秋分号 -今日は旧暦 8月 7日です-

こんにちは。

夏場は布団ではなくて畳の上でそのままタオルケットを被って寝ているのですが、さすがに昨晩は気温も低かったようでお腹を冷やしてしまいました。
そろそろ布団生活に戻るとしますかね(笑)
寒暖の差が激しくなるのでみなさんもこの季節体調管理気をつけて下さいね。
(お腹が緩いのです、自業自得ですね)

先週、新潟の十日町周辺で行われていた「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012」に最終日の 9月17日に行って来ました。 三重県津市美里町からおよそ 600km、深夜の運転でかなり眠くなりながら長野県姨捨辺りで朝を迎え新潟県へ。
それでも山をいくつも越えて十日町に入ったときに見えた田園と曲がった川そして奥には山、山、山……その立体的な風景に遭遇したとき、目もしっかりと醒めました。
日本はほんとに美しい国だとやっぱり思いました。

今回の訪問の目的は大地の芸術祭に出展していた三重県出身の写真家中里さんの展示を見ること(中里さんの展示写真のプリント出力を私が担当させてもらったことから、そのプリントと展示のバランスの確認が必要だったのです)ほかのメジャーな写真家達の作品達を見せてもらうこと、それと里山をどのような感じで芸術祭、という空間にしているのか、とっても見たかったのです。

十日町に到着後中心センターである「キナーレ」へ。
ほとんど何も準備してこなかったので受付センターのようなテントでいろいろ質問。各会場の展示については無料で見れるところもあるのですが基本的にはパスポートを購入して見てもらうことになりますね。ということを初めて知る。
(私)「展示してある数は?」の質問に、(受付)「 300を超えますね。」(私)「1日ではまわれませんね?」という質問にはしばらく沈黙して(受付)「……そ、そうですね。」(そういう質問をする人はほとんどいない!そんな感じ)そんなあほなやり取りをして黄色いパスポートを購入。それと同時にガイドブック(これは美術出版社が発行してました!)というかなり分厚い本も同時購入。
本の分厚さで1日で回れないことの確信を得ることになりました。

この日は写真家の中里さんとキナーレで合流することになっていたのでしばらく時間があったのでキナーレで展示してある現代アート!など鑑賞しました。
鉄道模型を使ったと影絵が移動して行くアートが大人も子供も「おーーーーーーーーーーっ!」と歓声をあげていたのが笑えました。そういう笑いが一番いいな、とも。

そして中里さんと無事合流。
今回は元日本カメラ編集長のKさんも同行です。
合流後、中里さんおすすめの蕎麦屋さんへ。
「へぎそば」、というおおきなザルに盛られた蕎麦をいただきました。
蕎麦もいろんなスタイルがありますね。11時過ぎに入ったのですが既にほぼ満席。出るときには待つ人の列もできていました。
黄色いパスポートを持った人も多かったので町の中はいろんな面で経済効果もあったんでしょうね。

昼食後いよいよ中里さんの写真の展示してある旧小学校の場所、モグラ館呼ばれる場所へ。
入り口に穴に入るよな土でできた穴の中をくぐって入ります。すごく丁寧に作ってあるのがわかります。こういうこだわりはやっぱり面白い。中に入ると廊下の下半分の壁は土壁になっていました。きっとモグラの穴の中を移動する感じなんでしょう。
そんな廊下を移動して中里さんの展示室へ。
今回はトンネルを撮影した作品が飾ってありました。
新潟地方の家に張ってある雪よけの板と新潟の石を使用した空間、中里さんの作り上げる空間にはいつも驚かせられます。展示されているプリントも確認させてもらって、ほかのお部屋に。
教室の1つ1つが展示室になっていました。中里さんに丁寧に案内してもらうと面白さも倍増! しました。(モノリスと呼ばれる土地の断片をスライスしたものが沢山並んでいてその存在感に驚いてしまいました。モノリスと呼ぶことも初めて知りました)
モグラの館で中里さんとは夜までしばし別れて、Kさんと一緒に3カ所ほど回りました。
天気もよくてのんびりと回らせてもらいました。稲刈りの風景を見せてもらいながら移動する風景の存在、都市の中で見る空間とは全く違う世界に面白みを感じました。
展示会場の近所に住むおばあちゃんが「にぎやかでええな!」そんな言葉を聞かせてもらうと、来てよかったと思うのでした。
夜には中里さんと合流してクロージングパーティーに野次馬として参加。

ほとんどお祭り状態のひと渦の中で「そうだ、そうだ、この芸術祭、これはお祭りなんだ!」と納得しました。
大きな大きな芸術祭でしたがいろんなことが重層的な感じで魅せてくれる場所の存在が面白かったのです。
「米がおいしすぎて酒飲む前に食べてしまうと酒が進まないの!」作家さんの言葉がこの芸術祭のお土産の言葉として残りました。

また3年後足を運んでみたいです。もう少し滞在時間を伸ばして。
お付き合いありがとうございました。

※【大地の芸術祭】越後妻有アートトリエンナーレ
7月29日から 9月17日まで51日間開催。
今年で15年目。3年に1回開催。今回は5回目の開催。
(ガイドブックはヒビコレに置いてあります。よければまた読んでみて下さい)


   写真師松原
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by uneme_tayuu | 2012-09-22 09:29 | 暮らし暦 | Comments(0)
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