大寒号 -今日は旧暦12月17日です-

大寒    「もったいない、あきらめない」

竃のみなさん、お元気ですか。最近とても冷えますね。(三重の北西方面は雪がかなり積もったようですね)
こんな冷え込む夜はおいしい純米酒で暖まるのが良いようです。飲めない方は甘酒で!


先週末頃からどうやら今年も流行ってきたインフルエンザをもらいました。体もだるくなるし、仕事も進まないし、いいことありませんので(炬燵でごろごろしながら映画を見れたのはいいことだったかな?)人混みに出かける時は是非マスクなどを着用して完全防備でお出かけ下さい!!


さて、先日こんにゃく作りを体験して来ました。
こんにゃく芋を丁寧に洗って茹でて、ミキサーで砕いて、灰からとった灰汁と混ぜたものを手でこねてまあるくしたり、平たくしたりして形を作って、それを湯の中で茹でたら出来上がり。 1回目はなんだか灰汁の配合が不足だったのかどろんとした「どろんにゃく」が誕生しました。2回目、3回目は配合も充分できちんとした「こんにゃく」が仕上がりました。
このこんにゃくを作る時の灰汁と混ぜるとき手ざわりが変化するのがわかるのと、こねて形を作るのがなんともいい感触でした。(混ぜるときは結構体力いります)

1回目の「どろんにゃく」は失敗したなあ、と諦めていると、教えてもらっているちよっと人生の先輩がもう一度その「どろんにゃく」を残った芋たちと一緒にミキサーにかけています。「どうせダメなんじゃないかなあ?」と思いながらも再挑戦。もう一度灰汁と混ぜてコネコネ、茹でてみました。
結果は良好。見事「どろんにゃく」は「こんにゃく」に大変身! 先輩は「もったいない精神とあきらめないこと」と教えてくれました。こういう粘りを忘れないようにしなければな、と気づかせてくれました。


家に帰ってもう一度こんにゃくを茹で直して水に晒してこんにゃくが完成しました。
このこんにゃく芋、猿でも食べないと言われています。もちろん茹でたそのままを食べることはできません。(食べると口の中とかがヒリヒリしますよ! オススメ!しません、絶対!)
知人と「誰がこの猿でも食べん芋と灰汁を混ぜて食べれるようにしたんかなあ??」という話になりました。偶然、たまたま説、というなかで、貧困時のどうしようも無い時の工夫ではないか? という声も出てきました。なんとなく納得。そういうことを考えてこんにゃくを頂くと、またいつもと違う味わい深い食べ物として存在してきます。
先人たちの叡知にほんの少し触れたような気がしました。


30日は竈の会で味噌作り会が開催されます。いろんな日本の食べ物を作りながら、味わったり考えたりしてみるのもなかなか良いものだと思います。
お時間ある方は是非一緒に作りませんか?

長文になりました。
体に気を付けてお過ごし下さい。

                写真師 松原
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by uneme_tayuu | 2011-01-20 08:19 | 暮らし暦 | Comments(0)
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