秋分号 -今日は旧暦 8月 4日です-

朝夕に秋らしさが感じられるようになってきた今日このごろ。さて、
かまどの会の皆様にどんな話題をお届けしようかと考えていた秋分の前
日、職場の同僚から「マコモダケ」をおすそ分けしていただきました。
なんという幸運!

マコモダケは、マコモ(漢字で書くと真菰)の根元の茎が膨らんで太
くなった部分を指し、クセがほとんどなく、柔らかいタケノコのような
歯ざわりが特徴です。マコモはイネ科の多年草で、最近は少なくなって
きているかもしれませんが、全国の川や湖沼の水辺などに群生している
身近な植物です。お盆の間、ご先祖様をお迎えする盆棚(精霊棚)にマ
コモで編んだゴザやマコモの葉を敷く地域も多いと思います。

マコモは本来雑草ですが、近年はマコモダケのおいしさに着目して、
地域の農家が栽培して特産品にしようという動きもあります。かまどの
家の近くでは、三重県菰野町が生産に力を入れているのが有名で、ご存
じの方も多いのではないでしょうか。

同僚からもらったレシピに紹介されている順に従い、帰宅してまずは
素焼きにしてみました。一番外側の固い皮だけ外して、根に近い部分を
包丁で少しそぎ落とし、魚焼きのグリルに放り込んで中火~弱火で待つ
こと数分。焦げ目のついた中皮を取ると、真っ白な中身が顔を出しまし
た。食べてみると、ほんのりとした甘みと、ちょうどよい加減のホクホ
ク感がある焼き上がりで大満足!旬の食材を味わうことは、その食材の
チカラが最も満ちている瞬間をいただくことなのだと改めて実感しまし
た。
かまどの会の皆様、今年の秋はぜひともマコモダケもご賞味ください
ませ!

(紘)
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by uneme_tayuu | 2017-09-23 10:27 | 暮らし暦 | Comments(0)
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