霜降号 -今日は旧暦 9月30日です-

 「銭湯」

随分寒くなってきました。皆さんのお宅ではもう暖房器具を入れはじめましたか。まだ現代歴10月ですが美里の家では炬燵を入れはじめました。ゴロゴロする季節の到来です。

少し寒くなってきたのでお風呂、銭湯のお話しをしたいと思います。

最近中学時代の同級生と月1回の連載の為に銭湯に出かけています。国道の広い道を曲がり細い路地のかどを2つ3つ曲がるところに銭湯があることが多い。そのような立地だから車を駐車するにもひと苦労するところも多い。営業時間も短いことが多い。
街中にあるスーパー銭湯とは比べようも無いほど「不便」ということが詰まっている。
それでも何故足を運ぶんだろう?
懐かしいとか、古くさい、昭和っぽい、無くなりつつある風景、暖簾、番台、古くさいロッカー、フルーツ牛乳、牛乳石けん…いろいろな要素があると思います。

惹きつける要素の一つに「体温」という存在のことを考えてみた。

路地の中に存在することの多い銭湯、その土地と共に生きてきた人達が利用者のほとんどです。外来からの客が行くと直ぐに「いつも来てない人やな」とはっきりとわかります。どんなに多少汚れた格好していてもわかるそうです。(私もその外来客の1人)
そんな身近な人達が風呂に入りに来るのですから非常にその土地の濃い感じの言葉のやり取りを聞かせてもらうことが多いわけです。
身体の調子から競輪、競馬などの調子までいろんな話が聞こえてきます。隣の女湯からは年齢を重ねたお姉さん達の声。風呂の中だからよく響く。
そんな何気無い日常会話の存在や繰り返される光景の一つ一つが「銭湯」という場所の魅力となりそれがが体温という存在となって私を惹きつけるのです。

そのことは町の空気に触れたような気になるのかもしれません。町の空気それは町の体温。その体温を感じることは小さな旅をしているような感じなのかもしれません。

どうでしようか、なんだか銭湯に行ってみたくなったのではないでしょうか(笑)。是非たまには銭湯に出かけてみてはいかがでしょうか。一人\400でおつりが来ます。タオル、石けん、シャンプー持参で是非お出かけ下さい。

さて今日も銭湯取材に出かけるとします。もちろん取材のあとはひとっ風呂浴びます。何処かの銭湯で凸凹コンビの2人組みを見かけたら声を掛けてくださいね。

※銭湯巡礼@三重というタイトルで三重で発行している月刊情報誌に毎月連載中です。こちらも是非ページをめくってご覧いただければと思います。(こちらはCMでした、笑)


   写真師松原
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by uneme_tayuu | 2014-10-23 08:32 | 暮らし暦 | Comments(0)
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