立冬号 -今日は旧暦 9月24日です-

   立冬

このごろ、殊に寒いなと思っていたら、
やっぱり二十四節気の節目の頃でした。
あらためて、よく練られた暦だなあ、と
感心しています。

ところで、「冬」という言葉の意味とは
なんだろう、と、ふと気になりました。
「寒い」「活動を停止する」
「篭もる(動けない)」「凌ぐ(春までの我慢)」……
野生の生き物たちも冬ごもりをしたり冬眠をしたりするし、
そのような忍耐をイメージさせるものかな、と思っていました。

そこで調べてみると、なんと、
「冬」の字は、乾肉や乾果を
ぶら下げて貯えた姿を示しているそうで
(下のチョンチョンがぶら下げられた物)
「ものを貯える季節」という意味なのだそうです。

それを知って、
「活動停止」だの、「凌ぐ」だの、
ネガティブなイメージばかりを重ねていたことに気付かされて、
目からウロコが落ちました。

冬は、積極的に「ものを蓄える」季節。
寒さや、乾燥した空気は、見方を変えれば
ものを蓄えたり、保存食をつくるために適した
「自然からの恵みの気候」でもあるのですね。

また、人間は冬ごもりせずに暖房を使って
冬の間も活動し続けていますから、
その暖房の熱でコトコト、じっくり加熱する
保存食づくりもできる環境にいます。
なんと、ありがたく、楽しい季節ではないですか。

これからの時期、
冬という季節の恩恵を活かして
おいしい保存食をたくさん作って蓄えよう、
そう思いました。

みなさんにとっても、
「恵みゆたかな冬」に、なりますように。

               emix
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by uneme_tayuu | 2012-11-07 09:14 | 暮らし暦 | Comments(0)
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