清明号 -今日は旧暦 3月 6日です-

桜が満開の季節になりました。この週末はあちこちでお花見イベントが開
催されることでしょう。
私の果樹園(と、呼んでいるところ)でも、シンボルツリーの桜が見頃を迎え
ました。

その一方で、庭に植えてあるボタン桜の木が、今年はとうとうひとつも蕾を
つけませんでした。
弱ってしまった理由は明らかで、よく考えもせず、所狭しと周囲に別の植物
を植え過ぎてしまったからです。
国道から見えるその桜を毎年楽しみにしてくださる方もあったのですが、こ
こ数年は桜の様子を尋ねられるたびに心苦しい思いをしてきました。
でも、枯れてしまったからと放ってもおかれません。勇気を出して近づいて
みると、嬉しいことにひこばえがたくさん元気な若い芽を伸ばしていました。
挿し木するなど何なりしてこの新しい生命を親木の代わりに育てたいと思
います。

どこかで誰かが書いていました。
「畑を耕すことは自分の心を耕すこと」

心に響いて書き留めていた言葉ですが、英語のカルチャーという言葉が
「耕す」を意味するラテン語「colere」に由来し、同じ「colere」から派生した言
葉にカルティべート(=耕す)やアグリカルチャー(=農業)があるということ
など、土地を耕すことが心を耕すことに変化したと思えば納得です。

今まで、自分は庭や畑でどんな植物を育て、何を枯らしてきてしまったか。
それを考えることは、自分という畑がどんな土壌で、これからは何をどのよ
うに育てていけばいいのか、心の耕し方を探る上でもとても重要なことに思
えてきます。
庭にも心にも植物が豊かに育み四季折々の美しい花が咲くように、日々耕
す努力を怠らないようにしたいものです。

By かまど管理人
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by uneme_tayuu | 2014-04-05 09:40 | 暮らし暦 | Comments(0)
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