小寒号 -今日は旧暦11月28日です-

寒さがもっとも厳しくなる少し前を、二十四節気では「小寒」と呼びます。
寒の入りとも言われるちょうどこの頃、新暦ではすでに、新しい年が始まっています。

せわしなく季節をやり過ごしている人も、一年の初めの月である正月を忘れることはない
でしょう。心あらたまる月として、諸事を祝い、個々が身を引き締める気持ちは、昔も今も
変わりありません。
にもかかわらず、お正月の風景は随分と様変わりしていまいました。
注連縄飾り、門松飾りのないお家が増えました。車は注連縄を張らない人の方が多いで
す。
年始参りも、私が小学校高学年位までは、親戚だけでなく近所の方も晴着を着て年始の
ご挨拶にみえましたが、今はもう誰もおみえになりません。
獅子舞も来なくなって随分経ちますし、羽根突きや凧揚げをしている子供は、見かけたら
きっと、その方が驚いてしまうことでしょう。

かく懐かしむ私でさえご他聞に漏れず・・で、何か特別なことをするでもなく、たまの長期
休暇を家族旅行にあててしまっているわけで・・・。
でも今年は、いつもより少しだけ厳かな気持ちで、新年を迎えられたような気がします。

若水を神棚や先祖に供え新年の挨拶をする。地元の八幡様へお参りをする。
そういうことに形だけでなく、感謝の気持ちをこめられるようになったのは、こうしてみなさ
んと一年の節目を意識しながら、季節の移り変わりを愛でるようになったからに他なりま
せん。

“二十四節気を知ることは、農耕民族として発達した我々の祖先を想うこと”

新暦にあてはめると実際の季節感と異なる印象を与える場合もありますが、日本古来の
風習を知り、知恵を知る。自然を畏怖する気持ちを持つ。日本のしきたりを見直し、もう一
度現代の生活に取り入れてみる。
僅かの心がけの違いで、生活はぐっと豊かに潤うということを知ることのできる一年でも
ありました。

今年もかまどの会は続きます。
新春は新春らしく、夏には夏らしく、楽しい企画を考えながら、昨年にもまして楽しい時を
を共有できますよう、実りある豊かな暮らしが私達のもとに訪れますよう、願っています。
本年もよろしくお願いいたします。


  by かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2008-01-06 20:23 | 暮らし暦 | Comments(0)
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