第6回かまどの会

竈の家に嬉しいプレゼントがあった。
それはなんと「羽釜」。
竈フードコーディネーターヨウコさんが、ご実家にあった羽釜を、年に一度くらいしか使わないからと言って、蔵からわざわざ出して、竈の会のために届けてくれたのだ。
プレゼントといっても頂きものではない。大切な預かりものだ。
どきどきしながら羽釜受け渡し式が、かつ厳かに行なわれた。
見るからに大きな羽釜は、二升は軽く炊けるという大きさ。竈の家にもとからあった羽釜と比べると大人と子供くらい大きさが違う。蓋の重みもずっしり重厚だ。
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    (羽釜一つで家の格の高さ、大きさが手に取るように分かる)

そんなことだから、いざ釜に据えようとすると当然のように、竈の釜の輪っかと大きさと合わない。
が、そこはわれらサバイバル派人間。
いつものように「なんとかなるだろう」のもとなんの心配もなく料理仕度は始まった。

そうなのだ。
今までだって、従前使用されてきた羽釜に小さな穴があって使えないと知ると、ハソリ釜や別の釜でご飯を炊いたり、その都度工夫を凝らしてきた。
今回も、石垣島から届いた新商品「ゴーヤ珈琲」の試飲がしたいとなると、キッチンペーパーで豆を漉したり、自然に近い生活を疑似体験していると有り合わせの物で足りないものを補う生活の知恵が身につくものらしい。
いまどきのマニュアル人間にはない応用力をみなが持ち合わせているから頼もしい。


そしてもう一つ、今回はテーブルのプレゼントもあった。

f0044728_1445041.jpg新しく買い換えられたテーブルに役目を奪われた使い込まれたテーブルの新しい役割。
古いものを粗末にせず大切に再利用してきた昔の人の知恵がここでも自然と生きている。

通り土間に置かれたテーブルに並べられた料理の数々を見ていたら
このまま「美味しい!」だけで終わってしまうのが
もったいないくらいに思えてきた。

レシピを集めて「竈で炊くご飯集」などにまとめられないか?
新たな構想も沸いてくる。


そうした企画を通じて、少しでも
「健康的で自然にやさしい昔ながらの生活スタイル、
自然との共生を考えることができ、
竈のある暮らしを楽しめる人たちとの輪を広げていく。」という
会の趣旨に共感できる人の輪が広がっていくことができたなら、この上なく幸せになれるかも知れない。

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     (大きなテーブルの登場で部屋でまったりとくつろぐみなさんのお姿)

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     (小雨の降る中、今日は草刈隊も大活躍)

以上のように、今回も楽しい会は無事終了したのでした。
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by uneme_tayuu | 2006-07-24 13:36 | かまど通信 | Comments(8)
Commented by MIWAKO-hagoromo at 2006-07-25 00:28
 今回もまった~り、楽しませていただきました。
ありがとうございました♪♪
お二人のメインシェフのお料理を夕方、まるでお子ちゃまのようにガツガツ頂きました。美味しいお料理、まったりとした時間、素敵な方達。。。
しあわせなひとときでした。
 PS、お庭の片隅のみょうがも美味しかったですね☆
次回の会だと、とれたてはどうなのでしょう??
 日本のハーブと呼ばれるものが、私は大好きです。。。
だってひっそりと、そして、あんまり自己主張しないから。。。
Commented by uneme_tayuu at 2006-07-25 07:20
こちらこそありがとうございました♪
本当にあくせくせずゆっくりできた一日だったと思います。

そうそう、あれが茗荷だなんて全然知らなかった!
毎年あの辺りに群がっているので宿根性の野草だとは思ってましたが・・
花が咲いているところも初めて見ました。
MIWAKO-hagoromoさんのお陰で新発見!
美しく、美味しかったです!!
残念ながら次回はもうないでしょうね。。。
だって、私の大好きな薬味なんだから。。。(笑)

いえいえ、日本のハーブいいですよね。
Commented by magnolia_tree at 2006-07-26 01:02
久しぶりの「竈の会」、楽しい一日でした!!

みんなでごはんを作ってみんなで食べるのって、やっぱり良い
なぁ・・・としみじみ。それが心地いい空間であり、集まっている
人たちは大好きな人たちばかりだというのは、この上なく幸せ。
そんな時間をくださって、本当にありがとうございます。

「竈ごはんレシピ」、いいですね!プロジェクトのひとつに組み
入れましょう!
既にもうひとりの“くまさん”と次回は何を作ろうか、という話
もしていたんですよー。

そうそう、あの時、ミョウガを買い忘れてたんです。庭にあった
なんて。さすが。
Commented by kuma28 at 2006-07-26 10:26 x
皆さん、遊んでくれてありがとう。
草刈、お疲れ様でした。

心残りは、ご飯炊きに100%集中できなかったことです。
機会ありましたら、再挑戦させてください。
次回の秋ごろは、なにがおいしいかな~。

今週末は、長野の山小屋で道普請と食事会。痩せてる暇がないです。

皆様、夏を楽しんでください。
中年老いやすく、腹へこみがたし。
命短し、恋せよ乙女。
Commented by uneme_tayuu at 2006-07-27 10:49
magnolia_treeさん、他にも予定があったのに来てくださって
ありがとうございます。
やはり竈は、magnolia_treeさんあってこそです。

茗荷はMIWAKOさんに教えてもらったんですよ~。
「さっきあそこら辺で見かけたけど・・・」って。
さっそく採取して試食。市販のものよりアクが強くて苦みばしった感じは
さすがは野生って気がしました。
今度からは買い忘れても心配いりませんね☆

Commented by uneme_tayuu at 2006-07-27 10:58
kumaさんもありがとうございました&お疲れ様です。
最強のシェフコンビ誕生で、美味しいお料理が満喫できることは、
かまどの思ってもみなかった収穫です。
Kumaさんももうなくてはならない重要メンバー
これからもヨロシクお願いします。
次回は私も下働きに参加しますので、ご飯炊き100%集中してくださいね。

そうそうkumaさんの山小屋見学ツアー、こちらもなんとか実現させねばね!

Commented by kuma28 at 2006-09-07 11:28 x
私の家に新しく来たテーブルは、実は40年前のものです。
知り合いの家に引越しのお手伝いに行ったときにもらいうけました。

時間ができたらガタツキを直し、化粧直しをするつもりです。
Commented by uneme_tayuu at 2006-09-16 23:17
kuma28さんもご無沙汰してしまいましたね。

40年前のストーブ!薪ストーブでしょうか?それともだるまストーブ?
古いものでも、丁寧に掃除をしてほんの少し手直しするだけで
見違えるほどきれいになることってありますよね。
ちょうど、掃除をして風を入れただけで竈の家が生き返ったように。
kuma28さんがそういう人で私もなんだかとても嬉しいです。
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