穀雨号 -今日は旧暦 3月24日です-

 穀雨(こくう)

田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。穀雨とは、穀
物の成長を助ける雨のことである。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を
生化すればなり」と記されている。穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八
十八夜がある。
(Wikipediaより抜粋)

私の住んでいる三重県美里では田んぼに水が入りはじめて早いところ
では田植が終わったところもあります。(おそらく全国的にみても三重
は田植が早いほうなのではないかと思います。田植えが早いので稲刈り
時期も早くお盆前に刈り入れが終わるところもあります。)これから梅
雨に入るあたりまで池が沢山誕生したようにも見えるアジア的な美しい
風景が広がります。

先日鹿猟の取材を担当させていただく機会があり、鹿を解体するとこ
ろまでおつき合いさせてもらいました。
銃で仕留めた鹿を山から下ろし軽トラに積み込み解体する場所に運び、
足を広げてナイフで腹を割ります。
狩猟を見せてくれた方はひとつ、ひとつ丁寧に手順を解説してくれま
す。腹を割きはじめると「どばっ」と血が流れてきます。「いきもの」
にはこんなにもたくさんの血液があるのか、というほど多量です。内臓
類の存在もしっかり確認できます。
また鹿肉を清潔なところで解体する必要性、ということについても学
ばせてもらうことができました。
解体を進めて行くところを見せてもらいながら「解体」とは肉体を使
うことだな、と改めて感じていました。
「血」を見ることで生き物であることをはっきりと認識する。見せて
もらいながらお節介かもしれないが「解体」というところはどこかで見
ておいた方が良いのではないか?と考えはじめました。

生き物をいただく前の行程を見ること、そのことは正しいとか正しく
ないとか、〇とか×とか、2者選択ということでは無く、余計なお世話
かもしれないが、いくらかの年齢に達するまでに一度は見ておくことが
必要なのでは無いかと考えて見た。
「血」をみることや食肉を流通するところをみて学ぶこと。「生きて
いる物を食べるということは生き物を血を出して殺してそれを食べれる
ように加工して私たちの口に入っていただく、ということなのだ。」そ
んなことを極力自然な感じで「みる」機会があれば感覚の中にいい意味
で入り込んでくれるのでは無いか? そんなことを思ったのです。

若い人達に聞いたことがあるのですが最近では小学校などで鮒の解剖
も蛙の解剖もやらないところもあるようです。それは何故だろう?
「かわいそうだから?」なのか? なぜ小学校など義務教育で解剖を
行わないのか? 私には全く分からない。
仮に「かわいそう」ということが起因しているならば、そのことは経
験を無理矢理奪うことになってはしないだろうか?ほんとに教育関係者
が「解剖は止めよう」と進めたのだろうか? 何故?

目の前の鹿の解体を見せてもらいながら、そんなことを思い浮かべて
考えてみた。実体を見ることは時に経験として「つらい」こともあるか
もしれない。それでも重要な点は「かわいそう」と感じる行為を通過し
た上で私たちの口に入る「たべもの」たちがあるということだと思う。
一つの行為をみて「かわいそう」というように簡単、単純に吐かれた
言葉が一人歩きして様々な事柄の経験を遠ざけているとすると、それは
その経験をできなかった人が逆説的に「かわいそう」ということになり
はしないのか?(これは私の単純な思い込みであるかもしれませんが)
それはいろんなところで「実体を知らない」という人を生み出している
ことになりはしないのか?

デジタルコンテンツの時代情報と実体験、この双方の融合がとても大
切だと感じた今回の取材体験でした。

皆さんはどのように考えますか?


◆私からのお知らせです。
昔から続く印画紙に光を当てて暗い部屋で制作したアナログ白黒プリ
ントによる写真展を美里に開設したギャラリーで4月30まで開催してま
す。
詳細情報は下記アドレスにて。
http://www.matsubara-yutaka.com/gallery/


 写真師松原
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by uneme_tayuu | 2017-04-20 16:03 | 暮らし暦 | Comments(0)

清明号 -今日は旧暦 3月 8日です-

かまどメールの時間です。一分ほどお付き合いいただければ幸いです。
今回は中谷が書きました。

私が住んでいる集落の今朝の気温は0度。冬の間に寒さに慣れた体に
はそんなに寒くは感じませんが、この時期にしてはけっこうな寒さでし
た。

今日は地球寒冷化の話題を書きます。実は昨年の小寒号で、地球温暖
化の原因には諸説あり、二酸化炭素の増加と太陽活動の活発化が代表的
で、私は後者を支持し、地球は寒冷化に向かうだろうと予想していると
書きました。

NASAの発表によると、太陽の黒点が3月6日から21日まで記録されませ
んでした。2010年4月以来で、これは太陽活動が停滞し、地球に降り注
ぐエネルギーが減少するという結果となります。今回の太陽活動の停滞
がこの春の寒さの原因と短絡的に結びつけることはしませんが、寒冷化
に向かう可能性が高くなっているとは予想しています。

あの地球温暖化の騒ぎは何だったのか! という疑問が私のなかにく
すぶっています。正確なことはなかなかわからないということがわかっ
たので、こんどからは巷で流行る言説には二度とだませれないぞと深く
心に刻んで筆を置きます。読んでいただいてありがとうございました。


あとがき

今朝5時頃(4月3日)国道の温度計の0度を見たときに、今回のメール
のお題は地球寒冷化でいこうとひらめきました。夜遊びしての朝帰りだ
ったので、一旦床に入って眠りました。起きてPCを開き、さて原稿を書
こうとしたら、お題を忘れてしまっていました。思い出すのに5分ほど
かかりました。58歳の春、先が思いやられます。そろそろかまどメール
を引退する潮時ですかね。

あとがき2

原稿を書くために、いくつかWEBサイトを見ましたが、太陽の活動と
人間の活動には関係があるとの説を見つけました。景気や犯罪との関連、
なかなかおもしろそうなテーマです。

(なかや)
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by uneme_tayuu | 2017-04-04 15:06 | 暮らし暦 | Comments(0)

春分号 -今日は旧暦 2月23日です-

寒い寒いと思っていたのが嘘のように、暖かい日が続いています。
先日の夜サロンの帰り道も、深夜というのに切るような空気の冷たさな
どなく、春の気配が漂う心地よい夜半でした。見上げた空の星の位置は
すっかり移動して春の星座に様変わり。それもそのはず、いつの間にか
春も中日、今日は春分なのですから。

つい先ごろ、歳若い友人とランチをしていて、お墓参りの話が出ました。
「年配の方って毎日お墓に行かれますよね。古市さんは行かれます
か?」言われて、はっと一瞬、言葉に詰まってしまいました。
年配者に思われたことに動揺したのではありません(笑)。
“そういえば年末からしばらく行っていないな!“
と思い出したからです。
元々そんなに小まめにいく方ではないですし(毎日なんてとても無
理!)、特に冬場は寒いので足が遠のくのですが、2月は父の命日があ
るので、必ず一度は参っていたのですが、すっかり失念していました。
お彼岸を前にそんな話が出たのも何かの暗示でしょうか。
この原稿を仕上げたら、日の高いうちに早速お墓に参ることにします。

ところでこの、お彼岸の風習、仏教に由来するとは言うもののインドや
中国では見られない習わしだそうですね。
彼岸と此岸の近いこの時期に西国浄土の先祖に思いをはせ、その年の豊
作と子孫の加護に感謝しつつ、祖先の供養をする。これはこの時期が、
春の農耕の始まる時期と秋の豊穣を祝う時期に重なることから定着して
いった日本の独自の風習で、彼岸会の法要が仏教とは縁のない土着信仰
に基づく行事と共に行われる例も各地で多くみられるようです。
自然と争わず融合する心を持った日本人の気質からくるのでしょうか。

近頃はパワースポットブームで神社に参詣する方が増え、お伊勢さんな
どいつ行っても多くの人で賑わっていますが、お彼岸にはやはり「お墓
参り」。皆さんもぜひ、ご先祖様の供養、忘れないで頂きたいものです。


By かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2017-03-20 08:15 | 暮らし暦 | Comments(0)

啓蟄号 -今日は旧暦 2月 8日です-

今回は鹿児島県最南端:与論島にて原稿を書いています。

3月の第一日曜日に開催される「ヨロンマラソン」に今年もエントリーしました。
ここで人生初のフルマラソンに挑戦したのは今から15年前。
それまで5kmのマラソンしか走ったことがなかったのに、
無茶な挑戦をしたものだと思います。

このマラソン大会の最大の魅力はズバリ「島民あげてのおもてなし」です。
開催前夜のウェルカムパーティーにはじまり、
マラソン中には給水所で水・スポーツドリンクはもちろんのこと、
オレンジ・パイナップル・島特産の黒糖・おにぎり・ヤギ汁etc、
所によっては黒糖焼酎(!)なども振る舞われます。
そして沿道の家の前では、おじい・おばあがパイプ椅子を並べ、
手を叩き、太鼓を叩き、鍋やヤカンを叩き、暑い日差しの下で何時間も
私たちランナーが通り過ぎるのをずっと応援し続けてくれるのです。
とある家では、リクライニング式のベッドに横たわったおばあが
掃き出し窓を開けて応援してくれていたこともありました。
走りながら涙が出そうでした。

以来15年のうち、仕事の都合で参加しない年もあり、走る距離も
フルからハーフに変わりましたが、合計で10回ぐらいは参加しているでしょうか。
今年もウェルカムパーティーでたくさんの人との再会がありました。
パートナーのご病気で昨年は会えなかった70代のご婦人とも再会出来て
うれしかったのですが、介護のため今回が最後の参加なのよ、と彼女から聞いて
少なからずショックを受け、自分が変わらず参加し続けられる環境にいることの
有り難さを実感しました。

3月5日、今年は感謝の気持ちを胸に走ります。

千鶴子
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by uneme_tayuu | 2017-03-05 08:54 | 暮らし暦 | Comments(0)

雨水号 -今日は旧暦1月22日です-

名古屋では「雨水」前日の17日、わずかに温かさを感じる雨が降り
ました。雨水という言葉の通り、空から降るものが雪から雨に変わり、
氷が溶けて水になる季節が訪れようとしています。

こんな時期は心も軽くなってきて、「よし、春だ! 動くぞ!」と言
いたいところですが、最近、身体がずいぶん固くなっていることに気づ
き、危機感を抱いています。長年文章を書く仕事をしていることもあり、
肩こりくらいは仕方がないかな、と思っていたら、いつの間にか、腕や
ら腰やら脚やら、あらゆるところが固い!

ということで、私事ながら今年は運動に少しずつ取り組んでいくのが
目標です。ストレッチから始めて、日常歩く量も増やし、ちょっと脚力
を鍛えて、できればジョギングにも挑戦したい・・・と夢(?)は尽き
ない日々(笑)。

なんともお恥ずかしい有様ですが、春に活動的になれるのも健康あっ
てこそ。皆様もどうぞお元気でお過ごしください。

(紘)
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by uneme_tayuu | 2017-02-18 19:45 | 暮らし暦 | Comments(0)

立春号 -今日は旧暦1月 8日です-

 ヤーヤ祭@三重尾鷲

立春を迎えました。梅が開花した写真がSNSに掲載されはじめました。
日没時間も日に日に遅くなり、光の感じもだんだん春に向かっているよ
うに思います。先週は雪が結構積もる日も多かったですが皆さんの住ん
でいるところではいかがでしたか?ウィキペディアによると二十四節気
が成立した中国内陸部は大陸性気候のためこの時期は気温が上がり始め
ているが、海に囲まれた日本列島ではずれ込み、立春の頃に寒さのピー
クとなることが多い。とあります。未だ寒波が来る時もあるかもしれま
せんが、春の到来が楽しみです。

さて、昨日は節分でした。豆まきされましたか?

節分の日、三重県尾鷲市で取材でした。日本の誇る奇祭「ヤーヤまつ
り」の取材。今年は矢浜町が当番の町(祷務町:とうむまち)の一つで
す。通常は尾鷲港に裸で飛び込むのですがこの矢浜町は矢ノ川という川
に飛び込みます。川への飛び込みは7年に一度です。数日前にそのこと
を知ったのでもちろんその矢浜町で取材を行わせてもらいました。祷屋
(とうや)と呼ばれる詰め所のようなところに団長を訪ねてご挨拶、お
酒を一升奉納して(まつり取材の時は一升瓶を納めるのは大事!なので
す。)その矢浜町のヤーヤまつりをじっくりと見せていただきました。

「チョウサじゃ!、チョウサじゃ!」のかけ声で練りを行います。男
達のかけ声は見ているこちらの気持ちも高揚します。声をかけ、御神酒
をいただきながら撮影を進めさせてもらいました。そんな様子(男達)
を若い女子達や昔若かった女性達がほんとに「キラキラ」した瞳で見つ
めています。「いい瞳してるねえ!」なんて言いながら、その瞳に向け、
おじさんはシャッターを切らせてもらいました。
なんかキラキラ瞳を久しぶりに見たような気がします。幸せな感じに浸
れました。なんだか祭りの取材とは別の取材になってきたような気もし
ますが(笑)。

川で清めて町を練り、氏神様にお参りして練り場所でもある祷屋前で
最期の練り。(この時にキラキラ瞳の女子達に沢山会えたわけです!)
素晴らしい祭りですよ、尾鷲のヤーヤ祭り。奇祭と呼ばれているまつり
を見て「血が躍動する」自分に会える人も多いかもしれません。是非出
かけてみてください。

2月1日から5日のうち練りは2日から4日に行われます。

参考情報です。
尾鷲ヤーヤー祭りの詳細は下記アドレスを参考にしてみてください。

https://www.kankomie.or.jp/event/detail_35110.html

http://www.kumadoco.net/dictionary/report.php?no=29

http://genki3.net/?p=20802

かなり以前銭湯取材で訪れたときのレポート
http://www.salsica.com/?p=8017


松原豊(写真家)
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by uneme_tayuu | 2017-02-04 17:12 | 暮らし暦 | Comments(0)