2017年 06月 05日 ( 1 )

芒種号 -今日は旧暦 5月11日です-

この頃、ゆっくり動くことを心がけています。
深呼吸をして、一つ一つの動作を丁寧に。

食事の時はよく噛んで。
文字を書く時はなるべくきれいにバランスよく。
掃除も仕事も、手早くよりは、丁寧に。
そうやってゆっくり丁寧に動くことを意識しだしてから、休む間もな
く独楽鼠のように働いているという感覚が薄くなってきたように思いま
す。
もちろん、限られた時間で出来ることが減ったことは確かですが、心
の充足感が増えたように思うのです。

花に水をやるとき、機械的にやれば10分で済むものを、一つ一つの花
を愛でながらその花に元気があるのかないのかを、水をたっぷり欲しが
っているのか今日は少しでよさそうか、確かめながらすると倍の20分あ
っても全く時間は足りません。
母の介護も同じで、ただ食事の時間になったから、寝る時間になった
からそれをさせるというのと、表情を見ながら、話す言葉を聞きながら、
何を考えているのか、どうしたいと思っているのか、対話を通して適切
に対応していくのとでは、時間のかかり方が全く違います。

でも若い頃のように時間が無限にあるとは思えなくなってきた今日こ
の頃、今やっていることは楽しくないことだから適当に早く済ましてし
まおうとか、これが終わったら次は何に取り組もうかなどと考えながら、
今を無駄に“流してしまう“ことは出来ないと思うようになってきたの
です。
今取り組んでいることに全神経を注ぐ。それは、一つのことに意識を
集中させるので、案外、ストレスが少なく、満ち足りた感があるもので
す。
持ち時間が少なくなってきた上にじっくり物事に取り組めば、当然、
できることは限定されてしまいますが、だからこそ本当にやりたいこと
を、しなければならないことを特定し、できないことは諦める。
あれもこれもと自分に多くを課するのではなく、物欲と共に課するこ
とも減らしていく。
それをきっと世間では心の断捨離というのでしょう。

By かまど管理人
[PR]
by uneme_tayuu | 2017-06-05 14:41 | 暮らし暦 | Comments(0)