立秋号 -今日は旧暦6月17日です-

先日、思わぬことで、「広島の原爆の火」というものを手にする機会に恵まれまし
た。兵士が身内の形見代わりに守り続けた原爆火災の残り火を、旅の演奏家、丸山
祐一郎さんと、こやまはるこさんが、九州から各地でライブをしながら、北海道ま
で連れて行く…という内容でした。

偶然にも三重の会場が、かまどの仲間の津市の松原さんの店「Hibicore(ヒビコ
レ)」で、翌日の会場が名古屋のいつも世話になっている「空色曲玉」さんでした。
実は私は両者からほぼ同時に案内をもらったのです。結果的に、私は津だけでなく
名古屋まで松原さんと足を運び、ここでもまたいろんな出会いが生まれたのです。

津でも名古屋でも、3つのベンジン懐炉に分けて携帯している原爆の火を、ろうそ
くに移し、コンサートは行われました。まるで供養するかのように。ところが不思
議なことに、怒りと苦しみの炎に「癒されている」自分を発見するのです。懐炉を
手に持たせてもらったのですが、その温かみは生涯忘れられないでしょう。

1945年(昭和20年)の昨日、広島の町を一瞬に吹き飛ばしたピカドン。
その炎が、彼らの演奏と共に、この時代に「人の繋がり」をつくっていきました。
自分に何ができる?なんて思ったりもしながら、とりあえず動いてみたことで、出
会いや再会が生まれて、せめてもの供養になったのだと勝手に確信しております。

(記=かまどメール番人/池山)

参考
http://pace628.blog7.fc2.com/(虹のHoshiプロジェクト)
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by uneme_tayuu | 2009-08-07 22:32 | 暮らし暦 | Comments(0)
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