小雪号 -今日は旧暦10月 9日です-

今日は小雪ですね。この原稿を書いている前日の晩はそんなに冷え込
んでいませんが、果たして今日はどんな日になっているのでしょう。

前々回のかまどメールで「かまど管理人」が書いていたお話、頑張っ
ているいる人を見かけたら思い切ってほめましょうという文を読んで
思い出した言葉がありました。「一隅を照らす」という言葉です。

正確な意味を知らぬままか忘れてしまったまま記憶の底に沈んでいま
した。意味をしらべてみると素晴らしい言葉でした。私なりの理解を
書いてみますと、自分のできること、すべきことに正しく取り組み、
それを通じて世のため人のためになること。目先の利益にとらわれず、
正しいと信ずることを行う となります。

原典は、最澄の『天台法華宗年分学生式』の冒頭の言葉の一部です。
「古人言く、径寸十枚、これ国宝に非ず。一隅を照す、これ則ち国宝
なり、と」これはこれは最澄の師、唐の湛然の著『止観輔行伝弘決』
にある次の話を踏まえている。

むかし、魏王が言った。「私の国には直径一寸の玉が十枚あって、車
の前後を照らす。これが国の宝だ」。

すると、斉王が答えた。「私の国にはそんな玉はない。だが、それぞ
れの一隅をしっかり守っている人材がいる。それぞれが自分の守る一
隅を照らせば、車の前後どころか、千里を照らす。これこそ国の宝
だ」と。

私自身を省みると、刹那刹那に自分だけに有利になるような判断をし
てきたことが多いことに気づきました。それも生半可な知識をもとに。
これからまだ歩んでいく人生ですが、「一隅を照らす」生き方を模索
していきたいと思います。

以下のサイトから引用しました。もしお時間がありましたらお読みい
ただくことをおすすめしたいです。
http://ichigu.net/person/index.html
http://www.chichi.co.jp/ichigu.html

kuma28
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by uneme_tayuu | 2012-11-22 19:10 | 暮らし暦 | Comments(0)
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