春分号 -今日は旧暦 2月 6日です-
竃のみなさんこんにちは。写真師松原です。
村の記憶写真展会場からメール原稿を作成しております。 3月18日から始まった写真展も本日4日目を迎えました。入場者 数も昨日までの3日間で800名を超えております。かなりびっくり しております! 明日22日最終日には14時から写真家中里和人氏 とNagi発行人である吉川和之氏を迎えて写真展会場でギャラリートー クをします。その前後に11時から新田みかんさんの静かな音での尺 八演奏、15時からYellowSoulのこれまた静かな演奏があります。 (音はアナログアンプラグドです!) お時間ある方は是非会場に足をお運び下さい。 (松原、池山はこの2日間会場に詰めております) さて今回この「村の記憶」を撮影しているカメラは4×5インチと 呼ばれるフィルムを使用する大型カメラを使用して撮影しました。ほ んの10年ほど前まではけっこう町の写真屋さんでもよく見かけた蛇 腹タイプで布を冠るタイプの写真機を使用しています。もちろん連続 シャッターは切れません。光量の調節やピントの調節も手動で行いま す。その写真機に三脚と呼ばれるカメラを固定する足をつけての撮影 になります。 そんな古いタイプの写真機での撮影は当然テンポは遅くなります。 被写体になった人からも「まだかいな?」「はよ撮らんかい!」と言 われることもかなりの回数?ありました。 さて、そんな手間のかかるカメラというより写真機と呼ぶ方が似合 う装置を使用して撮影できることは動きを止めた瞬間を狙うことは出 来ないので「じいっ」と動かない、または動きの少ない時間を必然的 に撮影することになります。 撮影といわれるとなぜかカメラを持って「攻め込む」イメージが強 いような気がするのですが、カメラのレンズが受け入れた世界をゆっ くりとフィルムに届け定着させて行く今回のその行為は凸型の世界で はなく凹型の世界。その凹型写真の数々は「じいっ」とこちら側を見 つめてきます。 昨日、ある方から「あきらかに凸タイプでなく凹タイプの写真です ね、近頃珍しい写真ですね」と言葉を頂いたので自分な りにその理由を考えてみました。 撮影した写真は約1メートル×約1.4メートルの大型プリントにし て展示してあります。 会場にてお待ちしております。 黄砂の強い黄色い空の日に 松原 豊(写真師)
by uneme_tayuu
| 2010-03-21 11:32
| 暮らし暦
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